205 / 214
203.翌朝はよくある話で
しおりを挟む
腹上死するかと思った。
尻穴拡げられすぎて、なかなか戻らなくてたいへんだった。
開きすぎた尻穴をまじまじと見られて愛液を飲まれちゃうし、舌でいっぱい中を舐め舐めされちゃったし、それもジャックとジャンだけじゃなくてロンドとビットにもされちゃって、涙も涎も止まらなかった。
恥ずかしいのにものすごく気持ちよくて、何度も恥ずかしいことを言わされていっぱいイカされて……。
「も、やっ、しないっ、しないぃいい~~~っっ……!」
翌日、俺はでっかい枕を抱きしめてジャックとジャンの手を拒んだ。
ジャンはいつものことだと言うようにニヤニヤしているのがムカつく。ジャックはおろおろしながらも俺を抱きしめようとしてくる。
わかってる。しないなんていくら言ったって俺の身体はすぐ我慢できなくなっちゃうから、二人のイチモツをすぐに欲しくなっちゃうってことぐらい。でも”お仕置き”とか言ってあんなに激しくしなくてもいいと思う。ちんちんの穴、あんまり犯されてものすごく気持ちよくなっちゃったから本当に困るのだ。またぐちゅぐちゅに犯されたくなっちゃうじゃないか。
涙目で二人を睨む。少なくとも一時間はこの枕を離さないぞ。
「カイト……気持ちよくなかったのか? あんなに甘えて抱きついてきたのに……」
ジャックが悲しそうな顔をする。気持ちいいとかよくないとかそういう問題じゃないんだって。
「し、しすぎって言ってんだっ! お、お仕置きとか言ってヤりすぎだろっ!」
顔がどんどん熱くなる。全身に熱が回っているようだ。
「あれぐらいヤらないとわからないだろ? 僕たちがどれだけカイトのことを愛していて、独占したいと思っているかって」
ジャンが面白そうに言うのがすんごくムカつく。
「……今日はしない……」
朝方まで犯されまくったから今日はもう大丈夫だろう。最悪ジャックを転がして上に乗っちゃえばいいと思う。なんだかんだ言って俺の尻穴には逆らえないもんな。
ジャックがこの世の終りのような顔をした。
「なぁ、ジャック」
「なんだ……?」
「ジャックは俺のこと、抱きたいだけなのか……?」
「愛しているから抱きたいんだ。俺の腕の中で喘ぐカイトは最高にかわいいし……」
また顔が熱くなった。
二人が我慢できなくなる前に俺の身体が悲鳴を上げるだろうからそんなことはどうでもいいんだ。ただ、すんごく気に食わない。どうしたら俺はコイツらに一矢報いることができるんだろうか。
考えてみる。
ジャックとのキスは好きだ。キスだけで他は何もさせないと決めたとしても、きっと俺の身体は疼いてジャックのイチモツを求めてしまうだろう。
「……しばらく一人にしてくれ。したくなったら呼ぶから……」
それぐらいしか言うことはできなかった。二人から目をそらし、枕に顔を埋めた。どうせすぐに抱かれたくなっちゃうんだから、それまでは一人にしてほしい。
「嫌だ」
でもそんなことジャックは許してくれなくて。
「少しだけだから、一人にしてくれよ……」
「カイトがしたくなった時側にいられないのは嫌だ」
「ばか……」
どんだけ俺のこと抱きたいんだよ。昨日あんなにしたのに。
顔の熱が去らなくてとても困る。
「触れないから、側にいるのはダメか?」
「……やだ……」
「カイト……」
そんなカオしたってダメだって。だって側にいられるとすぐにしたくなっちゃうから。
「……兄さん、とりあえず朝食にしませんか?」
「あ、ああ、そうだな……」
そう、まだ俺たちは朝食も食べていなかったのだ。でもこういうことは先にはっきりさせておかないとって思うし……。
「カイト、俺が抱いていってもいいか?」
服を受け取って着た後、ジャックに聞かれてどきどきした。なんだよ、いつもなにも言わずに俺のこと抱き上げるくせに。
「……いいよ」
「ありがとう」
優しく抱き上げられてやっぱりときめいてしまう。俺、二人のこと好きすぎじゃないか?
だからどうせすぐに抱かれたくなっちゃうんだ。天使は、好きな人の前ではすぐに身体が疼き始めてしまうって聞いたから。
パンと目玉焼きに肉のソテーが山盛りに置かれ、サラダもボウルいっぱいである。そこから食べられる量だけ取り分けてもらってもしゃもしゃ食べる。フレッシュジュースをもらい、朝からトマトベースの具沢山スープを出されて俺はジャックを窺った。
「どうした?」
「このスープって、ジャックが作ったのか?」
「ああ。どうだ?」
「……おいしい」
「それならよかった」
多分、元の世界のミネストローネスープ? みたいなものなんだろうと思う。具は大きいけどいろんな種類の野菜とベーコンが入っていて栄養満点というかんじだ。ジャックを見ると、俺を愛しくてならないというような目で見つめている。
またどきどきしてしまった。
胃袋を掴まれたら、っていうよな。
「……巨人族の夫って、料理もうまいもん?」
「そうだな、なんでもするぞ。愛しい妻を抱く為なら家事でも仕事でも全力でするものだ」
「ふうん……」
なんかずるいよなって思う。そんな風に甲斐甲斐しく世話をされたらすぐにほだされてしまうじゃないか。
昼前には俺の方から「抱いて」っておねだりしそうだった。
尻穴拡げられすぎて、なかなか戻らなくてたいへんだった。
開きすぎた尻穴をまじまじと見られて愛液を飲まれちゃうし、舌でいっぱい中を舐め舐めされちゃったし、それもジャックとジャンだけじゃなくてロンドとビットにもされちゃって、涙も涎も止まらなかった。
恥ずかしいのにものすごく気持ちよくて、何度も恥ずかしいことを言わされていっぱいイカされて……。
「も、やっ、しないっ、しないぃいい~~~っっ……!」
翌日、俺はでっかい枕を抱きしめてジャックとジャンの手を拒んだ。
ジャンはいつものことだと言うようにニヤニヤしているのがムカつく。ジャックはおろおろしながらも俺を抱きしめようとしてくる。
わかってる。しないなんていくら言ったって俺の身体はすぐ我慢できなくなっちゃうから、二人のイチモツをすぐに欲しくなっちゃうってことぐらい。でも”お仕置き”とか言ってあんなに激しくしなくてもいいと思う。ちんちんの穴、あんまり犯されてものすごく気持ちよくなっちゃったから本当に困るのだ。またぐちゅぐちゅに犯されたくなっちゃうじゃないか。
涙目で二人を睨む。少なくとも一時間はこの枕を離さないぞ。
「カイト……気持ちよくなかったのか? あんなに甘えて抱きついてきたのに……」
ジャックが悲しそうな顔をする。気持ちいいとかよくないとかそういう問題じゃないんだって。
「し、しすぎって言ってんだっ! お、お仕置きとか言ってヤりすぎだろっ!」
顔がどんどん熱くなる。全身に熱が回っているようだ。
「あれぐらいヤらないとわからないだろ? 僕たちがどれだけカイトのことを愛していて、独占したいと思っているかって」
ジャンが面白そうに言うのがすんごくムカつく。
「……今日はしない……」
朝方まで犯されまくったから今日はもう大丈夫だろう。最悪ジャックを転がして上に乗っちゃえばいいと思う。なんだかんだ言って俺の尻穴には逆らえないもんな。
ジャックがこの世の終りのような顔をした。
「なぁ、ジャック」
「なんだ……?」
「ジャックは俺のこと、抱きたいだけなのか……?」
「愛しているから抱きたいんだ。俺の腕の中で喘ぐカイトは最高にかわいいし……」
また顔が熱くなった。
二人が我慢できなくなる前に俺の身体が悲鳴を上げるだろうからそんなことはどうでもいいんだ。ただ、すんごく気に食わない。どうしたら俺はコイツらに一矢報いることができるんだろうか。
考えてみる。
ジャックとのキスは好きだ。キスだけで他は何もさせないと決めたとしても、きっと俺の身体は疼いてジャックのイチモツを求めてしまうだろう。
「……しばらく一人にしてくれ。したくなったら呼ぶから……」
それぐらいしか言うことはできなかった。二人から目をそらし、枕に顔を埋めた。どうせすぐに抱かれたくなっちゃうんだから、それまでは一人にしてほしい。
「嫌だ」
でもそんなことジャックは許してくれなくて。
「少しだけだから、一人にしてくれよ……」
「カイトがしたくなった時側にいられないのは嫌だ」
「ばか……」
どんだけ俺のこと抱きたいんだよ。昨日あんなにしたのに。
顔の熱が去らなくてとても困る。
「触れないから、側にいるのはダメか?」
「……やだ……」
「カイト……」
そんなカオしたってダメだって。だって側にいられるとすぐにしたくなっちゃうから。
「……兄さん、とりあえず朝食にしませんか?」
「あ、ああ、そうだな……」
そう、まだ俺たちは朝食も食べていなかったのだ。でもこういうことは先にはっきりさせておかないとって思うし……。
「カイト、俺が抱いていってもいいか?」
服を受け取って着た後、ジャックに聞かれてどきどきした。なんだよ、いつもなにも言わずに俺のこと抱き上げるくせに。
「……いいよ」
「ありがとう」
優しく抱き上げられてやっぱりときめいてしまう。俺、二人のこと好きすぎじゃないか?
だからどうせすぐに抱かれたくなっちゃうんだ。天使は、好きな人の前ではすぐに身体が疼き始めてしまうって聞いたから。
パンと目玉焼きに肉のソテーが山盛りに置かれ、サラダもボウルいっぱいである。そこから食べられる量だけ取り分けてもらってもしゃもしゃ食べる。フレッシュジュースをもらい、朝からトマトベースの具沢山スープを出されて俺はジャックを窺った。
「どうした?」
「このスープって、ジャックが作ったのか?」
「ああ。どうだ?」
「……おいしい」
「それならよかった」
多分、元の世界のミネストローネスープ? みたいなものなんだろうと思う。具は大きいけどいろんな種類の野菜とベーコンが入っていて栄養満点というかんじだ。ジャックを見ると、俺を愛しくてならないというような目で見つめている。
またどきどきしてしまった。
胃袋を掴まれたら、っていうよな。
「……巨人族の夫って、料理もうまいもん?」
「そうだな、なんでもするぞ。愛しい妻を抱く為なら家事でも仕事でも全力でするものだ」
「ふうん……」
なんかずるいよなって思う。そんな風に甲斐甲斐しく世話をされたらすぐにほだされてしまうじゃないか。
昼前には俺の方から「抱いて」っておねだりしそうだった。
14
お気に入りに追加
3,499
あなたにおすすめの小説
【BL】SNSで人気の訳あり超絶イケメン大学生、前立腺を子宮化され、堕ちる?【R18】
NichePorn
BL
スーパーダーリンに犯される超絶イケメン男子大学生
SNSを開設すれば即10万人フォロワー。
町を歩けばスカウトの嵐。
超絶イケメンなルックスながらどこか抜けた可愛らしい性格で多くの人々を魅了してきた恋司(れんじ)。
そんな人生を謳歌していそうな彼にも、児童保護施設で育った暗い過去や両親の離婚、SNS依存などといった訳ありな点があった。
愛情に飢え、性に奔放になっていく彼は、就活先で出会った世界規模の名門製薬会社の御曹司に手を出してしまい・・・。
獅子帝の宦官長
ごいち
BL
皇帝ラシッドは体格も精力も人並外れているせいで、夜伽に呼ばれた側女たちが怯えて奉仕にならない。
苛立った皇帝に、宦官長のイルハリムは後宮の管理を怠った罰として閨の相手を命じられてしまう。
強面巨根で情愛深い攻×一途で大人しそうだけど隠れ淫乱な受
R18:レイプ・モブレ・SM的表現・暴力表現多少あります。
2022/12/23 エクレア文庫様より電子版・紙版の単行本発売されました
電子版 https://www.cmoa.jp/title/1101371573/
紙版 https://comicomi-studio.com/goods/detail?goodsCd=G0100914003000140675
単行本発売記念として、12/23に番外編SS2本を投稿しております
良かったら獅子帝の世界をお楽しみください
ありがとうございました!
【R-18】♡喘ぎ詰め合わせ♥あほえろ短編集
夜井
BL
完結済みの短編エロのみを公開していきます。
現在公開中の作品(随時更新)
『異世界転生したら、激太触手に犯されて即堕ちしちゃった話♥』
異種姦・産卵・大量中出し・即堕ち・二輪挿し・フェラ/イラマ・ごっくん・乳首責め・結腸責め・尿道責め・トコロテン・小スカ
淫らに壊れる颯太の日常~オフィス調教の性的刺激は蜜の味~
あいだ啓壱(渡辺河童)
BL
~癖になる刺激~の一部として掲載しておりましたが、癖になる刺激の純(痴漢)を今後連載していこうと思うので、別枠として掲載しました。
※R-18作品です。
モブ攻め/快楽堕ち/乳首責め/陰嚢責め/陰茎責め/アナル責め/言葉責め/鈴口責め/3P、等の表現がございます。ご注意ください。
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
身体検査
RIKUTO
BL
次世代優生保護法。この世界の日本は、最適な遺伝子を残し、日本民族の優秀さを維持するとの目的で、
選ばれた青少年たちの体を徹底的に検査する。厳正な検査だというが、異常なほどに性器と排泄器の検査をするのである。それに選ばれたとある少年の全記録。
テニサーに入ったら肉便器になった男の話
鳫葉あん
BL
大学のテニサーに入った新入生が先輩達三人の肉便器に仕立て上げられつつも関係性を変化させようとする総受け話。
始まりは酷いけどハッピーエンドになってると思われます。
※FANBOXで公開してましたが諸事情によりこちらで公開します
※淫語・モロ語・NTR的描写などあります
※ムーンライトノベルズ・pixivにも投稿します
受け付けの全裸お兄さんが店主に客の前で公開プレイされる大人の玩具専門店
ミクリ21 (新)
BL
大人の玩具専門店【ラブシモン】を営む執事服の店主レイザーと、受け付けの全裸お兄さんシモンが毎日公開プレイしている話。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる