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121.そんなにおっぱい舐めちゃだめ
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「やっ……もうっ、胸っ、らめぇっ……!」
ぷっくりと腫れ、ジンジンと熱を持った乳首を、俺は自分の胸を抱きしめるようにしてガードした。ジャックが困ったような顔をしているけど、俺の乳首をこんな風にしてしまったのはジャンとジャックなんだから知らないっ。
「カイト、すまん。すぐ治すから……」
「じゃあ、すぐ治して……舐めちゃ、らめっ……」
感じすぎてしまって呂律がうまく回らない。それも恥ずかしくてしかたない。
「……舐めて治すのは、だめか?」
そんな捨てられた子犬みたいな目で訴えないでほしい。言わないけど、もう二人のこと好きだから言うことを聞いてあげたくなってしまう。
「……らめ……」
顔が熱い。
「……そうか」
でもまだ乳は出てるから、飲んでもらわないとなんだけど……でも治してもらわないと痛いし。
「だが直接触れないことには治せない……」
そんなことは絶対ないはずなんだけど、快感でうまく働かない頭はそうだっけ? と思ってしまった。俺のばかばかっ。
「舐めちゃらめ、らから……」
念を押すように言って腕をおそるおそる外したら、そっとジャックの指が俺の乳首を摘まんだ。
「っ……あっ……!」
「本当は舐めるのが一番いいんだが……」
ジンジンしている乳首を優しくくにくにされるとまた乳が溢れてしまう。もどかしくて吸ってほしいと思ってしまった。でも俺は怒ってるんだからっ。
「ぁっ……あっ……!」
声を抑えようとするんだけどどうしても漏れてしまう。だってなんかジャックの指の動きがエロいんだもん。腫れ、とは違うじんわりとした感覚が乳首を包む。それも気持ちよくて俺は背を反らせてびくびく震えてしまった。
「痛むか……?」
「んっ……へい、き……はや、く、治してっ……」
もどかしい刺激に腰が揺れてしまう。
「カイト、触れるだけだとうまくいかないんだ。舐めればもっと早く治せるんだが……」
ばかばかって思う。絶対そんなわけない。
「うそ、つきっ……!」
涙目で睨んだらジャックがゴクリと唾を飲み込んだ。
「ああだめだ。確かに俺は嘘つきだ。カイト、愛してる……」
「あああっ……!?」
ジャックは苦しそうにそう言うと、顔を落として俺の乳首をちゅううっと吸った。
「あっ、あーーーーっ……!?」
ジンジンしている乳首をちゅくちゅくとしゃぶられて、ツキンとした痛みと共にじんわりとした感覚が広がる。
「やっ、らめっ、らめぇっ……!」
ジャックの頭を引きはがそうにも、手にうまく力が入らないからどうにもならない。
舐めたり吸ったりされながら回復魔法を使われたらだめなのだ。ジャックの魔力が身体に入ってくる感覚に身もだえる。刺激されながら回復魔法なんかかけられたらぁっ。
「あぁんっ、あっ、あっ、あっ、あっ、ぁあっ……!」
「治ったぞ……飲ませてくれ……」
「やああっ、らめえぇっ……!」
もっと乳首が敏感になってしまい、軽く舐められるだけでびくびく震えてしまう。それなのに乳輪から覆うようにして乳首をしごかれたりしたらぁっ。
「あっ、あっ、あああーーーっっ……!」
俺は背をのけ反らせてイッてしまった。乳を飲まれてイクなんてすごく恥ずかしい。
「カイト、イッたのか? かわいい……たまらん……」
「やらぁっ、やらっ、らめっ、らめらめっ……!」
イッて更に感じやすくなっているのに、両方の乳首を交互に吸われて乳をたっぷり飲まれてしまった。飲まれるのは、まぁ、いいんだけど……その、感じちゃうから……。
「おっぱいを飲まれてイクなんて……カイトは本当にかわいいな」
やっと乳が出なくなった乳首をぺろりと舐められて、俺はふるりと身を震わせた。
「やらぁ……言っちゃ……」
「わかった、もう言わない」
「あぁあっ……!? らめえーーーっ……!」
やっと乳首が解放されたと思ったら、今度は萎えた俺自身をぱくりと咥えられてしまった。くちゅくちゅとお掃除フェラをされてしまってびくびく震えてしまう。
「やっ、やっ、しゃぶっちゃっ、あぁんっ、らめっ、らめぇっ……!」
ただでさえ敏感になってるのにそんなことされたらおかしくなっちゃう。わかってるはずなのにジャックは俺自身をおいしそうにしゃぶった。もうっ、後戯もしつこいんだよっ。
「もう、やぁっ……!」
泣きながら抗議して、やっとジャックは俺を解放してくれた。って言っても抱きしめられてるんだけど。
「カイトが可愛すぎてつらい……」
「なに、それ……」
「ずっと、カイトが泣き叫んでも抱いていたくなるんだ……愛しくてならない……」
「…………」
顔が熱い。今にも火が出そうだった。
「……わかんない……」
俺、やだって言ってるのに。
「そうだよな。すまない」
頭を優しく撫でてくれる大きな手に、俺はすぐにほだされてしまう。俺、チョロインじゃね?
でもしょうがないのだ。俺は二人に養ってもらわなければ生きていけないし。
「……後戯、しつこいの、やだ……」
「ああ、すまん」
謝ってもやめてくれる気はないんだよな。
俺が可愛すぎてどうにもならない?
なんていうか……それを嬉しいと感じる自分がいるのもまた確かだった。
うん、俺ってばやっぱりチョロインかもしれない。
ーーーーー
12/1 スピンオフ「敏感なイケメン騎士は童顔騎士に溺愛される」完結しました~。
超敏感な騎士が同僚に身も心も落とされちゃう話です。敏感だから感じすぎちゃってやヴぁい。
まだの方は読んでやってくださいませ~
ぷっくりと腫れ、ジンジンと熱を持った乳首を、俺は自分の胸を抱きしめるようにしてガードした。ジャックが困ったような顔をしているけど、俺の乳首をこんな風にしてしまったのはジャンとジャックなんだから知らないっ。
「カイト、すまん。すぐ治すから……」
「じゃあ、すぐ治して……舐めちゃ、らめっ……」
感じすぎてしまって呂律がうまく回らない。それも恥ずかしくてしかたない。
「……舐めて治すのは、だめか?」
そんな捨てられた子犬みたいな目で訴えないでほしい。言わないけど、もう二人のこと好きだから言うことを聞いてあげたくなってしまう。
「……らめ……」
顔が熱い。
「……そうか」
でもまだ乳は出てるから、飲んでもらわないとなんだけど……でも治してもらわないと痛いし。
「だが直接触れないことには治せない……」
そんなことは絶対ないはずなんだけど、快感でうまく働かない頭はそうだっけ? と思ってしまった。俺のばかばかっ。
「舐めちゃらめ、らから……」
念を押すように言って腕をおそるおそる外したら、そっとジャックの指が俺の乳首を摘まんだ。
「っ……あっ……!」
「本当は舐めるのが一番いいんだが……」
ジンジンしている乳首を優しくくにくにされるとまた乳が溢れてしまう。もどかしくて吸ってほしいと思ってしまった。でも俺は怒ってるんだからっ。
「ぁっ……あっ……!」
声を抑えようとするんだけどどうしても漏れてしまう。だってなんかジャックの指の動きがエロいんだもん。腫れ、とは違うじんわりとした感覚が乳首を包む。それも気持ちよくて俺は背を反らせてびくびく震えてしまった。
「痛むか……?」
「んっ……へい、き……はや、く、治してっ……」
もどかしい刺激に腰が揺れてしまう。
「カイト、触れるだけだとうまくいかないんだ。舐めればもっと早く治せるんだが……」
ばかばかって思う。絶対そんなわけない。
「うそ、つきっ……!」
涙目で睨んだらジャックがゴクリと唾を飲み込んだ。
「ああだめだ。確かに俺は嘘つきだ。カイト、愛してる……」
「あああっ……!?」
ジャックは苦しそうにそう言うと、顔を落として俺の乳首をちゅううっと吸った。
「あっ、あーーーーっ……!?」
ジンジンしている乳首をちゅくちゅくとしゃぶられて、ツキンとした痛みと共にじんわりとした感覚が広がる。
「やっ、らめっ、らめぇっ……!」
ジャックの頭を引きはがそうにも、手にうまく力が入らないからどうにもならない。
舐めたり吸ったりされながら回復魔法を使われたらだめなのだ。ジャックの魔力が身体に入ってくる感覚に身もだえる。刺激されながら回復魔法なんかかけられたらぁっ。
「あぁんっ、あっ、あっ、あっ、あっ、ぁあっ……!」
「治ったぞ……飲ませてくれ……」
「やああっ、らめえぇっ……!」
もっと乳首が敏感になってしまい、軽く舐められるだけでびくびく震えてしまう。それなのに乳輪から覆うようにして乳首をしごかれたりしたらぁっ。
「あっ、あっ、あああーーーっっ……!」
俺は背をのけ反らせてイッてしまった。乳を飲まれてイクなんてすごく恥ずかしい。
「カイト、イッたのか? かわいい……たまらん……」
「やらぁっ、やらっ、らめっ、らめらめっ……!」
イッて更に感じやすくなっているのに、両方の乳首を交互に吸われて乳をたっぷり飲まれてしまった。飲まれるのは、まぁ、いいんだけど……その、感じちゃうから……。
「おっぱいを飲まれてイクなんて……カイトは本当にかわいいな」
やっと乳が出なくなった乳首をぺろりと舐められて、俺はふるりと身を震わせた。
「やらぁ……言っちゃ……」
「わかった、もう言わない」
「あぁあっ……!? らめえーーーっ……!」
やっと乳首が解放されたと思ったら、今度は萎えた俺自身をぱくりと咥えられてしまった。くちゅくちゅとお掃除フェラをされてしまってびくびく震えてしまう。
「やっ、やっ、しゃぶっちゃっ、あぁんっ、らめっ、らめぇっ……!」
ただでさえ敏感になってるのにそんなことされたらおかしくなっちゃう。わかってるはずなのにジャックは俺自身をおいしそうにしゃぶった。もうっ、後戯もしつこいんだよっ。
「もう、やぁっ……!」
泣きながら抗議して、やっとジャックは俺を解放してくれた。って言っても抱きしめられてるんだけど。
「カイトが可愛すぎてつらい……」
「なに、それ……」
「ずっと、カイトが泣き叫んでも抱いていたくなるんだ……愛しくてならない……」
「…………」
顔が熱い。今にも火が出そうだった。
「……わかんない……」
俺、やだって言ってるのに。
「そうだよな。すまない」
頭を優しく撫でてくれる大きな手に、俺はすぐにほだされてしまう。俺、チョロインじゃね?
でもしょうがないのだ。俺は二人に養ってもらわなければ生きていけないし。
「……後戯、しつこいの、やだ……」
「ああ、すまん」
謝ってもやめてくれる気はないんだよな。
俺が可愛すぎてどうにもならない?
なんていうか……それを嬉しいと感じる自分がいるのもまた確かだった。
うん、俺ってばやっぱりチョロインかもしれない。
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12/1 スピンオフ「敏感なイケメン騎士は童顔騎士に溺愛される」完結しました~。
超敏感な騎士が同僚に身も心も落とされちゃう話です。敏感だから感じすぎちゃってやヴぁい。
まだの方は読んでやってくださいませ~
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