【完結】巨人族に二人ががりで溺愛されている俺は淫乱天使さまらしいです

浅葱

文字の大きさ
69 / 214

67.思ったよりも愛されているらしい

しおりを挟む
 もう昼をそれなりに過ぎた時間で、さすがにおなかがすいたからお昼ご飯を食べた。
 なんか、俺の体液が甘い甘いって二人とも言ってたし、ビットもおいしいって言ってたけど本当なんだなって思ったら顔が熱くなった。精液も愛液(愛液って言うな)も味が違うって言ってた。でもどっちもおいしいって。俺の身体本当にどうなっちゃってるんだろう。でもそれを聞いてまたエロいことになっても困るから聞けない。
 お昼食べてお茶したらまたされちゃうのかな。二輪挿し、感じすぎちゃうから困るんだけど。いっぱいいっぱいえっちされて、すんごく感じさせられちゃって、こういう生活って飽きないのかなって思ってしまう。
 俺? 俺はされるがままだよ。だって精液もらわないと生きていけないし。なんかそれってサキュバスみたいだなー。女版夢魔だっけ? 男の精を搾り取るの。……かえって搾り取られてる気がする……。

「カイト、どうかしたのか?」

 百面相していたらしい。ジャックに心配されてしまった。

「んー……なんでもな……くはないけど後で」

 今はごはんが食べたい。って、後で俺何を言う気なんだろう。

「そうか」

 素直に引き下がってくれるのがいいなって思う。
 こうやって「好き」が増えていく。ジャンのいいところ、ジャックのいいところをなんとなく見つけていくのが楽しい。
 俺、二人のこと好きすぎじゃない?
 パンとスープとサラダに肉団子だった。

「肉団子の入ったスパゲッティ食べたいかも……」

 カリオス〇ロの城でル〇ンとジ〇ンが食べてたやつを思い出した。

「ソースはどうする?」
「トマトっぽいのがいい」
「わかった」

 作ってくれるらしい。まぁ俺の楽しみってごはんぐらいしかないからそれぐらいは甘えさせてもらおう。
 ぼーっと食休みをしたらもうベッドに運ばれてしまった。

「ベランダには……」
「今日は曇だからな」

 曇りだって紫外線は浴びられると思う。ほどほどの紫外線を浴びさせていただきたい。ビタミンDの生成には紫外線が大事なんだぞ。もちろんほどほどにだけど。

「えー……」

 もうずっと爛れてるなーって思う。

「カイト、さっきのはなんだったんだ?」

 ジャックに聞かれて首を傾げた。なんだっけ? ええと……。
 思い出した。くだらない話だった。

「んー……大したことじゃないけど、こっちの世界って淫魔? みたいなのっているの? 魔物は見るけど人型の魔物みたいなのみないよなーと思って」
「……鬼のことか?」

 そういえば鬼って呼ばれてる魔物はいたな。例えに使うと怒られるレベルで凶悪なヤツ。出会ったら俺なんか絶対殺されるってのだ。

「鬼ってすんごく怖いヤツだよね。そうじゃなくて、夢魔って言ってさ、夢の中に入り込んで精を搾り取っていくみたいな悪魔っていうの?」
「そんなとんでもないのがカイトのいた世界にはいたのか!?」
「いないよ。想像上の悪魔かな」
「そうか……カイトの世界の人間は想像力豊かなのだな」

 そう言われてみるとそうかも。きっとこういうことをするのは悪魔の仕業だとか都合よく改ざんした結果なんだろうな。
 それにしても。

「鬼って本当にやばいんだな……」
「そうだな。俺たちでもなかなか倒せはしないが……基本は森の奥深くや人が住んでいないようなところに住んでいるから遭遇することは稀だ」
「人里には出てこないんだっけ」
「極端に個体が増えない限りはないだろうな」

 ほっとした。できることならば一生会いたくない。

「あれ? でもここ森の目と鼻の先……」
「俺が張っている結界がある。森から外には出てこない」

 ジャック優秀すぎる。だから森の管理みたいなことをやっていられるのだろう。

「……見たことってあるの?」
「僕はないな」

 ジャンが答えた。

「俺は……一度だけある。子どもの鬼だったから急いで逃げた。子どもがいるということは近くに親がいる危険性があったからな」
「あー、子連れって特に狂暴とか?」
「そこはわからん。だが近づかない方がいいのは確かだ」

 クマより危険。まぁ俺は基本家から出ないから平和に暮らせると信じたい。そう考えると、冒険者をやっていたにしてもあと十年ぐらいで行き詰ってたかもしれない。だからってこんな、男たちに抱かれることになるなんてこの世界に来た時は思ってもみなかった。

「話は終わったか?」

 ジャンに後ろから抱きしめられた。

「うん、まぁだいたい……?」

 このままだとまた押し倒されてしまうのだろう。抱かれるのは全然かまわないのだが、二人は飽きないのかなってちょっと思った。

「……あっ……」

 服の中にジャンの手が入ってきた。下着は履いてないから直接俺自身を掴まれてしまった。

「な、なぁ……」
「なんだ?」
「俺のこと毎日ヤッてるけど……」
「ああ、それがどうした?」
「……飽きたりしないの?」
「飽きない。ずっとカイトのおまんこをぐちゅぐちゅにしていたい」
「~~~~っっ!」

 ジャンがさらりととんでもないことを言う。

「俺も飽きないな。カイトの全身を愛でていたい」
「うううう……」

 聞いた俺がバカでした。エロくてたいへんだけど、二人とも好き。
しおりを挟む
感想 40

あなたにおすすめの小説

久々に幼なじみの家に遊びに行ったら、寝ている間に…

しゅうじつ
BL
俺の隣の家に住んでいる有沢は幼なじみだ。 高校に入ってからは、学校で話したり遊んだりするくらいの仲だったが、今日数人の友達と彼の家に遊びに行くことになった。 数年ぶりの幼なじみの家を懐かしんでいる中、いつの間にか友人たちは帰っており、幼なじみと2人きりに。 そこで俺は彼の部屋であるものを見つけてしまい、部屋に来た有沢に咄嗟に寝たフリをするが…

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

4人の兄に溺愛されてます

まつも☆きらら
BL
中学1年生の梨夢は5人兄弟の末っ子。4人の兄にとにかく溺愛されている。兄たちが大好きな梨夢だが、心配性な兄たちは時に過保護になりすぎて。

ブラコンすぎて面倒な男を演じていた平凡兄、やめたら押し倒されました

あと
BL
「お兄ちゃん!一肌脱ぎます!」 完璧公爵跡取り息子許嫁攻め×ブラコン兄鈍感受け 可愛い弟と攻めの幸せのために、平凡なのに面倒な男を演じることにした受け。毎日の告白、束縛発言などを繰り広げ、上手くいきそうになったため、やめたら、なんと…? 攻め:ヴィクター・ローレンツ 受け:リアム・グレイソン 弟:リチャード・グレイソン  pixivにも投稿しています。 ひよったら消します。
誤字脱字はサイレント修正します。
また、内容もサイレント修正する時もあります。
定期的にタグも整理します。

批判・中傷コメントはお控えください。
見つけ次第削除いたします。

性悪なお嬢様に命令されて泣く泣く恋敵を殺りにいったらヤられました

まりも13
BL
フワフワとした酩酊状態が薄れ、僕は気がつくとパンパンパン、ズチュッと卑猥な音をたてて激しく誰かと交わっていた。 性悪なお嬢様の命令で恋敵を泣く泣く殺りに行ったら逆にヤラれちゃった、ちょっとアホな子の話です。 (ムーンライトノベルにも掲載しています)

身代わり召喚された俺は四人の支配者に溺愛される〜囲い込まれて逃げられません〜

たら昆布
BL
間違って異世界召喚された青年が4人の男に愛される話

やっと退場できるはずだったβの悪役令息。ワンナイトしたらΩになりました。

毒島醜女
BL
目が覚めると、妻であるヒロインを虐げた挙句に彼女の運命の番である皇帝に断罪される最低最低なモラハラDV常習犯の悪役夫、イライ・ロザリンドに転生した。 そんな最期は絶対に避けたいイライはヒーローとヒロインの仲を結ばせつつ、ヒロインと円満に別れる為に策を練った。 彼の努力は実り、主人公たちは結ばれ、イライはお役御免となった。 「これでやっと安心して退場できる」 これまでの自分の努力を労うように酒場で飲んでいたイライは、いい薫りを漂わせる男と意気投合し、彼と一夜を共にしてしまう。 目が覚めると罪悪感に襲われ、すぐさま宿を去っていく。 「これじゃあ原作のイライと変わらないじゃん!」 その後体調不良を訴え、医師に診てもらうととんでもない事を言われたのだった。 「あなた……Ωになっていますよ」 「へ?」 そしてワンナイトをした男がまさかの国の英雄で、まさかまさか求愛し公開プロポーズまでして来て―― オメガバースの世界で運命に導かれる、強引な俺様α×頑張り屋な元悪役令息の元βのΩのラブストーリー。

【完結】愛されたかった僕の人生

Kanade
BL
✯オメガバース 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 お見合いから一年半の交際を経て、結婚(番婚)をして3年。 今日も《夫》は帰らない。 《夫》には僕以外の『番』がいる。 ねぇ、どうしてなの? 一目惚れだって言ったじゃない。 愛してるって言ってくれたじゃないか。 ねぇ、僕はもう要らないの…? 独りで過ごす『発情期』は辛いよ…。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ✻改稿版を他サイトにて投稿公開中です。

処理中です...