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86.靴下の意味って
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「ああっ、んっ……!」
ずるずると、ジャンの萎えたイチモツが抜かれていく。ジャンは正常位でずっと、ぬっくんぬっくんと優しく中をこねてくれた。おかげで俺はいっぱいイカされてしまった。そしてジャンは最後に勢いよく腰を何度か突き上げて達したのだった。当然ながら奥に精を出されて、俺はまた涙をぼろぼろこぼしながらイッた。
こんなにイッてるのに痛みを覚えないとかすごいと思う。俺はもうただただ甘く感じさせられているだけだ。
俺がいっぱいイッて、身体が落ち着いたところで、ジャンはようやくイチモツを抜いたのだった。抜かれたことでまた身体がびくびく震えてしまう。もう、なんていうか感じすぎてだめだと思う。
「カイト、かわいいな。もっとずっと、抱いていたいぐらいだ……」
「あ、んっ、あぁっ……!」
耳たぶをかぷりと甘噛みされて、俺はまた身もだえた。二人ともいい声してるから本当に困る。
「……仕事か。行きたくないな……」
そう言いながら洗浄魔法をかけてくれた。
「カイト、かわいかったぞ。明日もいっぱい感じてくれ……」
「やっ……」
恥ずかしいからそんなこと言わないでほしい。扉をノックする音がして、開けられる。
「ジャン」
「兄さん、そろそろ時間ですよね」
「ああ、大丈夫か?」
「ええ、たっぷりカイトを補充しましたからがんばれます」
「ならいいが……」
ジャックは少しだけ困ったような表情をした。
「兄さん、そんな顔をしないでください。僕は自分の仕事に誇りをもっています。ただ、カイトがかわいすぎるのでもっと抱きたいというだけですよ」
「もっ……」
恥ずかしすぎてジャンが見られない。それにしても調教師の仕事に誇りか、とも考えてしまう。が、ここは異世界だし職業に貴賎なしだし、とちょっとだけぐるぐるした。この世界に五年も暮らしてきたのに視野も世界も狭すぎである。
「カイト、ジャンの見送りをするか?」
「……うん、見送りする……」
いってらっしゃいしたいなって思う。
「急いで準備します」
ジャンは本当にぎりぎりまで俺を抱いていたようだった。全くもうっ、と思ってしまう。……その、すごく気持ちよかったけどさ。
ジャックに長い靴下を履かされて服を着せられた。家から出る予定はないけど、家の扉を開けた時に誰かに見られてもいけないらしい。この長い靴下、ちょっとどきどきするんだよな。俺、人妻なんだよなって。
人妻って響きがエロくてやだ。思わず悶えてしまった。
「カイト?」
「……なんでもない」
なんでもあるけど、なんでもないのだ。ジャックの腕に抱かれて、玄関先でジャンにいってらっしゃいのキスをちゅってする。
「カイトはかわいすぎる……兄さん、しっかり守っていてくださいよ」
「ああ、もちろんだ」
家の扉を開けたら、家の前に立っているシャオの姿が見えてどきっとした。こういうことがあるからだめなのかなって思った。
寝室に戻り、ベッドに下ろされる。そういえばこの長い靴下、もし履いてないところを他の者に見られたらどうなってしまうのだろう。
「なぁ、ジャック。もし、だけどさ……俺が靴下履かないで外に出たらどうなるの?」
「……妻が靴下を履かずに外に出るということは、夫だけでは満足できないという意味になる。カイトは誰に襲われても文句は言えない」
「えええ……」
「その前に俺たちが捕まえてたっぷりお仕置きするがな」
ニヤリとして言われ、俺は思わず胸を抑えた。素直に靴下履かせてもらいます。
「そうだな……今日は履いたままするか」
「え?」
「足先を見せないのは妻の証だ。履いたままかわいがってやる」
「そん、な……」
顔が熱くなる。自分の足を見る度に自分が妻なんだって、ジャックのものなんだって意識しながらされるとかなんのいじめなんだろう。
「そんなの、やっ……」
「何故? カイトは俺たちのかわいい奥さんだろう?」
「だって……恥ずかしいから……」
消え入りそうな声で伝えたら、靴下以外の衣類を即剥かれてしまった。なんで?
「……後でたっぷり抱いてやる」
そう言いながら、ジャックは俺自身を舐めてイカせた。
「脱いだらお仕置きだぞ」
「ええ……」
時間的に理性を動員したらしい。先に夕飯を食べてから俺は抱かれるようだった。でも靴下脱いだらお仕置きってなんなんだよぉ。
長い靴下だけ履いた姿でシーツにくるまる。なんかこれって超エロくない? いや、俺の見た目を考えたら別にエロくはないか……。何故かビットが俺をちらちら見ては顔を赤くしている。具合でも悪いんだろうか。ちなみに竜族はジャックの手伝いで寝室にはいない。
「ビット、どうかしたのか?」
「……カイト、こっち見んな。……奥様の恰好、エロすぎる……」
「えええ……」
俺の恰好がエロいって。俺そんなエロい容姿してないけど。
「お前、目ぇ悪いんじゃないの?」
「だからこっち見んなって。……シーツの下は靴下だけだろ?」
「? そうだけど?」
「うわ、エッロ……たまんねぇ……」
ビットが顔を背けながら嘆息した。
へんなのって思ったけど、夕飯に呼ばれた際、竜族にもじっと舐め回すように見られたからそうなのかな、とも思った。
ずるずると、ジャンの萎えたイチモツが抜かれていく。ジャンは正常位でずっと、ぬっくんぬっくんと優しく中をこねてくれた。おかげで俺はいっぱいイカされてしまった。そしてジャンは最後に勢いよく腰を何度か突き上げて達したのだった。当然ながら奥に精を出されて、俺はまた涙をぼろぼろこぼしながらイッた。
こんなにイッてるのに痛みを覚えないとかすごいと思う。俺はもうただただ甘く感じさせられているだけだ。
俺がいっぱいイッて、身体が落ち着いたところで、ジャンはようやくイチモツを抜いたのだった。抜かれたことでまた身体がびくびく震えてしまう。もう、なんていうか感じすぎてだめだと思う。
「カイト、かわいいな。もっとずっと、抱いていたいぐらいだ……」
「あ、んっ、あぁっ……!」
耳たぶをかぷりと甘噛みされて、俺はまた身もだえた。二人ともいい声してるから本当に困る。
「……仕事か。行きたくないな……」
そう言いながら洗浄魔法をかけてくれた。
「カイト、かわいかったぞ。明日もいっぱい感じてくれ……」
「やっ……」
恥ずかしいからそんなこと言わないでほしい。扉をノックする音がして、開けられる。
「ジャン」
「兄さん、そろそろ時間ですよね」
「ああ、大丈夫か?」
「ええ、たっぷりカイトを補充しましたからがんばれます」
「ならいいが……」
ジャックは少しだけ困ったような表情をした。
「兄さん、そんな顔をしないでください。僕は自分の仕事に誇りをもっています。ただ、カイトがかわいすぎるのでもっと抱きたいというだけですよ」
「もっ……」
恥ずかしすぎてジャンが見られない。それにしても調教師の仕事に誇りか、とも考えてしまう。が、ここは異世界だし職業に貴賎なしだし、とちょっとだけぐるぐるした。この世界に五年も暮らしてきたのに視野も世界も狭すぎである。
「カイト、ジャンの見送りをするか?」
「……うん、見送りする……」
いってらっしゃいしたいなって思う。
「急いで準備します」
ジャンは本当にぎりぎりまで俺を抱いていたようだった。全くもうっ、と思ってしまう。……その、すごく気持ちよかったけどさ。
ジャックに長い靴下を履かされて服を着せられた。家から出る予定はないけど、家の扉を開けた時に誰かに見られてもいけないらしい。この長い靴下、ちょっとどきどきするんだよな。俺、人妻なんだよなって。
人妻って響きがエロくてやだ。思わず悶えてしまった。
「カイト?」
「……なんでもない」
なんでもあるけど、なんでもないのだ。ジャックの腕に抱かれて、玄関先でジャンにいってらっしゃいのキスをちゅってする。
「カイトはかわいすぎる……兄さん、しっかり守っていてくださいよ」
「ああ、もちろんだ」
家の扉を開けたら、家の前に立っているシャオの姿が見えてどきっとした。こういうことがあるからだめなのかなって思った。
寝室に戻り、ベッドに下ろされる。そういえばこの長い靴下、もし履いてないところを他の者に見られたらどうなってしまうのだろう。
「なぁ、ジャック。もし、だけどさ……俺が靴下履かないで外に出たらどうなるの?」
「……妻が靴下を履かずに外に出るということは、夫だけでは満足できないという意味になる。カイトは誰に襲われても文句は言えない」
「えええ……」
「その前に俺たちが捕まえてたっぷりお仕置きするがな」
ニヤリとして言われ、俺は思わず胸を抑えた。素直に靴下履かせてもらいます。
「そうだな……今日は履いたままするか」
「え?」
「足先を見せないのは妻の証だ。履いたままかわいがってやる」
「そん、な……」
顔が熱くなる。自分の足を見る度に自分が妻なんだって、ジャックのものなんだって意識しながらされるとかなんのいじめなんだろう。
「そんなの、やっ……」
「何故? カイトは俺たちのかわいい奥さんだろう?」
「だって……恥ずかしいから……」
消え入りそうな声で伝えたら、靴下以外の衣類を即剥かれてしまった。なんで?
「……後でたっぷり抱いてやる」
そう言いながら、ジャックは俺自身を舐めてイカせた。
「脱いだらお仕置きだぞ」
「ええ……」
時間的に理性を動員したらしい。先に夕飯を食べてから俺は抱かれるようだった。でも靴下脱いだらお仕置きってなんなんだよぉ。
長い靴下だけ履いた姿でシーツにくるまる。なんかこれって超エロくない? いや、俺の見た目を考えたら別にエロくはないか……。何故かビットが俺をちらちら見ては顔を赤くしている。具合でも悪いんだろうか。ちなみに竜族はジャックの手伝いで寝室にはいない。
「ビット、どうかしたのか?」
「……カイト、こっち見んな。……奥様の恰好、エロすぎる……」
「えええ……」
俺の恰好がエロいって。俺そんなエロい容姿してないけど。
「お前、目ぇ悪いんじゃないの?」
「だからこっち見んなって。……シーツの下は靴下だけだろ?」
「? そうだけど?」
「うわ、エッロ……たまんねぇ……」
ビットが顔を背けながら嘆息した。
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