【完結】素直になれない皇子は四人の夫たちに溺愛される～巨人族貴族の結婚事情

３５．対面座位はより深く入ってしまうから

　智倫（ジーリン）のイチモツで中を拡げられた後でも、智良（ジーリャン）のイチモツはもっと大きいから入れられるとはふはふしてしまう。
　初めて智軒に抱かれた時も、私の尻穴はほとんど痛みなど感じなかった。それは私が「抱かれる身体」だったからだろうと思うのだけど、こんなに感じるのはおかしいのではないかとも思ってしまう。

「あっ、あっ、あっ、あっ！」

　床ベッドの上で、智良は私をきつく抱きしめながらずぶりっ、ずぶりっと太いイチモツを私の中に収めていく。逞しい腕に、絶対に逃がさないとばかりに抱きしめられているのがとても嬉しい。こうして抱かれるのが気持ちよくて、私も必死で智良にしがみついた。圧迫感はあるけれど、入れられるのがひどく気持ちいい。

「勇志（ヨンジー）、そんなに私のイチモツが好きか？」

　嬉しそうに言われてこくこく頷く。イチモツだけじゃなくて、夫たちが好きだ。

「かわいいな……」
「あっ、あーっ、あーっ、あーっ！」

　奥の窄まりも容赦なく貫かれて、先ほどよりも深く結腸に入れられてしまった。智倫のイチモツよりも、智良の方が太くて長い為である。こんなに奥を貫かれるのは、智良のでなければ智軒に対面座位でされた時ぐらいだと思う。拡げられた中が嬉しがっているのがわかり、恥ずかしくてたまらない。どれだけ私は浅ましくなっているのだろうか。
　夫たちがいなければもう生きていけないだろうと思う程、私は身体を作り変えられてしまっていると思う。
　もっと夫たちに求められたい。壊れるぐらい抱いてほしいなんて思うようになってしまった自分に愕然とした。

「勇志」
「あっ、あっ、あっ」

　片足を上げるようにされて、根元までイチモツが入っているのに更にぐぐっと腰を押し付けられる。
　そんな風にして結腸をこねられたらおかしくなってしまう。

「ひぃいんっ、あぁあっ、あっ、あっ、あっ！」

　もっと奥まで入れられたりしたら頭がおかしくなってしまいそうだ。ぐりぐりと押し付けるように腰を回されて、涙と涎をこぼしながら喘いだ。

「……昨夜は智軒哥に対面座位で抱かれたと聞いたぞ？」

　智良に低い声でそう言われて、頭に疑問が浮かんだ。

「んんっ、あっ、あっ、あっ、あっ！」
「……そろそろいいか」

　智良に再びきつく抱きしめられたと思ったら、そのまま身体を持ち上げられた。これってぇっ。

「あぁああああああっっ！？」

　抱きしめられながらだから逃げることもできなくて足がバタバタ動いてしまう。ずんっ！　と下から更に結腸を突き上げられて死んでしまうかと思った。そう、智良は対面座位にしてしまったのである。智良が少し顔を屈めて私の顔を覗き込んできた。

「勇志、痛みはないか？」
「あっ、あっ、あっ、あっ」

　涙と涎でひどいことになっているし、ぐっぽりと更に奥まで入ってきたイチモツに喘ぐことしかできない。ずんっ！　と突き上げられた衝撃でまたびしゃびしゃと股間を濡らしてしまった。
　気持ちいいっ、気持ちいいっ。
　トンッとまた軽く奥を突かれてがくがく震えた。

「やぁあっ、らめっ、ああっ、あーっ！」
「智良は鬼畜ですね。いくら愛しいからって、そんなに奥までぐっぽりイチモツをねじ込むなんて……」

　智倫がのけ反る私の背を抱いてそんなことを言う。
　智良はひどいと私も思う。でも私の奥まで犯しているイチモツが、どくんどくんと感じているのがわかって、それがすごく嬉しくも思えた。

「智倫哥のイチモツがもしも私ぐらいあれば、同じことをしたいと思ったはずですよ。勇志のおまんこは本当に気持ちいい。今まで自慰をしていた分、このおまんこでたっぷり奉仕してもらうからな？」
「あっ、ああっ……！」

　嬉しくなって、私は智良に抱きついた。

「勇志もすっかりイチモツに夢中ですね。とても、かわいいです……」

　後ろからうっとりしたように言われ、両方の乳首を摘ままれた。

「ああっ……！？」
「私はこの乳首を育てますから、智良は勇志のおまんこをしっかり躾けてくださいね？　私たちのイチモツがほしくてほしくてたまらなくなって、いつでも誘ってくるぐらい淫乱にしてしまいましょう」
「あっ、あっ、あっ、あっ」

　耳元で囁かれれば余計に感じてしまう。

「あっ、あんっ、あんっ……そん、なぁっ、あっ、あっ、あっ」

　気持ちよすぎて物事がまともに考えられない。後ろから回された智倫の手が私の乳首をくにくにと揉みながら引っ張ったりする。それもすごくよくて、もっといじってほしくなってしまう。

「勇志……」
「あっ、あっ、あっ、あっ」

　ゆっくりと腰を突き上げられて中をこねられる。私の夫たちはどうしてこんなに私を気持ちよくさせられるのだろう。ずっとイチモツが欲しくてたまらなくなってしまったらどうしようかと心配になる。でもトンッ、トンッとゆっくり突き上げられてしまえば、そんな考えもすぐに霧散してしまう。

「勇志、乳首も、おまんこも気持ちいいですよね？」
「あっ……」

　智倫の甘い声に、こくこくと頷いた。

「あぁあっ！？」

　途端に智良のイチモツが中で暴れた。

「ならば、もっと気持ちよくしてやろう……」

　苦しそうな智良の声と共に、今度は激しく腰を突き上げられて私はまた股間を濡らしてよがり啼いたのだった。