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157.何度目かのもうHしない宣言をしてみたら
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ビットに抱かれるのはジャックとジャンの気まぐれだけど、ロンドに抱かれるのは一応月一と決まったようだった。その代わり、ロンドもたまに俺への愛撫に参加するようになった。感じすぎて毎日たいへんである。
「あーっ、あーっ、あーっ……!」
ロンドは精を出された後の俺の尻穴に執着しているようで、ジャンに朝抱かれた後ジャンが俺の乳を飲んでいる間に尻穴をぐちゅぐちゅと舐め始めた。
「ああ、奥様の愛液……とてもおいしいです……」
「やぁあっ、あんっ、あぁんっ、あんっ……!」
ジャンが俺の乳を飲んでるから余計なんだけど、精を出された後の尻穴はとにかく敏感で、ちょっといじられただけでもすごい快感が押し寄せてくる。
「カイトのおっぱいは最高だな」
どうも精を出された後の快感の度合いで出る量や味にも変化があるらしく、俺が感じれば感じるほど乳も愛液(すっごく恥ずかしい)もおいしくなるのだとか。そんなこと知らないし感じすぎてたいへんだからもうやめてほしい。
「やぁあっ、らめっ、おっぱい、らめっ、おしりっ、らめぇっ……!」
「まだそんなことを言っているのか。ビット、カイトのちんちんを舐めてやれ」
「奥様、失礼します」
「やあぁあああーーーっっ、らめっ、らめらめぇっ……!」
ビットにはちんちんをべろべろ舐められ、しかも細くした舌先で尿道を犯されて朝から死ぬかと思った。
「ちんちんっ、やらぁっ……!」
朝からエロいっ、エロエロだよぉ。涙も涎もこぼしながら頭を何度も振っていっぱい感じさせられてしまった。
「も、むりぃ……」
「まだ朝だぞ」
「も、出ない、もん……」
ぐすぐす泣きながら勘弁してほしいってジャンに訴えたけど、無情にも却下されてしまった。鬼だぁ、やっぱり鬼がいるぅ。
尿道からビットの舌が抜き出された後はしばらく精が出るのが止まらなかったし、それを三人が舌なめずりしながら凝視してるしでもう穴があったら埋まりたい。そして出た精はビットがおいしそうに舐め取ったりするし散々だった。
ちゅ、ちゅと頬に口づけられたけどそんなことじゃほだされないんだからな。今日こそはっきり言ってやるっ!
「もぅ、やっ、えっち、しないっ!」
「そんなこと言うなよ……カイトがかわいくてしょうがないんだから」
「かわいいって、言っても、らめっ!」
かわいいは免罪符じゃないぞ!
めちゃくちゃ感じすぎて朝から呂律が回らなくなってるのはどうかと思う。ジャンは愛しくてならないというように俺を見つめている。ビットとロンドがちょっと困ったような顔をしていた。
「なら、コイツらに参加させるのはやめようか」
ビットとロンドがさーっと蒼褪めた。
「そ、そんな……」
「ど、どうか……」
俺はぷいっとそっぽを向いた。
「ジャンともしないっ!」
「……ほう? じゃあ兄さんとはするのか?」
「ジャック、ともしない、もん……」
「そうか、ならいい。だがカイトが死んでしまうのは困るから、二日に一度は僕たちに抱かれてくれ」
「う? う、うん……」
あっさり引き下がったことに首を傾げた。いつもだったら散々なだめられるか、怒ってもっと抱かれちゃうかなのに……。
朝食の席でジャンがジャックに説明すると、ジャックはあからさまに落胆したような顔を見せた。
「カイト……俺にも抱かれてはくれないのか……」
「だって……」
「だって?」
「感じすぎちゃって、つらい、から……」
恥ずかしいけどそう答えたら、ビットとロンドが両手で顔を覆って悶え始めた。なんなんだコイツらは。
「優しく、負担をかけないようにするのもだめなのか?」
「しすぎだから……休ませてほしい……」
「……今日はもう、だめなのか?」
そんな切なそうな顔をされたらジャックとはまだ今日はしてないからいいかなって……。
「だめですよ、兄さん。二日に一度と約束しましたから、カイトを抱くのはせめて明日にしてください」
「そんな……」
ジャックの顔が絶望に染まった。そんなに俺のこと抱きたいのかな……これってやっぱり……。
「ジャックは……俺の身体だけ……?」
「そんなことはない! わかった、明日まで耐えてみせる! だが……その」
「ん?」
「キスは、いいか?」
「うん……」
ジャックとキスするの、好き。
「兄さん、キスだけですよ」
「……わかった。カイトがしたくなってもだめなのか?」
「そうですねぇ……」
ジャンが悪巧みをするような顔をする。俺は絶対に負けないんだからなっ。
「カイトが足を広げて、「ここにおっきいのちょうだい」っておねだりしたら解禁にしましょう」
「えええええ」
ビットとロンドは鼻を押さえて上を向いた。何を想像したんだ何を。
「そ、そんな、ことっ……」
「するはずがない?」
「あ、当たり前だろっ!」
「だがカイトは天使の身体を理解していないだろう?」
俺はムッとした顔をした。
「じ、自分の身体のことなんだからわかるに決まってんだろっ!」
「そうだよな? じゃあ、明日の昼は兄さんに抱かれるといい。二日に一度だから、その後は明々後日になるな。すごくつらいけど愛するカイトの為に耐えることにしよう」
挑発するような物言いをされてむかむかした。大体みんな俺のこと抱きすぎなんだよ。
あー、よかったとこの時俺は思っていた。
だけど、俺の身体はどこまでも天使の身体だったんだ。
ーーーーー
ビットとロンド、何気に仲良し。
「あーっ、あーっ、あーっ……!」
ロンドは精を出された後の俺の尻穴に執着しているようで、ジャンに朝抱かれた後ジャンが俺の乳を飲んでいる間に尻穴をぐちゅぐちゅと舐め始めた。
「ああ、奥様の愛液……とてもおいしいです……」
「やぁあっ、あんっ、あぁんっ、あんっ……!」
ジャンが俺の乳を飲んでるから余計なんだけど、精を出された後の尻穴はとにかく敏感で、ちょっといじられただけでもすごい快感が押し寄せてくる。
「カイトのおっぱいは最高だな」
どうも精を出された後の快感の度合いで出る量や味にも変化があるらしく、俺が感じれば感じるほど乳も愛液(すっごく恥ずかしい)もおいしくなるのだとか。そんなこと知らないし感じすぎてたいへんだからもうやめてほしい。
「やぁあっ、らめっ、おっぱい、らめっ、おしりっ、らめぇっ……!」
「まだそんなことを言っているのか。ビット、カイトのちんちんを舐めてやれ」
「奥様、失礼します」
「やあぁあああーーーっっ、らめっ、らめらめぇっ……!」
ビットにはちんちんをべろべろ舐められ、しかも細くした舌先で尿道を犯されて朝から死ぬかと思った。
「ちんちんっ、やらぁっ……!」
朝からエロいっ、エロエロだよぉ。涙も涎もこぼしながら頭を何度も振っていっぱい感じさせられてしまった。
「も、むりぃ……」
「まだ朝だぞ」
「も、出ない、もん……」
ぐすぐす泣きながら勘弁してほしいってジャンに訴えたけど、無情にも却下されてしまった。鬼だぁ、やっぱり鬼がいるぅ。
尿道からビットの舌が抜き出された後はしばらく精が出るのが止まらなかったし、それを三人が舌なめずりしながら凝視してるしでもう穴があったら埋まりたい。そして出た精はビットがおいしそうに舐め取ったりするし散々だった。
ちゅ、ちゅと頬に口づけられたけどそんなことじゃほだされないんだからな。今日こそはっきり言ってやるっ!
「もぅ、やっ、えっち、しないっ!」
「そんなこと言うなよ……カイトがかわいくてしょうがないんだから」
「かわいいって、言っても、らめっ!」
かわいいは免罪符じゃないぞ!
めちゃくちゃ感じすぎて朝から呂律が回らなくなってるのはどうかと思う。ジャンは愛しくてならないというように俺を見つめている。ビットとロンドがちょっと困ったような顔をしていた。
「なら、コイツらに参加させるのはやめようか」
ビットとロンドがさーっと蒼褪めた。
「そ、そんな……」
「ど、どうか……」
俺はぷいっとそっぽを向いた。
「ジャンともしないっ!」
「……ほう? じゃあ兄さんとはするのか?」
「ジャック、ともしない、もん……」
「そうか、ならいい。だがカイトが死んでしまうのは困るから、二日に一度は僕たちに抱かれてくれ」
「う? う、うん……」
あっさり引き下がったことに首を傾げた。いつもだったら散々なだめられるか、怒ってもっと抱かれちゃうかなのに……。
朝食の席でジャンがジャックに説明すると、ジャックはあからさまに落胆したような顔を見せた。
「カイト……俺にも抱かれてはくれないのか……」
「だって……」
「だって?」
「感じすぎちゃって、つらい、から……」
恥ずかしいけどそう答えたら、ビットとロンドが両手で顔を覆って悶え始めた。なんなんだコイツらは。
「優しく、負担をかけないようにするのもだめなのか?」
「しすぎだから……休ませてほしい……」
「……今日はもう、だめなのか?」
そんな切なそうな顔をされたらジャックとはまだ今日はしてないからいいかなって……。
「だめですよ、兄さん。二日に一度と約束しましたから、カイトを抱くのはせめて明日にしてください」
「そんな……」
ジャックの顔が絶望に染まった。そんなに俺のこと抱きたいのかな……これってやっぱり……。
「ジャックは……俺の身体だけ……?」
「そんなことはない! わかった、明日まで耐えてみせる! だが……その」
「ん?」
「キスは、いいか?」
「うん……」
ジャックとキスするの、好き。
「兄さん、キスだけですよ」
「……わかった。カイトがしたくなってもだめなのか?」
「そうですねぇ……」
ジャンが悪巧みをするような顔をする。俺は絶対に負けないんだからなっ。
「カイトが足を広げて、「ここにおっきいのちょうだい」っておねだりしたら解禁にしましょう」
「えええええ」
ビットとロンドは鼻を押さえて上を向いた。何を想像したんだ何を。
「そ、そんな、ことっ……」
「するはずがない?」
「あ、当たり前だろっ!」
「だがカイトは天使の身体を理解していないだろう?」
俺はムッとした顔をした。
「じ、自分の身体のことなんだからわかるに決まってんだろっ!」
「そうだよな? じゃあ、明日の昼は兄さんに抱かれるといい。二日に一度だから、その後は明々後日になるな。すごくつらいけど愛するカイトの為に耐えることにしよう」
挑発するような物言いをされてむかむかした。大体みんな俺のこと抱きすぎなんだよ。
あー、よかったとこの時俺は思っていた。
だけど、俺の身体はどこまでも天使の身体だったんだ。
ーーーーー
ビットとロンド、何気に仲良し。
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