【完結】巨人族に二人ががりで溺愛されている俺は淫乱天使さまらしいです

６４．誤解が解けたかららぶえっち

「あっ、あっ、らめっ、らめっ、おなかっ、なでる、のっ、らめぇっ……！」

　涙と涎できっとひどいことになってるのだけど、ジャックはそんな俺の顔を満足そうに眺めながらずっちゅずっちゅとイチモツを動かしていた。それと同時にその凶悪なイチモツの形が出ている腹を何度もさする。そうされると内側からも外側からも刺激を受けて中が更にきゅんきゅんしてしまう。

「やらっ、やぁあっ……！」

　またイッちゃう。もう何度イッたのかもわからない。どうしてこんなに激しくされているのかももうわからない。

「……カイト、俺を拒むな」

　拒んでなんかない。感じすぎちゃうから、もう少し手加減してほしいだけで。でも手加減できないってジャックは何度も何度も激しく俺の中を蹂躙する。
　どうして。どうして。

「やらぁっ、らめぇっ、あんっ、あんっ、あんっ……！」

　またぴゅっと精が漏れる。もう精液の生産が追い付かなくてなかなか精液も出なくなってて、でも身体はものすごく感じてるからもう少し手加減してほしくて……。
　もうだめかもって。頭おかしくなる。感じすぎて死んじゃう。
　ふと視線を動かすと、ベッドの横にジャンがいて俺たちを見守っているのが見えた。無意識でそちらに腕を伸ばそうとして、ジャックに掴まれてしまった。

「カイト、何をしている」
「あぁっ……もう、らめぇっ、しんじゃ、あああっ……！」

　死んじゃってもいいかもってちら、と思った。だってこんなに気持ちいいし、大好きなジャックの腕に抱かれてるしって。

「す、き……ジャックぅ……ああっ、あんっ、あんっ……！」
「カイト？」
「あぁんっ……！」

　ジャックの腰の動きが止まった。イクのかなって思ったけど、ジャックのはおっきくて硬いままだしまだイク気配もない。なんだろうってぼうっとした。

「兄さん、ヤりすぎですよ」
「あ、ああ……」
「ここのところカイトの身体はとみに敏感になっているようです。感じすぎてつらいから、同時にあちこち触れてほしくないのでしょう」
「……そう、だったのか……俺は、てっきり……」
「カイトは兄さんとキスするのがすごく好きですよ。そうでなくても嫌いだったらキスをねだったりはしないでしょう」
「ああ、そうだな……カイト、すまなかった」
「あぁ、んんっ……」

　ジャンとジャックが何か話してるみたいだけど、意味を持った言葉として入ってこない。それより早く精液がほしいって思った。いっぱい中で出して、満たしてほしいって身体がきゅんきゅんしている。なのにジャックは何故かずるずるとイチモツを抜いてしまった。

「え？　や……なに……？」

　一度抜いてもう一回入れてくれるのかなって思ったけど、そんな気配もない。

「ああ、こんなに赤くなって……」
「やぁあっ……！？」

　ジャックは俺の上からどくと、俺の尻穴を凝視した。そして、ぺろりと尻穴を舐めたのだった。

「カイト、すまん。今日はもうしないから、せめてこのかわいいおまんこを舐めさせてくれ……」
「ええ？　やっ、あぁあんっ……！」

　ぐちゅり……と長くて肉厚の舌が俺の尻穴を穿つ。それも気持ちいいけどそうじゃないのだ。せーえきだめって思ってたけど、今は精液がほしいって身体が訴えてる。

「やらぁっ、ジャックぅ……ほしっ、せーえき、ちょうだいぃ～～っ！」

　腰を揺らして精いっぱいおねだりする。

「中でイカないとだめなのか？」

　ジャンに聞かれてこくこく頷いた。ジャックの凶悪なイチモツで貫かれながら中でいっぱい出されないとだめなのだ。

「ジャックぅ……してっ、してぇっ……！」
「カイトッ……！」

　ジャックはべろべろと俺の尻穴を舐めると、再びそのギンギンに勃ったイチモツをずぶっと突き入れた。

「あっ、あああああーーーーっっ！」

　これがイイ。ジャックは先ほどとは違い、焦らすような動きでずぶっずぶっとゆっくり俺の中を満たした。

「あぁっ、んんっ、あぁんっ、あんっ……！」

　気持ちよすぎて声が止まらない。気遣われてると思うだけで中がきゅんきゅんしてしまう。

「カイト、かわいい……ああもう、なんでこんなに……」

　愛しくてならないというように抱きしめられて、中を優しくこねられる。激しくされる時の快感もすごいけど、ぬっくんぬっくんと中を丁寧にこねられるともっと気持ちよくなってしまう。

「あぁあんっ、やっ、ああっ、気持ち、イイッ、あぁんっ、イイッ、よぉっ……！」
「兄さん、カイトの声がすごく甘いですね」
「そうだな……こっちの方が、いいな……」

　さっきの死んじゃいそうなかんじとはまた違って、でも溶けて死んじゃいそうって思う。抱きしめられて、守られてるって思って、中がただひたすらに蠕動して。

「カイト、カイト……そろそろ……」
「あっ、あっ、あっ、あっ……！」

　気遣うような腰の動きが激しくなる。俺の中で気持ちよくなってくれるんだって思ったら嬉しくて、俺はジャックがイッたことで満たされた精液で、何度もイッてしまった。

「あああああんっっ！？　あんっ、あんっ、あんっ……！」

　やっぱせーえきはらめだってばあ。