上 下
122 / 214

120.二人に愛されるように

しおりを挟む
 ジャンの身体にもたれるようにして、ジャンのとジャックのイチモツを尻穴にねじ込まれている。

「あっ、あっ、あっ、あっ……!」

 尻穴が限界まで拡げられちゃってると思うんだけど、それが気持ちよくてしょうがない。天使だからって、天使だからって俺の身体おかしい。怖いよぉ。
 涙と涎をぼたぼたこぼしながら、全身で快感を味わって震えることしかできなかった。

「カイト……カイト……かわいい、たまらない……」

 奥までずっぽりと、ジャックの凶悪なイチモツも入れられてしまった。あまりの気持ちよさに奥がきゅんきゅんしているのがわかって涙が止まらない。もうっ、なんでこんなに気持ちいいんだよぉ。

「あぁんっ、あっ、あっ、あっ……!」

 ジャンの胸に縋りつきながら、俺はあまりの快感に酔ってしまった。

「動くぞ……」

 苦しそうな声にぞくぞくする。

「あぁっ、だめぇっ……」

 入れられてるだけでこんなに感じてるのに動かされたら……。

「あっ!? あっ、あっ、あっ、ああっ、だめっ、だめだめっ、あんっ、あんっ、あんっ……」

 二人がゆるゆると腰を動かし始めた。だめだって言ってるのに、優しい動きだけど、でもでも。

「カイト、気持ちいいんだろう?」

 ジャンに聞かれてこくこくと頷いた。中をこねこねされる動きが尻穴の奥から全身に広がってたまらない。

「やぁっ、だめっ、あぁんっ、だめぇっ……!」

 おかしくなっちゃう。頭溶けちゃう。助けて、助けて。

「だめばっかりだな……」
「あぁんっ、あんっ、あんっ、だめっ、だめぇっ、だめっ、あぁあああーーーっ……!」

 涙が全然止まらない。悲鳴のような声を上げてまた俺はイカされてしまった。二輪挿しだめだよぉ。気持ちいいよぉ。
 びくびくびくびくっと何度も震えた俺の身体を抱きしめて、

「カイト、イッたのか?」

 ジャックが甘く聞く。それに俺はこくこくと頷いた。気持ちよすぎてだめ。

「……カイトはこれ以上僕たちを夢中にさせてどうするんだろうな?」

 ジャンにからかうように言われたってどうすることもできない。だってただただ気持ちよくなっちゃうんだもん。
 二人が少しだけ腰の動きを止めてくれたから、俺はびくびく震えながらイッた余韻に浸ることができた。

「あっ、はぁ……んんっ、はぁ、んっ……」
「イッてびくびくしてるカイトもかわいい……一生俺たちのものだ。絶対に離さない……」
「んんっ……!」

 そんなこと囁くのやめてほしかった。もっと感じちゃうから。ジャックの声に抱かれて、身体の震えが止まらない。

「カイト、動くぞ……」
「ああっ……!」

 二人のイチモツが中でぬっくんぬっくんと優しく動き出した。俺はジャンの身体に縋りつきながらその動きを全身で受け止める。尻穴の中を刺激されたらもう感じることしかできないから、二人のイチモツの動きに翻弄されるだけだ。

「あぁっ、あっ、あっ、あっ、らめ、らめぇ、あっ、あっ……」

 そんなに中をこねこねされたら溶けちゃうってば。

「感じすぎだな……カイト、かわいいぞ……」
「あーっ、やぁあっ、こねちゃ、ああんっ、こねこねっ、やっ、らめっ、らめらめっ……!」

 悲鳴のような声を上げながらただひたすらに啼かされる。

「やぁあっ、こわぃい……」
「怖くない。僕たちがこんなに愛しているんだ。カイトが感じてしまうのは当たり前だ……」

 愛されてるから、感じちゃう?

「あーっ、あーっ、あーっ……!」

 中をこね回されて、二人がイク前にまたイカされてしまった。気持ちよすぎて脳がショートしそうだった。
 早くイッてほしいけどイッてほしくない。二人がイッたら精液でものすごく感じてしまうから。だからって奥で精液を受け止めないと俺は生きていけない。されるがままに受け入れることしかできなくて、二人がイッてまたその凄まじい快感でイッて、とこれ以上ないってくらい感じさせられた。
 もちろん二人がイッて終りじゃない。二人がイクと俺の胸からはとろとろと乳が出てしまう。ぬぷん、とイチモツを抜かれるのはいいけど、乳を飲まれてしまうのはもうたまらなかった。

「やっ、らめっ、のんじゃ、ああっ……!」

 ジャックに抱きしめられながら身体を起こされて、中に触れる角度が変わってびくびく感じさせられてしまう。そうしてジャンがイチモツを抜き、俺の乳首に吸い付いた。乳を飲まれるのも気持ちいいから困る。俺はジャンの頭をぎうぎう抱きしめながら、中でまた力を取り戻していくジャックのイチモツと、ジャンが舐めしゃぶる胸への刺激でどうにかなってしまいそうだった。

「今日は特に感じやすいな……」
「……カイトの身体がそのように変わってきたのでしょう。僕たちに抱かれやすいように、更に感じやすくなっているのだと思いますよ」
「あっ、あっ、あぁんっ……!」

 乳首咥えたまましゃべっちゃだめだってばあ。しかもなんだって? 俺の身体が二人に抱かれやすいように変わっている? もう冗談じゃないって思ったけど、乳首が腫れるほど舐めしゃぶられて、俺はずっと感じさせられてしまったのだった。



ーーーーー
エロが止まらない~
しおりを挟む
感想 40

あなたにおすすめの小説

身体検査

RIKUTO
BL
次世代優生保護法。この世界の日本は、最適な遺伝子を残し、日本民族の優秀さを維持するとの目的で、 選ばれた青少年たちの体を徹底的に検査する。厳正な検査だというが、異常なほどに性器と排泄器の検査をするのである。それに選ばれたとある少年の全記録。

【書籍化確定、完結】私だけが知らない

綾雅(要らない悪役令嬢1/7発売)
ファンタジー
書籍化確定です。詳細はしばらくお待ちください(o´-ω-)o)ペコッ 目が覚めたら何も覚えていなかった。父と兄を名乗る二人は泣きながら謝る。痩せ細った体、痣が残る肌、誰もが過保護に私を気遣う。けれど、誰もが何が起きたのかを語らなかった。 優しい家族、ぬるま湯のような生活、穏やかに過ぎていく日常……その陰で、人々は己の犯した罪を隠しつつ微笑む。私を守るため、そう言いながら真実から遠ざけた。 やがて、すべてを知った私は――ひとつの決断をする。 記憶喪失から始まる物語。冤罪で殺されかけた私は蘇り、陥れようとした者は断罪される。優しい嘘に隠された真実が徐々に明らかになっていく。 【同時掲載】 小説家になろう、アルファポリス、カクヨム、エブリスタ 2024/12/26……書籍化確定、公表 2023/12/20……小説家になろう 日間、ファンタジー 27位 2023/12/19……番外編完結 2023/12/11……本編完結(番外編、12/12) 2023/08/27……エブリスタ ファンタジートレンド 1位 2023/08/26……カテゴリー変更「恋愛」⇒「ファンタジー」 2023/08/25……アルファポリス HOT女性向け 13位 2023/08/22……小説家になろう 異世界恋愛、日間 22位 2023/08/21……カクヨム 恋愛週間 17位 2023/08/16……カクヨム 恋愛日間 12位 2023/08/14……連載開始

騙されて快楽地獄

てけてとん
BL
友人におすすめされたマッサージ店で快楽地獄に落とされる話です。長すぎたので2話に分けています。

病気になって芸能界から消えたアイドル。退院し、復学先の高校には昔の仕事仲間が居たけれど、彼女は俺だと気付かない

月島日向
ライト文芸
俺、日生遼、本名、竹中祐は2年前に病に倒れた。 人気絶頂だった『Cherry’s』のリーダーをやめた。 2年間の闘病生活に一区切りし、久しぶりに高校に通うことになった。けど、誰も俺の事を元アイドルだとは思わない。薬で細くなった手足。そんな細身の体にアンバランスなムーンフェイス(薬の副作用で顔だけが大きくなる事) 。 誰も俺に気付いてはくれない。そう。 2年間、連絡をくれ続け、俺が無視してきた彼女さえも。 もう、全部どうでもよく感じた。

いじめっこ令息に転生したけど、いじめなかったのに義弟が酷い。

えっしゃー(エミリオ猫)
BL
オレはデニス=アッカー伯爵令息(18才)。成績が悪くて跡継ぎから外された一人息子だ。跡継ぎに養子に来た義弟アルフ(15才)を、グレていじめる令息…の予定だったが、ここが物語の中で、義弟いじめの途中に事故で亡くなる事を思いだした。死にたくないので、優しい兄を目指してるのに、義弟はなかなか義兄上大好き!と言ってくれません。反抗期?思春期かな? そして今日も何故かオレの服が脱げそうです? そんなある日、義弟の親友と出会って…。

美少年に転生したらヤンデレ婚約者が出来ました

SEKISUI
BL
 ブラック企業に勤めていたOLが寝てそのまま永眠したら美少年に転生していた  見た目は勝ち組  中身は社畜  斜めな思考の持ち主  なのでもう働くのは嫌なので怠惰に生きようと思う  そんな主人公はやばい公爵令息に目を付けられて翻弄される    

塾の先生を舐めてはいけません(性的な意味で)

ベータヴィレッジ 現実沈殿村落
BL
個別指導塾で講師のアルバイトを始めたが、妙にスキンシップ多めで懐いてくる生徒がいた。 そしてやがてその生徒の行為はエスカレートし、ついに一線を超えてくる――。

性悪なお嬢様に命令されて泣く泣く恋敵を殺りにいったらヤられました

まりも13
BL
フワフワとした酩酊状態が薄れ、僕は気がつくとパンパンパン、ズチュッと卑猥な音をたてて激しく誰かと交わっていた。 性悪なお嬢様の命令で恋敵を泣く泣く殺りに行ったら逆にヤラれちゃった、ちょっとアホな子の話です。 (ムーンライトノベルにも掲載しています)

処理中です...