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119.溢れるほどの愛を与えられているのだけど
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僕がアローの気持ちを察する必要はなかった。
それはわかっているけれど、僕はどうしてあんなにも頑なにアローの言葉を拒んだのだろう。
きっと、トラッシュに想われているということへの嫉妬だったのかもしれない。
寝る前のイトの授乳は偉明に手伝ってもらった。
太くて長い偉明のイチモツは僕の感じるところを的確に抉るから困ってしまう。イトの授乳をするから、背面座位で偉明の逞しい身体を背中に感じながら、イトのことも一緒に支えてもらっている。
「あっ、いたっ……!」
イトは歯が生えているから、時々僕の乳首を噛んでしまう。そんな時、偉明はイトの口に指を入れて乳首から外してしまう。
「イト、噛んではだめだぞ」
むずがるイトに優しくそう諭してくれる声がとても好きだ。そして僕の乳首に治癒魔法をかけてくれる。
イトがまた乳首を咥えて幸せそうにお乳を飲み始めた。飲まれれば飲まれるほど愛しく思う。僕はイトの頭を撫でながら、涙をこぼした。
視線を感じて顔を上げれば、アローがまっすぐ僕を見つめている。それにビクッとしてしまう。
アローの視線は昔から変わっていない。それが僕を愛おしく想っている視線だと、どうして僕は気づかなかったのか。
トラッシュに想ってもらえるアローが羨ましくて、妬ましくて、そして……。
アローの気持ちに気付いた今、僕はどうしたらいいのだろう。
イトがお乳を飲みながら眠ってしまった。イトは飲みながら寝るということを気に入ってしまったみたいだ。虫歯にならないかとても心配だけど、できるだけのことをしてあげたいと思ってしまう。
「イトが寝たようだな」
「はい」
げっぷをさせないと後で苦しがって起きてしまうかもしれない。アローがイトを受け取り、縦抱っこした。イトは寝たまま上手にげっぷをし、アローに連れていかれた。
イトはけっこう大物だと思う。
「あっ……」
アローとイトが行ってしまえば、後は夫たちとの時間だ。
下からずんっと突き上げられて身もだえる。
「ああっ……!」
「哥、リューイに飲み物を与えませんと……」
「そうだな。だがその前にイカせてもらってもよいか?」
清明が気を遣って言ってくれたけど、僕は偉明の言葉に頷いた。授乳中はイチモツを入れただけでじっとしていないといけないから、たいへんだろうと思う。
「あっ、んっ……旦那、さま……ありがとう、ございました……」
「礼を言う必要はない。リューイの子は我らの子も同然だ」
嬉しくて涙が溢れる。前の夫との子など満足に面倒も看てもらえない可能性だってあるのに、夫たちはイトにもよく構ってくれている。
こんなに幸せでいいのだろうか。
「あっ、あっ、あっ、あっ……」
太ももを支えられるようにして、ずんずんと偉明のイチモツで結腸まで抉られるのがとても気持ちいい。
「そなたのおまんこは本当に気持ちがいい……それだけでなく私のイチモツでこんなに感じるなど」
「あっ、あっ、あんっ、あんっ……!」
耳元でそんなことを囁かれながら、激しく突き上げられたらすぐにイッてしまう。清明がびくびく震えている僕を眺め、先走りをこぼしているおちんちんをぱくりと咥えた。
「あっ、ひぃいいいーーーっ!?」
結腸を抉られながらおちんちんをしゃぶられたりしたら頭がおかしくなってしまいそうだった。がくがくと身体が激しく震えたけど、二人とも容赦なく僕を追いつめて、
「あっ、あーっ、あーっ、あーっ、あーっ!?」
僕は当然のことながらすぐにイッてしまい、それできゅうきゅうと偉明のイチモツを締め付けたことで偉明もまた達した。
「あーっ、あーっ、あーっ、あーっ!?」
中でもおちんちんでもイカされて、更に偉明の精液を結腸に注がれて頭がおかしくなってしまうのではないかと思った。
でも偉明がイッただけでは終わらない。
「あーっ、あーっ……」
落ち着いて水を飲んだら、今度は清明に抱いてもらうのだ。
「らんな、さまぁ……」
こんなに、こんなに幸せなのに。
「リューイは本当にかわいいな」
溢れたお乳を偉明に飲んでもらったり、清明にも飲んでもらったりした。イトが卵から生まれた時も飲ませたけど、今ほどお乳は出なかった。今はイトに授乳させた後も溢れるほど出るから、夫たちにも飲んでもらっている。
イトに飲ませている時は嬉しさと愛しさだけなのだけど、夫たちに飲んでもらうと気持ちよくもなってしまうのが不思議だった。
「あっ、あっ、あっ、あっ……」
清明のごつごつしたイチモツで結腸をぬっくんぬっくんとこねてもらい、蕩けるほどの快感を与えられる。
「あっ、らんな、さまぁっ……ああっ、あっ、あっ、あっ……!」
激しく抉られるのも嫌いじゃないけど、丁寧に結腸をこねてもらうのがたまらない。もっとかわいがってほしくなって、無意識で腰が揺れてしまいそうになる。でも清明の腕でがっしりと腰を掴まれているから全然動けなくて、その拘束にも余計に感じてしまう。
もっと抱いていてほしい。
でもイッて身体をキレイにしてもらった後は、どうしても心に何かえもいわれぬ感情があるみたいで、僕は首を傾げたのだった。
ーーーーー
言葉にできないもやもやを抱えています
それはわかっているけれど、僕はどうしてあんなにも頑なにアローの言葉を拒んだのだろう。
きっと、トラッシュに想われているということへの嫉妬だったのかもしれない。
寝る前のイトの授乳は偉明に手伝ってもらった。
太くて長い偉明のイチモツは僕の感じるところを的確に抉るから困ってしまう。イトの授乳をするから、背面座位で偉明の逞しい身体を背中に感じながら、イトのことも一緒に支えてもらっている。
「あっ、いたっ……!」
イトは歯が生えているから、時々僕の乳首を噛んでしまう。そんな時、偉明はイトの口に指を入れて乳首から外してしまう。
「イト、噛んではだめだぞ」
むずがるイトに優しくそう諭してくれる声がとても好きだ。そして僕の乳首に治癒魔法をかけてくれる。
イトがまた乳首を咥えて幸せそうにお乳を飲み始めた。飲まれれば飲まれるほど愛しく思う。僕はイトの頭を撫でながら、涙をこぼした。
視線を感じて顔を上げれば、アローがまっすぐ僕を見つめている。それにビクッとしてしまう。
アローの視線は昔から変わっていない。それが僕を愛おしく想っている視線だと、どうして僕は気づかなかったのか。
トラッシュに想ってもらえるアローが羨ましくて、妬ましくて、そして……。
アローの気持ちに気付いた今、僕はどうしたらいいのだろう。
イトがお乳を飲みながら眠ってしまった。イトは飲みながら寝るということを気に入ってしまったみたいだ。虫歯にならないかとても心配だけど、できるだけのことをしてあげたいと思ってしまう。
「イトが寝たようだな」
「はい」
げっぷをさせないと後で苦しがって起きてしまうかもしれない。アローがイトを受け取り、縦抱っこした。イトは寝たまま上手にげっぷをし、アローに連れていかれた。
イトはけっこう大物だと思う。
「あっ……」
アローとイトが行ってしまえば、後は夫たちとの時間だ。
下からずんっと突き上げられて身もだえる。
「ああっ……!」
「哥、リューイに飲み物を与えませんと……」
「そうだな。だがその前にイカせてもらってもよいか?」
清明が気を遣って言ってくれたけど、僕は偉明の言葉に頷いた。授乳中はイチモツを入れただけでじっとしていないといけないから、たいへんだろうと思う。
「あっ、んっ……旦那、さま……ありがとう、ございました……」
「礼を言う必要はない。リューイの子は我らの子も同然だ」
嬉しくて涙が溢れる。前の夫との子など満足に面倒も看てもらえない可能性だってあるのに、夫たちはイトにもよく構ってくれている。
こんなに幸せでいいのだろうか。
「あっ、あっ、あっ、あっ……」
太ももを支えられるようにして、ずんずんと偉明のイチモツで結腸まで抉られるのがとても気持ちいい。
「そなたのおまんこは本当に気持ちがいい……それだけでなく私のイチモツでこんなに感じるなど」
「あっ、あっ、あんっ、あんっ……!」
耳元でそんなことを囁かれながら、激しく突き上げられたらすぐにイッてしまう。清明がびくびく震えている僕を眺め、先走りをこぼしているおちんちんをぱくりと咥えた。
「あっ、ひぃいいいーーーっ!?」
結腸を抉られながらおちんちんをしゃぶられたりしたら頭がおかしくなってしまいそうだった。がくがくと身体が激しく震えたけど、二人とも容赦なく僕を追いつめて、
「あっ、あーっ、あーっ、あーっ、あーっ!?」
僕は当然のことながらすぐにイッてしまい、それできゅうきゅうと偉明のイチモツを締め付けたことで偉明もまた達した。
「あーっ、あーっ、あーっ、あーっ!?」
中でもおちんちんでもイカされて、更に偉明の精液を結腸に注がれて頭がおかしくなってしまうのではないかと思った。
でも偉明がイッただけでは終わらない。
「あーっ、あーっ……」
落ち着いて水を飲んだら、今度は清明に抱いてもらうのだ。
「らんな、さまぁ……」
こんなに、こんなに幸せなのに。
「リューイは本当にかわいいな」
溢れたお乳を偉明に飲んでもらったり、清明にも飲んでもらったりした。イトが卵から生まれた時も飲ませたけど、今ほどお乳は出なかった。今はイトに授乳させた後も溢れるほど出るから、夫たちにも飲んでもらっている。
イトに飲ませている時は嬉しさと愛しさだけなのだけど、夫たちに飲んでもらうと気持ちよくもなってしまうのが不思議だった。
「あっ、あっ、あっ、あっ……」
清明のごつごつしたイチモツで結腸をぬっくんぬっくんとこねてもらい、蕩けるほどの快感を与えられる。
「あっ、らんな、さまぁっ……ああっ、あっ、あっ、あっ……!」
激しく抉られるのも嫌いじゃないけど、丁寧に結腸をこねてもらうのがたまらない。もっとかわいがってほしくなって、無意識で腰が揺れてしまいそうになる。でも清明の腕でがっしりと腰を掴まれているから全然動けなくて、その拘束にも余計に感じてしまう。
もっと抱いていてほしい。
でもイッて身体をキレイにしてもらった後は、どうしても心に何かえもいわれぬ感情があるみたいで、僕は首を傾げたのだった。
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言葉にできないもやもやを抱えています
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