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53.会話がエロくて困る
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「んっ……抱いて……」
願望が漏れてしまい、カッと顔が熱くなるのを感じた。
「……いいのか? そんなにかわいいことを言うと、奥まで開いて啼かせてしまうぞ?」
ぶるり、と震えてしまう。二輪挿しでも奥まで開かれて、すごく気持ちよかった。激しく、じゃなくて優しくいつまでも奥をこねこねされて蕩けてしまいそうで……。
「……優しく、して……奥まで、開いて……」
ぽわぽわした頭でおねだりした。ジャックは苦笑した。
「ああ、困ったな。このまま抱きたくてたまらないが……体力が持たないだろう? 食事にしよう」
ええ? って思ったけど言われてみたら少し腹が減っているような気がする。寝起きだったからよくわからなかっただけで、もうけっこう時間が経っていたのかもしれなかった。
服を着せられていつものように抱き上げられ、居間に移動したらジャンの腕の中に下ろされた。
「カイト、おはよう。ずいぶんゆっくりだったな」
「ん……」
まだ頭がぽわぽわしていたから、伸び上がってジャンの首に腕を回し唇を重ねた。ちゅ……とバードキスをしたらジャンが一瞬目を丸くした。そしてすぐにニヤリとする。
「まだ熱が去らないのか。食べ終えて落ち着いたらまた二輪挿しするぞ」
口元でそう宣言されてぶるりと震えた。ジャンのもジャックのも規格外に大きいのに、それで何度も二輪挿ししないでほしい。締まらなくなったらどうしてくれるんだろう。
「……やっ……二輪挿し、やだぁ……」
「気持ちいいだろ?」
「そう、だけど……でもトんじゃうから、やだっ……!」
気持ちいいことは同意する。特に優しくゆっくりされると身体がぐずぐずになってしまうような気がして、腰から下が溶けてしまうようで怖いのだ。もう自分の足で立てなくなるんじゃないかと思うほど蕩けてしまう。
「カイトは感じやすいからな……体力も思ったよりないし」
「じゃあ、しないでっ……」
わかってるなら二輪挿ししないでほしい。尻が本当に溶けてしまう。
「ちんちんもっ、だめっ」
「何故?」
「か、感じすぎちゃう、からっ」
「そうか……なら、二輪挿しの時はやめよう」
一人ずつでする時は尿道責めをされてしまう可能性があるらしい。もう本当に勘弁してほしかった。
「ジャン、カイト、まずは食事にしよう」
ジャックがロンドと共に昼食を運んできてくれた。もう昼食には遅い時間のようだが一緒に食べるのを待っていてくれたらしい。ちょっと胸が甘く疼いた。
こういうところ、きっとモテるよなって思ってしまう。でもこちらの世界の基準だと違うんだろうか。なにせみんな男なわけだし。
パンがさくさくでとてもおいしい。
「なぁ……ジャックもジャンもさ、けっこうモテるよな」
二人は首を傾げた。
「モテるという基準はなんだ?」
「んー……付き合ってほしいって言われることが多いとか?」
こっちの世界でもこういうことは似たようなかんじだと思うんだけど。そういえば冒険者やってた時依頼人に「寝よ?」って誘われたことあったなーとか思い出した。
ジャンが少し考えるような顔をした。
「……そうだな。僕たち巨人族の場合は妻となる方が夫を選ぶことが多いのだが……よく誘われたようには思う」
「俺も誘われたは誘われたが……イチモツを見せると逃げられたな」
「で、でっかいもんね……」
確かにジャックのイチモツはすごくでっかい。長さもあるし……。
「ね、ねぇ……その……ジャックのってさ、この世界の基準だとどうなの? ものすごくでかい方なのか?」
あれを毎日尻穴に突き入れられて感じまくっちゃうなんてやっぱりおかしいんだろうな。
ジャックは考えるような顔をしたが、すぐにジャンを見た。
「……奴隷の身体を検分することは多いからそれを鑑みると、兄さんのは相当でかい方だと思う。ただ触手族は太く長くしようと思えばいくらでもそうできるだろうし、蛇族の混血でイチモツが融合している者は相当な太さのものを持っている。だいたい相手が見つからず自殺してしまう例が多いとは聞くな」
確かに「天使」には進んでなりたくはないよな。俺も知ってたら娼館に行ったと思うし。
「そっか、やっぱでかすぎるとたいへんなんだな……」
竜族も確か……それなりにでかかった気がするんだけどどうなんだろう。竜族同士なら問題ないんだろうか。ちら、とついロンドの方を見てしまった。
「そういえばカイトは竜族の相手もしたことがあったな」
「うん……歩きながらされるなんて思ってもみなかったけど……」
駅弁スタイルで竜族がイクまでヤられるのだ。その間竜族はずっと歩き回るのでその振動だけでめちゃくちゃ中を突かれて感じさせられた気がする。
「確か竜族って伴侶を抱いたまま暮らすとは聞いているが、そうなのか?」
「はい、ずっと抱いたまま暮らします。戦闘訓練なども抱いたまま行います」
「えええ……」
そんな激しい動きをしながら抱いたままって……尻穴壊れちゃうんじゃないだろうか。
「竜族は丈夫なんだよな」
「はい、母などは戦闘訓練で二日間おまんこをめちゃくちゃに突きまくられたことがあるそうですが、なんともなかったそうです」
竜族ってどんだけ丈夫なの。かなり怖い。
「カイトを抱く時はさすがに歩き回るぐらいにしろよ」
「はい、できるだけ優しくします」
なんでもう抱かれることになってるんだよー。歩き回るって駅弁だよな。もし、ジャックにされたら、と想像したら尻の奥がきゅうううん、と疼いた。もう、俺の身体超スキモノでやだ。
願望が漏れてしまい、カッと顔が熱くなるのを感じた。
「……いいのか? そんなにかわいいことを言うと、奥まで開いて啼かせてしまうぞ?」
ぶるり、と震えてしまう。二輪挿しでも奥まで開かれて、すごく気持ちよかった。激しく、じゃなくて優しくいつまでも奥をこねこねされて蕩けてしまいそうで……。
「……優しく、して……奥まで、開いて……」
ぽわぽわした頭でおねだりした。ジャックは苦笑した。
「ああ、困ったな。このまま抱きたくてたまらないが……体力が持たないだろう? 食事にしよう」
ええ? って思ったけど言われてみたら少し腹が減っているような気がする。寝起きだったからよくわからなかっただけで、もうけっこう時間が経っていたのかもしれなかった。
服を着せられていつものように抱き上げられ、居間に移動したらジャンの腕の中に下ろされた。
「カイト、おはよう。ずいぶんゆっくりだったな」
「ん……」
まだ頭がぽわぽわしていたから、伸び上がってジャンの首に腕を回し唇を重ねた。ちゅ……とバードキスをしたらジャンが一瞬目を丸くした。そしてすぐにニヤリとする。
「まだ熱が去らないのか。食べ終えて落ち着いたらまた二輪挿しするぞ」
口元でそう宣言されてぶるりと震えた。ジャンのもジャックのも規格外に大きいのに、それで何度も二輪挿ししないでほしい。締まらなくなったらどうしてくれるんだろう。
「……やっ……二輪挿し、やだぁ……」
「気持ちいいだろ?」
「そう、だけど……でもトんじゃうから、やだっ……!」
気持ちいいことは同意する。特に優しくゆっくりされると身体がぐずぐずになってしまうような気がして、腰から下が溶けてしまうようで怖いのだ。もう自分の足で立てなくなるんじゃないかと思うほど蕩けてしまう。
「カイトは感じやすいからな……体力も思ったよりないし」
「じゃあ、しないでっ……」
わかってるなら二輪挿ししないでほしい。尻が本当に溶けてしまう。
「ちんちんもっ、だめっ」
「何故?」
「か、感じすぎちゃう、からっ」
「そうか……なら、二輪挿しの時はやめよう」
一人ずつでする時は尿道責めをされてしまう可能性があるらしい。もう本当に勘弁してほしかった。
「ジャン、カイト、まずは食事にしよう」
ジャックがロンドと共に昼食を運んできてくれた。もう昼食には遅い時間のようだが一緒に食べるのを待っていてくれたらしい。ちょっと胸が甘く疼いた。
こういうところ、きっとモテるよなって思ってしまう。でもこちらの世界の基準だと違うんだろうか。なにせみんな男なわけだし。
パンがさくさくでとてもおいしい。
「なぁ……ジャックもジャンもさ、けっこうモテるよな」
二人は首を傾げた。
「モテるという基準はなんだ?」
「んー……付き合ってほしいって言われることが多いとか?」
こっちの世界でもこういうことは似たようなかんじだと思うんだけど。そういえば冒険者やってた時依頼人に「寝よ?」って誘われたことあったなーとか思い出した。
ジャンが少し考えるような顔をした。
「……そうだな。僕たち巨人族の場合は妻となる方が夫を選ぶことが多いのだが……よく誘われたようには思う」
「俺も誘われたは誘われたが……イチモツを見せると逃げられたな」
「で、でっかいもんね……」
確かにジャックのイチモツはすごくでっかい。長さもあるし……。
「ね、ねぇ……その……ジャックのってさ、この世界の基準だとどうなの? ものすごくでかい方なのか?」
あれを毎日尻穴に突き入れられて感じまくっちゃうなんてやっぱりおかしいんだろうな。
ジャックは考えるような顔をしたが、すぐにジャンを見た。
「……奴隷の身体を検分することは多いからそれを鑑みると、兄さんのは相当でかい方だと思う。ただ触手族は太く長くしようと思えばいくらでもそうできるだろうし、蛇族の混血でイチモツが融合している者は相当な太さのものを持っている。だいたい相手が見つからず自殺してしまう例が多いとは聞くな」
確かに「天使」には進んでなりたくはないよな。俺も知ってたら娼館に行ったと思うし。
「そっか、やっぱでかすぎるとたいへんなんだな……」
竜族も確か……それなりにでかかった気がするんだけどどうなんだろう。竜族同士なら問題ないんだろうか。ちら、とついロンドの方を見てしまった。
「そういえばカイトは竜族の相手もしたことがあったな」
「うん……歩きながらされるなんて思ってもみなかったけど……」
駅弁スタイルで竜族がイクまでヤられるのだ。その間竜族はずっと歩き回るのでその振動だけでめちゃくちゃ中を突かれて感じさせられた気がする。
「確か竜族って伴侶を抱いたまま暮らすとは聞いているが、そうなのか?」
「はい、ずっと抱いたまま暮らします。戦闘訓練なども抱いたまま行います」
「えええ……」
そんな激しい動きをしながら抱いたままって……尻穴壊れちゃうんじゃないだろうか。
「竜族は丈夫なんだよな」
「はい、母などは戦闘訓練で二日間おまんこをめちゃくちゃに突きまくられたことがあるそうですが、なんともなかったそうです」
竜族ってどんだけ丈夫なの。かなり怖い。
「カイトを抱く時はさすがに歩き回るぐらいにしろよ」
「はい、できるだけ優しくします」
なんでもう抱かれることになってるんだよー。歩き回るって駅弁だよな。もし、ジャックにされたら、と想像したら尻の奥がきゅうううん、と疼いた。もう、俺の身体超スキモノでやだ。
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