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67.思ったよりも愛されているらしい
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もう昼をそれなりに過ぎた時間で、さすがにおなかがすいたからお昼ご飯を食べた。
なんか、俺の体液が甘い甘いって二人とも言ってたし、ビットもおいしいって言ってたけど本当なんだなって思ったら顔が熱くなった。精液も愛液(愛液って言うな)も味が違うって言ってた。でもどっちもおいしいって。俺の身体本当にどうなっちゃってるんだろう。でもそれを聞いてまたエロいことになっても困るから聞けない。
お昼食べてお茶したらまたされちゃうのかな。二輪挿し、感じすぎちゃうから困るんだけど。いっぱいいっぱいえっちされて、すんごく感じさせられちゃって、こういう生活って飽きないのかなって思ってしまう。
俺? 俺はされるがままだよ。だって精液もらわないと生きていけないし。なんかそれってサキュバスみたいだなー。女版夢魔だっけ? 男の精を搾り取るの。……かえって搾り取られてる気がする……。
「カイト、どうかしたのか?」
百面相していたらしい。ジャックに心配されてしまった。
「んー……なんでもな……くはないけど後で」
今はごはんが食べたい。って、後で俺何を言う気なんだろう。
「そうか」
素直に引き下がってくれるのがいいなって思う。
こうやって「好き」が増えていく。ジャンのいいところ、ジャックのいいところをなんとなく見つけていくのが楽しい。
俺、二人のこと好きすぎじゃない?
パンとスープとサラダに肉団子だった。
「肉団子の入ったスパゲッティ食べたいかも……」
カリオス〇ロの城でル〇ンとジ〇ンが食べてたやつを思い出した。
「ソースはどうする?」
「トマトっぽいのがいい」
「わかった」
作ってくれるらしい。まぁ俺の楽しみってごはんぐらいしかないからそれぐらいは甘えさせてもらおう。
ぼーっと食休みをしたらもうベッドに運ばれてしまった。
「ベランダには……」
「今日は曇だからな」
曇りだって紫外線は浴びられると思う。ほどほどの紫外線を浴びさせていただきたい。ビタミンDの生成には紫外線が大事なんだぞ。もちろんほどほどにだけど。
「えー……」
もうずっと爛れてるなーって思う。
「カイト、さっきのはなんだったんだ?」
ジャックに聞かれて首を傾げた。なんだっけ? ええと……。
思い出した。くだらない話だった。
「んー……大したことじゃないけど、こっちの世界って淫魔? みたいなのっているの? 魔物は見るけど人型の魔物みたいなのみないよなーと思って」
「……鬼のことか?」
そういえば鬼って呼ばれてる魔物はいたな。例えに使うと怒られるレベルで凶悪なヤツ。出会ったら俺なんか絶対殺されるってのだ。
「鬼ってすんごく怖いヤツだよね。そうじゃなくて、夢魔って言ってさ、夢の中に入り込んで精を搾り取っていくみたいな悪魔っていうの?」
「そんなとんでもないのがカイトのいた世界にはいたのか!?」
「いないよ。想像上の悪魔かな」
「そうか……カイトの世界の人間は想像力豊かなのだな」
そう言われてみるとそうかも。きっとこういうことをするのは悪魔の仕業だとか都合よく改ざんした結果なんだろうな。
それにしても。
「鬼って本当にやばいんだな……」
「そうだな。俺たちでもなかなか倒せはしないが……基本は森の奥深くや人が住んでいないようなところに住んでいるから遭遇することは稀だ」
「人里には出てこないんだっけ」
「極端に個体が増えない限りはないだろうな」
ほっとした。できることならば一生会いたくない。
「あれ? でもここ森の目と鼻の先……」
「俺が張っている結界がある。森から外には出てこない」
ジャック優秀すぎる。だから森の管理みたいなことをやっていられるのだろう。
「……見たことってあるの?」
「僕はないな」
ジャンが答えた。
「俺は……一度だけある。子どもの鬼だったから急いで逃げた。子どもがいるということは近くに親がいる危険性があったからな」
「あー、子連れって特に狂暴とか?」
「そこはわからん。だが近づかない方がいいのは確かだ」
クマより危険。まぁ俺は基本家から出ないから平和に暮らせると信じたい。そう考えると、冒険者をやっていたにしてもあと十年ぐらいで行き詰ってたかもしれない。だからってこんな、男たちに抱かれることになるなんてこの世界に来た時は思ってもみなかった。
「話は終わったか?」
ジャンに後ろから抱きしめられた。
「うん、まぁだいたい……?」
このままだとまた押し倒されてしまうのだろう。抱かれるのは全然かまわないのだが、二人は飽きないのかなってちょっと思った。
「……あっ……」
服の中にジャンの手が入ってきた。下着は履いてないから直接俺自身を掴まれてしまった。
「な、なぁ……」
「なんだ?」
「俺のこと毎日ヤッてるけど……」
「ああ、それがどうした?」
「……飽きたりしないの?」
「飽きない。ずっとカイトのおまんこをぐちゅぐちゅにしていたい」
「~~~~っっ!」
ジャンがさらりととんでもないことを言う。
「俺も飽きないな。カイトの全身を愛でていたい」
「うううう……」
聞いた俺がバカでした。エロくてたいへんだけど、二人とも好き。
なんか、俺の体液が甘い甘いって二人とも言ってたし、ビットもおいしいって言ってたけど本当なんだなって思ったら顔が熱くなった。精液も愛液(愛液って言うな)も味が違うって言ってた。でもどっちもおいしいって。俺の身体本当にどうなっちゃってるんだろう。でもそれを聞いてまたエロいことになっても困るから聞けない。
お昼食べてお茶したらまたされちゃうのかな。二輪挿し、感じすぎちゃうから困るんだけど。いっぱいいっぱいえっちされて、すんごく感じさせられちゃって、こういう生活って飽きないのかなって思ってしまう。
俺? 俺はされるがままだよ。だって精液もらわないと生きていけないし。なんかそれってサキュバスみたいだなー。女版夢魔だっけ? 男の精を搾り取るの。……かえって搾り取られてる気がする……。
「カイト、どうかしたのか?」
百面相していたらしい。ジャックに心配されてしまった。
「んー……なんでもな……くはないけど後で」
今はごはんが食べたい。って、後で俺何を言う気なんだろう。
「そうか」
素直に引き下がってくれるのがいいなって思う。
こうやって「好き」が増えていく。ジャンのいいところ、ジャックのいいところをなんとなく見つけていくのが楽しい。
俺、二人のこと好きすぎじゃない?
パンとスープとサラダに肉団子だった。
「肉団子の入ったスパゲッティ食べたいかも……」
カリオス〇ロの城でル〇ンとジ〇ンが食べてたやつを思い出した。
「ソースはどうする?」
「トマトっぽいのがいい」
「わかった」
作ってくれるらしい。まぁ俺の楽しみってごはんぐらいしかないからそれぐらいは甘えさせてもらおう。
ぼーっと食休みをしたらもうベッドに運ばれてしまった。
「ベランダには……」
「今日は曇だからな」
曇りだって紫外線は浴びられると思う。ほどほどの紫外線を浴びさせていただきたい。ビタミンDの生成には紫外線が大事なんだぞ。もちろんほどほどにだけど。
「えー……」
もうずっと爛れてるなーって思う。
「カイト、さっきのはなんだったんだ?」
ジャックに聞かれて首を傾げた。なんだっけ? ええと……。
思い出した。くだらない話だった。
「んー……大したことじゃないけど、こっちの世界って淫魔? みたいなのっているの? 魔物は見るけど人型の魔物みたいなのみないよなーと思って」
「……鬼のことか?」
そういえば鬼って呼ばれてる魔物はいたな。例えに使うと怒られるレベルで凶悪なヤツ。出会ったら俺なんか絶対殺されるってのだ。
「鬼ってすんごく怖いヤツだよね。そうじゃなくて、夢魔って言ってさ、夢の中に入り込んで精を搾り取っていくみたいな悪魔っていうの?」
「そんなとんでもないのがカイトのいた世界にはいたのか!?」
「いないよ。想像上の悪魔かな」
「そうか……カイトの世界の人間は想像力豊かなのだな」
そう言われてみるとそうかも。きっとこういうことをするのは悪魔の仕業だとか都合よく改ざんした結果なんだろうな。
それにしても。
「鬼って本当にやばいんだな……」
「そうだな。俺たちでもなかなか倒せはしないが……基本は森の奥深くや人が住んでいないようなところに住んでいるから遭遇することは稀だ」
「人里には出てこないんだっけ」
「極端に個体が増えない限りはないだろうな」
ほっとした。できることならば一生会いたくない。
「あれ? でもここ森の目と鼻の先……」
「俺が張っている結界がある。森から外には出てこない」
ジャック優秀すぎる。だから森の管理みたいなことをやっていられるのだろう。
「……見たことってあるの?」
「僕はないな」
ジャンが答えた。
「俺は……一度だけある。子どもの鬼だったから急いで逃げた。子どもがいるということは近くに親がいる危険性があったからな」
「あー、子連れって特に狂暴とか?」
「そこはわからん。だが近づかない方がいいのは確かだ」
クマより危険。まぁ俺は基本家から出ないから平和に暮らせると信じたい。そう考えると、冒険者をやっていたにしてもあと十年ぐらいで行き詰ってたかもしれない。だからってこんな、男たちに抱かれることになるなんてこの世界に来た時は思ってもみなかった。
「話は終わったか?」
ジャンに後ろから抱きしめられた。
「うん、まぁだいたい……?」
このままだとまた押し倒されてしまうのだろう。抱かれるのは全然かまわないのだが、二人は飽きないのかなってちょっと思った。
「……あっ……」
服の中にジャンの手が入ってきた。下着は履いてないから直接俺自身を掴まれてしまった。
「な、なぁ……」
「なんだ?」
「俺のこと毎日ヤッてるけど……」
「ああ、それがどうした?」
「……飽きたりしないの?」
「飽きない。ずっとカイトのおまんこをぐちゅぐちゅにしていたい」
「~~~~っっ!」
ジャンがさらりととんでもないことを言う。
「俺も飽きないな。カイトの全身を愛でていたい」
「うううう……」
聞いた俺がバカでした。エロくてたいへんだけど、二人とも好き。
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