【完結】巨人族に二人ががりで溺愛されている俺は淫乱天使さまらしいです

浅葱

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96.乳首ばっかりはだめ

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 正常位でジャンのイチモツを受け入れさせられながら、ジャックに乳首をずっといじられる。尻穴の中が拡げられてて気持ちいいのに、乳首も気持ちよくて女になったみたいだった。でも女だったらこんなに激しくできないよな? だって俺なんかよりよっぽどか弱く見えるし……。
 俺、女扱いされたいのかな?
 なんか乳が出たこともあってか、混乱してるみたいだった。

「あんっ、なかっ、あんっ、ぐりぐりっ、だめっ、だめだめっ、ちくび、ひっぱっちゃっ、やああっ……!」

 ジャックが乳首を咥えながら時々引っ張るのだ。その刺激がダイレクトに尻穴の中に伝わってもっと感じてしまう。

「カイトの中は気持ちいいな……びくびくして、カイトも気持ちいいだろう?」

 そんな恥ずかしいこと言わないでほしいけど、言われて感じてしまうのも確かで。

「あっ、あっ、イイッ、イイッ、よぉっ、んんんっ、かんじゃっ、やぁっ……!」

 乳首甘噛みしちゃだめ。昨日からいっぱいいじられすぎて、乳首が隠れなくなっちゃったような気がする。自分でしっかり確認したわけじゃないからよくわからないけれど。

「カイト、かわいい……好きだ、たまらない……」

 ジャックが呟きながら乳首をたっぷりと舐めしゃぶる。

「あんっ、あんっ、あんっ、あんっ、ああっ、イクッ、イッちゃうっ、イッちゃうううっっ!!」

 そうじゃなくたって尻穴の中の刺激だけで感じるのに、ずっと乳首いじられたらすぐイッてしまう。ぴゅぴゅっと精液が出てしまったら、ジャックがちゅううううっっ! と乳首を吸った。

「あっ、あっ、あーーーーっっ!?」

 なんてことをするんだ、って思った。頭が真っ白になって、また精液が出ちゃった、と思ったら……。

「やっ、やああっ……!?」

 ジャックがちゅっちゅっと乳首を吸ってて、そこからなんか出ていく感覚がして、俺はびくびくと身体を震わせた。

「やぁっ、だめっ、イッたっ、イッたのにぃっ、やあああっっ……!」

 乳が出るのが止まらなくて、中もいっぱいずんずん突かれて、ジャンがイッたらまたそのせーえきで感じまくって……もちろんその後ジャックにも抱かれた。今度はジャンが胸から離れてくれなくて延々感じさせられて意識が途切れたけど、ジャックの精を受けて叩き起こされた。そしてなかなか止まらないおっぱいをずっと飲まれてしまった。

「ぁあんっ、や、だって、言ったのにぃっ……!」

 乳首がじんじんする。確認したら真っ赤になってて、しかもぷっくり腫れてて、もうなんていうかエロ乳首ってかんじになっていた。

「これっ、どうするん、だよぉっ……!」

 こんな乳首にした責任取れよって胸を反らしたら、二人がまた吸い付いてきた。

「あっ、いたぁっ……!」
「すまん」
「悪い……」
「あぁっ……!」

 痛いって怒ったら、即舌に回復魔法を乗せてぺろぺろと舐められた。もう、こういうことできるからやめてくれないんだよな。回復させられたらまた気持ちよくなってしまう。

「も、やだぁ……」

 涙ぼろぼろこぼして訴えたら、二人とも何故か唾を飲み込んだ。なんでだよぉ。

「カイト、かわいい、ずっと抱いていたい……」

 ジャックがまたぺろりと乳首を舐めた。もう舐めないでほしい。

「カイトがかわいすぎるのが悪い。こんなに僕たちを夢中にさせて……」

 ジャンがカリッと乳首を甘噛みする。

「あぁんっ……やぁっ、しない、でぇっ……」

 そんなことされたらまた感じちゃう。また精液が出ちゃうからやめてほしかった。すんすん泣きながら懇願したけど逆効果だった。

「ああぁんっ……!」

 またちんちんも尻穴の中も舐めしゃぶられた。もうどうしたらいいのかわからない。俺はもうどうすることもできなくて、ただひたすらに喘がされた。
 指先も動かせなくなってからやっと解放されて、俺は気絶するように意識を途絶えさせた。もう無理だって思った。二人の愛が重い。
 目を覚ました時、二人に頭を下げられた。

「すまん、カイト。あんまりかわいくて止まらなくなってしまった」
「カイト、交互に抱くのはやはりまずい。これぐらいなら大丈夫だと思ってしまうから……」

 どうも二輪挿しにこだわっていたのはそれ相応の理由があったようだ。
 でも。

「もうっ、今度こそやっ! しないっ!」

 ジャンとジャックの顔をべちべち叩いた。

「今日はもうしないからっ! キスもだめっ! 触るのもだめっ! 近寄るなぁっ!」
「カイト、ごはんは……」
「運んできてっ!」
「身体が動かないだろう?」
「ビットに手伝わせるっ! もうだめっ!」

 ガルルルと二人を威嚇したけど、しょうがないなって顔をされただけだった。お前らが悪いんだからな。少しは反省しろおっ!
 だけどもちろん二人が反省なんかするはずはなかった。
 枕で背もたれを作ってもらって、スープとかはビットに口に運んでもらった。その間ビットの顔がずっと赤かったのはちょっとだけ気になった。

「ビット、具合でも悪いのか?」
「い、いや……なんでもない……」

 パンも食べやすい大きさに切って口に運んでもらった。
 そうしてやっと人心地ついたのだった。
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