【完結】素直になれない皇子は四人の夫たちに溺愛される~巨人族貴族の結婚事情

浅葱

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20.またたっぷり抱かれてしまう

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 すぐに衣服を剥かれて、尻穴にそのイチモツを突っ込まれても文句は言わなかったと思う。
 それぐらい私の尻穴はほぐれていたはずだから。
 でも智良ジーリャンは私の衣服を剥いたは剥いたが、まずしたのは私の尻穴を舐め回すことだった。

「あっ、あっ、あっ、あっ」

 私の夫たちは尻穴を舐めるのがとても好きみたいだ。
 平静な時は恥ずかしくて決してさせなかったそれを、妊娠中でわけがわからなくなっている時とか、十日前に兄の館から連れ戻されてからは毎回のようにされている。
 ぐちゅぐちゅと尻穴から濡れた音が響くのがいたたまれないだけでなく、気持ちいいから困ってしまう。
 汚いからだめだと言ったけど、智軒ジージエンなどは「私のかわいい嫁の身体のどこが汚いというのですか? 汚いならば尚のこと舐めてキレイにしなくては」と言い、更に尻穴を舐めしゃぶられてしまった。
 ふやけた尻穴を智軒のイチモツで貫かれて、すごく気持ちよくて困った。

「あっ、あっ、らめっ、やぁあっ、あっ、あっ」

 やっぱり舐められるのはすごく恥ずかしい。
 智良は私の尻穴の中に舌をぐにぐにと入れて舐めるだけではなく、じゅうじゅうと尻穴まで吸ったりもするからたいへんだ。

「やぁあっ、吸っちゃ、あっ、あっ、あっ、あんんっ」

 尻穴の中も外も、刺激されるのがすごく気持ちいい。
 智良は前立腺を舌先で刺激したりはしなかったけど、中をほぐすように舌を何度も出し入れしたりするからたまらなかった。

「あっ、あっ、やぁっ、ふやけちゃ、ううっ、あっ!」

 尻穴をふやけるほど舐めほぐされて智良のイチモツを受け入れるのは怖い。だっていつもよりもっとイチモツで感じちゃうかもしれないから。
 太ももをがっしりと固定されているから身じろぐこともできなくて、私は智良が満足するまで尻穴を舐められてしまった。
 そうして全身真っ赤になるほど感じさせられてから、やっと智良のイチモツを入れてもらえた。

「あっ、あっ、あっ、あーーーーーっ!?」

 ふやかされた尻穴は喜んで智良のイチモツを迎え入れた。欲しいものが与えられたことで、ぐねぐねと中が動いてしまっているのがわかる。

「くっ……勇志ヨンジーのおまんこはよすぎる、な……」
「あっ、あっ、あっ、あっ」

 智良は苦しそうにそう言いながらも腰をずんっずんっと突き入れてくる。そしてトンッとすぐに奥についてしまったが、その更に奥へとイチモツを進めた。

「あっ、あっ、あっ、ああああーーーーっっ!?」

 今日は入れないようなことを言っていたけど、結腸まで入れてくれるみたいだ。私は激しい快感にがくがく身を震わせながらもほっとした。どうせなら、みなに奥まで満たしてほしかった。
 すぐに股間がまたびしゃびしゃになってしまったのは恥ずかしいと思ったけど、智良はゆっくりと腰を動かし、とうとう根元までイチモツを収めてしまった。

「あーっ、あーっ、あーっ、あーっ!」

 嬉しい。すごく嬉しくて涙も涎も止まらない。

「こんなに濡らして……痛みはないか?」

 こくり、と頷いた。痛みなんて欠片ほどもない。それよりも気持ちよくてしかたない。だってちんちんからなにかとろとろ出て行くのも止まらない。

「智良……ぁあっ、あっ……」

 夫たちに抱かれるのが嬉しくてしかたないのだ。

「さすがにきついが……勇志に怪我がなければいい」
「んっ……智良、はぁ……」
「なんだ?」
「いたく、ない……?」

 尻穴があまりにも狭いと返ってイチモツが締め付けられて痛いなんて話を聞いたことがあった。智良は目を瞬かせた。

「どこまで……」
「? ぁあああっ!?」

 ただでさえでかい智良のイチモツがぐぐーっと中で暴れた。そんなに暴れてしまったらもう気持ちいいしかない。
 私の身体はもうしっかり「抱かれる身体」になっていて、みっちりと埋められた中でもイチモツが暴れたことをとても嬉しく感じた。

「……勇志がまだまだ初心だということはよくわかった。おまんこを私の形にしてしまおうな」
「あああっ!?」

 そう言って智良は私を抱きしめ、ずんっずんっと結腸を抉って蹂躙した。
 やっと仕事を終えたという智軒も寝室に来たが、それにも私は気づかなかった。

「智良、何をしているのだっ?」
「妻を抱いていますが何か」
「お前ので勇志の結腸まで貫いたら、えっちが嫌いになってしまうではないか?」
「それはないでしょう。勇志はとても気持ちよさそうですよ」

 智軒が私の顔をまじまじと見つめた。なんか恥ずかしいと思ったけど、ずんっずんっと結腸を突きまくられる快感でそんな意識も霧散した。

「あっ、あっ、あっ、あっ、あっ!」

 一日中こんな風に抱かれて、頭がおかしくなってしまうとは思った。
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