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128.まだよくわからないけど、またH

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 竜族が求婚しに来るかもって聞いたら本当に怖くなってしまって、夕飯の後もジャックにぎうぎう抱き着いて離れられなくなってしまった。

「……奥様にそんなに怖がられているかと思うと、同じ竜族としてちょっと凹みますね……」

 ロンドが困ったように呟いた。

「だ、だって名前も知らないし、顔も覚えてないし……いくら俺が筆おろししたからって求婚とか……」

 駅弁てかなり不安定になるから落ちそうで怖かったし。

「カイト、大丈夫だ。もし来たとしてもきちんと追い返すから」

 追い返してもまた来るのでは? そんな面倒なのやだぞ。

「失礼ですが奥様。その者はもしかして初めてなのに奥様を持ち上げてしたのですか?」
「……うん、確か、そうだった、と思う……」

 すごくびっくりした覚えがある。ロンドは珍しく天を仰いだ。

「……その者には私が責任をもって指導します。ですのでもし来た際には会うだけ会ってやっていただけませんか? その方が未練が残りにくいかと」

 俺はジャックを窺った。確かにそれで済むなら、とは思う。

「……カイトはそれでいいのか?」
「いいわけじゃないけど……そーゆーのってただ追い返してもまたすぐ来そうじゃん? だったら会って直接断った方がいいのかなって……」
「だが……」

 ジャックはかなり嫉妬深いから、俺をその誰かに見せるのも嫌なんだろうなってことはわかる。その嫉妬を面倒くさいと思う時もあるけど基本は好きだから。

「ジャックがだっこしててくれればだいじょぶだと思う……」
「わかった」

 って言ってもまだその竜族が訪ねてくるかどうかすらわかんないんだけど。でもロンドが言うには金を稼いでいる間に恋人ができなければ間違いなくやってくるという。もー、奴隷商も俺の相手をさせる種族の特徴ぐらい把握してくれればよかったのに。
 俺はそのままずっとぎうぎう抱き着いていたかったんだけど、ジャックが俺に腰をぐりぐり押し付けて尻穴を揉むから困ってしまった。

「ジャック……そんなに押し付けられたら俺の、潰れちゃう……」

 だってジャックのは本当にでっかくて長いのだ。

「ああ、すまん。カイトの大事なところが傷ついてしまったりしたらたいへんだ。確認しないとな……」
「え? やだっ、しなくていいってばっ!」

 ジャックは腰を引いたかと思うと、抱き着いている俺を少し離してベッドに仰向けにした。その間約二秒。そして俺の股間に顔を埋めてしまった。

「あっ、ジャック、やっ、だめっ……!」
「ああ、カイトのちんちんはきれいだな……」

 そんな、俺のちんちん見ながら興奮しないでほしい。俺のちんちんはもう使う場所もなく、誰かにしゃぶられる為にあるみたいだ。いや、まぁ元の世界でも使う場面なんかなかったんだけど! くそう。

「ああんっ……!?」

 はむっとジャックの大きな口に咥えられて、じゅぷじゅぷと舐めしゃぶられてしまう。

「やっ、ジャック、だいじょぶ、だからぁっ……!」

 直接攻撃されたらすぐにイッてしまうからやめてほしい。そうじゃなくたってジャックとかジャンの顔が大きいから口の中も大きくて、萎えた俺自身だとすぐに根元まで咥えられていっぱいしゃぶられてしまうのだ。まだ萎えてないからそう簡単に根元まではって思うんだけど、もちろん根元まで咥えられなくてもすぐにイカされてしまう。

「ジャック、ジャックぅ……すぐイッちゃ、イッちゃううっ……!」

 どーせ俺は早漏ですよ。イッちゃいそうだから放してほしかったけど、じゅじゅじゅじゅってちんちんを吸われてしっかりイカされてしまった。

「ああっ、あっ、あっ、あああああーーーーっっ!?」

 萎えてもジャックはちゅくちゅくとしゃぶり続けるから勘弁してほしい。

「あっ、あっ、イッたからっ、やああっ、しゃぶらなっ、ああんっ……!」

 逃げようにも腰をがっちりと支えられてジャックが満足するまでしゃぶられてしまった。しかもそれで終わるはずもなく、足を持ち上げられてひくひくしている尻穴をペロペロ舐められてしまう。

「やぁっ、ジャックぅ……」
「カイトはどこもかしこもかわいいが、一番かわいいのはここだ」
「あっ、あっ、あっ……」
「このぷっくりとしてキスをねだっているようなおまんこは最高だな」
「やっ、そん、なのっ、言っちゃ……!」

 ジャックめなんてことを言うんだ。恥ずかしくてまたひくひくしてしまうじゃないか。

「カイトのおねだりだもんな」

 人の話を聞け―と思う。

「ああっ、やあぁっ、キス、やぁっ……!」

 ジャックが俺の尻穴にちゅ、ちゅと何度もキスする。恥ずかしくてたまらない。

「バードキスじゃだめだよな」

 ジャックはそう呟いて、今度はその長くて肉厚の舌をぬっぬっと中に入れ始めた。

「やあああーーーーっ!?」

 毎日いっぱい抱かれてるのに尻穴を舐められるのが本当に恥ずかしい。しかも二人の長い舌で中を舐め舐めされたらすぐに腰が砕けてしまう。
 腸壁をべろべろと舐めまくられて、舌を何度も出し入れされる。あまりにも気持ちよくて、俺は無意識に腰を揺らした。

「あんっ、あんっ、なかっ、やああっ、あんっ、あんっ、あんっ……」

 尻穴はいつだって二人が満足するまで舐めまくるのだ。気持ちよすぎて感じすぎちゃうからやめてほしいのだけど、

「とろっとろになっているカイトもかわいい」

 とか寝ぼけたことを言うから、俺はただ涙と涎をこぼしてジャックの愛撫を受けるしかないのだった。
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