【完結】素直になれない皇子は四人の夫たちに溺愛される~巨人族貴族の結婚事情

浅葱

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26.初めての体位で

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 イチモツを受け入れるよりも、慣らされることの方が何倍も恥ずかしい。
 すぐに入れてくれてもよかったのに、智軒(ジージエン)はまた丁寧に私の尻穴を舐めてほぐした。
 ベッドの上で、仰向けの恰好で足を広げられ、智軒の舌で中をべろべろと舐められる。

「やっ、智軒っ、あぁっ、はや、くっ、あぁあんっ……!」

 長い肉厚の舌で前立腺を刺激されてがくがく震えた。太ももをがっしりと掴まれていては逃げることもできなくて、ぐちゅぐちゅと濡れた音に煽られて尻穴の中を舐められながらまたイッてしまった。
 私がイクと中が痙攣するみたいで、智軒は顔を上げて「かわいい……私の愛撫でイッてくれたのですね」とわざわざ呟いたりするのだからたまらなかった。
 そうしてようやく智軒のイチモツを入れてもらえた時、私はほっとしてしまった。

「あっ、あぁああっ……!」

 正常位で抱きしめ合うのが気持ちよくて、私ははふう、と息を吐いた。

「勇志(ヨンジー)、痛みはないですか?」
「な、ない、からぁ……」

 夫たちは気遣いが過ぎると思う。中が潤んで、もっと深くまでイチモツを入れてほしいってねだっているのがわかる。

「智軒……あっ、あっ、あっ」

 あんまり気持ちよくて涙声が混じっているのが自分でもわかった。

「勇志のおまんこが蕩けていて、私もとても気持ちがいいですよ」
「あっ、あっ、あっ」

 恥ずかしいからあまりそういうことを言わないでほしい。でも私の尻穴で智軒が気持ちよくなってくれていると思っただけで、奥が更に甘く疼いた。もっと奥まで入れてほしくてびくびく震えてしまう。

「もう覚えてしまったのですか? 奥が私のイチモツに吸い付いてきますよ?」
「やっ、やぁっ、言っちゃ……」

 そんなことを言われたらまたイッてしまいそうだ。こんなに感度がよくなって、私はどうしたらいいのだろう。もう毎日夫たちに抱かれなければ満足できない身体になってしまっているのだろうか。
 涙がぼろぼろと溢れた。

「勇志、気持ちいいですか?」

 いちいちそんなこと聞かないでほしいけど、智軒の目の奥に不安そうな色を認めて身体の奥の疼きが止まらなくなってしまった。

「ああっ……智軒……もっと……」

 全身が熱い。もっと奥まで智軒のイチモツで満たしてほしいと思った。無意識で腰を揺らして智軒のイチモツをねだっていたらしい。

「……勇志に誘っていただけるなんて……鼻血が出そうです!」
「あっ、あああーーーっっ!?」

 それまでゆるゆると優しく腰を揺らしてくれていたのに、ずんっ! と一気に腰を突き入れられて、私はまたイッてしまった。
 ずんっ、ずんっと更に智軒のイチモツが入ってくる。奥の先にある窄まりをこじ開け、結腸にイチモツが入ってきた時はびくんびくんと身体が跳ねてしまった。びしゃびしゃと股間が濡れる感触がして恥ずかしくてたまらないのに、結腸を満たされる喜びに私はわなないた。

「勇志、またこんなに感じてしまったのですね?」
「やっ、やぁっ、あっ、あっ、あっ……」

 洗浄魔法で股間をキレイにしてもらったけど、イッたことで萎えたちんちんをやんわりと握られてまた震えてしまう。

「もっと気持ちよくなりましょうか?」
「あっ、あっ……え……?」

 智軒に言われるがままに、震える腕で彼にしがみつく。智軒も私の背に腕を回して、きつく抱きしめてくれた。

「んっ、あっ、あっ……」

 奥を抉る角度が少し変わって喘いでしまう。でもそれで終わりではなかった。

「起こしますね」
「えっ? あっ、あっ、ああああーーーっ!?」

 抱きしめられたまま身体を起こされ、智軒のイチモツの上に座るような形になってがくがく震えた。足がバタバタと勝手に動いてしまう。
 ずんっ! と更に奥まで智軒のイチモツに貫かれて、はくはくと口を動かすことしかできない。

「勇志、大丈夫ですか?」

 大丈夫じゃない。全然大丈夫ではなかった。こんなに深くまでイチモツが入ってくるのは智良のでなければ無理だと思っていたのに、智軒のも入ってきてしまった。
 涙も涎も垂れ流しになり、私はひどい顔をしていただろう。それなのに智軒は更にきつく私を抱きしめて、ぷっくりと膨らんでしまっている乳首を舐めた。

「っ、あぁああんっ!?」

 智軒が少し身体を丸めるようにしてちゅぷ……と私の乳首を口に含む。そしてくちゅくちゅとしゃぶり始めた。

「あっ、あっ、あっ、あっ」
「……うん、ちょっとかがむような形にはなりますがこうすれば乳首も吸えますね」

 智軒は私の両方の乳首を吸ってからそんなことを言う。

「あ……」
「これで勇志のおまんこを満たしながら乳首も育てられそうです。勇志、いっぱいこうしておまんこさせてくださいね?」
「あっ、あっ、そん、なぁっ……!」

 ただでさえ結腸まで入れられたらたいへんなのに、同時に乳首もいじられたりしたらおかしくなってしまいそうだ。
 でも私には抱かれる以外の選択肢はない。
 だって私は、夫たちにかわいがられたいのだから。
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