【完結】素直になれない皇子は四人の夫たちに溺愛される～巨人族貴族の結婚事情

４１．愛されるのがひどく甘い

　すんすんと鼻を鳴らし、喘ぎ声を上げ、びしゃびしゃと体液を垂らすだけの生き物にされながら智軒（ジージエン）からの愛をたっぷりと受け取った。

「勇志（ヨンジー）、気持ちいいですか？」

　抱きしめられ、甘く囁かれてこくこくと頷く。もうすっかり私の身体は夫たちのイチモツに夢中で、結腸も喜んで絡んでいるのが感じられた。

「かえすがえすも悔やまれますね。こんなに勇志は感じやすくてかわいいというのに……」

　智軒はいらいらしたようにずんっずんっと腰を激しく動かし始めた。

「あっ、あっ、ひぃんっ、ああっ、あんっ、あんっ……！」

　甘くこねられていた中が驚き、待ってとばかりにきゅうきゅうとイチモツに絡みつこうとする。それを振り払うようにして智軒は腰を使う。ずんっずんっと結腸を蹂躙されて、私は啼きまくった。
　どくどくと精液を奥に注がれた時には、しがみついているのもやっとだった。

「ぁあっ、んっ……」

　精液を注がれてもイッたりはしないが、気持ちいいのは確かだ。それまでに散々イカされてしまったので、イカなくて済んだだけの話である。

「勇志、申し訳ありません、つい……」

　智軒がすまなさそうに言いながらずるずるとイチモツを抜いた。その動きにも感じてしまうからびくびく震えてしまう。本当に、私の身体はえっちだと思った。

「智軒……」

　震える手で智軒を引き止めた。

「勇志？」
「……あの……きもち、よかった？」

　私の尻穴で智軒は満足できただろうか。智軒ははーっとため息をついた。

「……どうしたら勇志を独占できるのでしょうか。こんなことなら一晩一人でもいいのでは？　その代わり勇志が泣いても喚いても私が満足するまでイチモツを抜いてはあげられませんが……」
「智軒哥、代わってくれ。私の後でまた抱かせてもらえばいいだろう」
「……そうだな」

　智軒はぶつぶつ言いながら私から離れた。智明（ジーミン）が代わりにすぐ覆いかぶさってきた。

「勇志は本当にかわいくて罪深いな」
「……え……？」
「まぁいい。もう限界だ。入れさせてくれ」
「あっ……！」

　智明はすぐにイチモツを出すと、ずぶりっと突き入れてきた。

「あっ、あーっ……！」

　先ほどまで智軒のイチモツが入っていたから痛みなど欠片もなかった。智明のは智軒のより少し太いから圧迫感はある。でもイチモツを突き入れられた快感の方がすごくて、私はがくがく震えた。

「勇志、痛みは？」
「あっ……な、ない……からぁ……」

　私の身体はやはり「抱かれる身体」なのだ。夫のイチモツを突き入れられて中が喜んでいるのがわかる。結腸まで満たされることを覚えてしまった中は、もっとほしいと智明のイチモツをひくひくと締め付けていた。

「……柔らかく溶けてて、気持ちいいな。勇志のおまんこは最高だ。このおまんこを味わえるなんて、私は果報者だ」

　智明はそう言いながらずぶりっずぶりっとイチモツを更に奥まで突き入れてくる。
　智明に褒めてもらえるのがとても嬉しい。

「あっ、あっ、あっ、あっ！」

　すぐにイチモツの先端が奥の窄まりをツン、とつついた。

「ぁああっ……！」

　無意識に背がのけ反ってしまう。

「勇志、この奥まで入れさせろ」
「あ……は、はい……どうぞ……」

　奥が甘く疼いてたまらない。命令されるのも嬉しくて、私は返事をしてしまった。
　その途端、ずんっ！　と智明のイチモツが更に奥まで入ってきた。窄まっているところを無理矢理こじ開け、結腸を犯されてしまう。

「あっ、ひっ、ひぃいいい～～～～っっ！？」

　また股間がびしゃびしゃに濡れてしまったみたいだ。足が無意識にバタバタと動いてしまう。
　結腸まで犯されちゃうの、すごいぃいい。

「またおもらしか。かわいいものだ」
「ひぃんっ、あっ、あっ、ああーーっ！」

　智明がちんちんを握った。結腸を抉られることでおしっこだけでなく精液も出してしまったみたいだ。イッて敏感になったちんちんを触れられるのがつらくて、私は涙と涎を垂らしながら首を何度も振った。

「智軒哥、結腸まで入れるとこんなに喜ぶのだから、勇志にはお仕置きが必要ではないか？」
「……お、し、おき……？」

　結腸まで満たされて感じてしまうのはいけないことなのだろうか。涙がまたぼろぼろ溢れた。

「ああ」

　智明が笑った。

「こんなに感じやすくてかわいいおまんこを、夫である私たちに制限していたのだ。お仕置きが必要だろう？」

　頬が熱い。
　それはこれからもいっぱい愛してもらえるということではないだろうか。中が期待で動くのがわかった。身体が貪欲になっているのがわかって、やっぱり恥ずかしい。
　智軒が苦笑した。

「……もう少し勇志の身体が慣れたら、思う存分お仕置きさせていただきますよ？　結腸まで入れられないと切なくて泣き出してしまうぐらい淫乱になりましょうね？」
「あぁ……」

　ため息が漏れた。息が、ひどく熱い。
　智軒にもそんなことを言われて、私は智明のイチモツをひくひくと締め付けてしまったのだった。