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68.感じすぎてもうどうしようもない

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「あっ、ひぃいいいい~~~~っっ!?」

 浩明ハオミンはイチモツを一気に根元まで収めてしまうと、僕が息を整えるのも待たず僕の身体を起こしてしまった。下からずんっ! と突き上げられる形になって、僕はまたイカされてしまう。股間の濡れた感触が気持ち悪いと思うのに、抉られた結腸が気持ちよくてたまらない。

「あぁあっ、ああっ、ああっ……!」

 僕は涙と涎をこぼしながら浩明の頭を抱きしめた。

「リューイのおまんこ、とても気持ちいいですよ……」
「んんっ……!」

 浩明は少し頭を下げるようにすると、僕の乳首をパクリと咥えた。今日はもうずっとこの形で抱かれるみたいだった。感じすぎて座っていられるかどうかわからないけど、そしたら浩明がどうにかしてくれるだろう。
 僕はがくがく震えながら、浩明が望む通りいっぱい抱いてもらった。
 乳首を吸われ、揉まれながら結腸をぬっくんぬっくんとこねられる。イチモツで中をこねこねされるのがたまらなくてイキっぱなしのような状態になってしまった。
 お昼ごはんの前にイチモツを抜いてもらい、中をたっぷりと舐められ、肛門を吸われた。愛液もじゅるじゅると飲まれてしまう。ぐったりしたままお昼ごはんをいただいて、部屋に戻ったらまた対面座位でずっと結腸の奥を抉られて感じまくった。

「あ……あ……あ……」

 底なしの快感に頭がおかしくなってしまいそうだった。

「こんなにリューイを抱くことができるなんて、夢のようです。次が待ち遠しいですよ」

 浩明は夕飯に呼ばれるまで、また僕の尻穴の中を舐めまくった。愛液がおいしいって、じゅるじゅると啜られてもうクセになってしまいそうだ。

「ああ……こんなにひくついているかわいいおまんこから一度離れなければいけないなんて、拷問です。リューイが私だけのものならばどんなにいいか……」
「あぁあああんっ!?」

 中をたっぷりと舐められて、愛液を啜られ、ひくひくしていた肛門も何度も吸われた。

「やっ、も……らめぇっ……!」
「”天使”になったリューイは、ますますかわいくて、たまりません……」

 どうにか解放されて、夕飯の席に運ばれた。もう感じすぎてどうしようもなくて、僕は涙をこぼした。でも浩明と離れたくなくて、ぎゅうっとくっついていた。
”天使”は自分を抱いた相手をもれなく好きになってしまうんだろうか。

「リューイ、そんなに甘えられたら離したくなくなるではありませんか」
「ごめ……ごめん、なさい……」

 感じすぎてしまって身体が言うことをきかないみたいだ。
 ちゅ……と顔に口づけられて涙を吸われる。

「リューイは涙まで甘いのですね」

 ちゅ、ちゅと何度も口づけられて、かえって涙が止まらなくなってしまった。

「貴方は……かわいすぎる……」
「浩明グァ

 いらついたような声にビクッと震えた。

清明チンミン、リューイを怯えさせないでください。リューイも謝ることなんてありません。私が愛しすぎてしまったみたいです。申し訳ありません」

 僕は浩明の頭を抱きしめた。浩明こそ僕に謝る必要なんてない。だって僕がくっついていたいのだから。

「ああもう……なんてかわいいことを……」

 浩明はため息をついた。

「浩明、やりすぎだ。気持ちを暴走させたのではないか?」
「……そのようです」
「あ……」

 偉明ウェイミンが僕を浩明から引き剥がした。そして清明のところへ運ぶ。清明が当たり前のように僕を受け取り、ぎゅうっと抱きしめてくれた。くんくんと清明の匂いを嗅ぐ。

「旦那様だぁ……」

 僕は安心して清明にもたれた。

「う……なんだこのめちゃくちゃかわいいのは……」
「”天使”になると抱く相手の感情を無意識で吸うらしい。私たちがリューイを愛しく想っているから、リューイも私たちを愛して感度も上がるらしいな」

 偉明がしれっとそんなことを言う。愛されていると思ったら胸が高鳴った。
 僕を愛してくれている人に抱かれると好きになってしまうみたい。

「……夕飯を食べるぞ」
「……はい」

 食べないととても身体が持たないだろう。僕は頷いて、清明の膝の上で夕飯をいただいた。
 僕を乗せていたら食べづらいだろうと思うのに、夫たちは僕を膝の上から下ろそうとしない。たまに下ろしても同じ長椅子の上で腰を抱かれたまま食べる形になる。僕はもう夫たちにくっついてもらえるのが嬉しくてたまらないからいいのだけど……。
 ごはんも毎回おいしいし、夫たちにはただひたすらに愛してもらっているし、まるで夢のようだと思っている。
 でも……とも思う。
 清明はどうなのだろう。偉明、明輝ミンフイ、浩明は僕をたっぷりと愛してくれた。清明も、”天使”になった僕を愛してくれるだろうか?
 ちら、と清明を窺った。清明は豪快に肉の塊を食べていた。でも全然下品じゃない。筷子(箸)で摘まみ、汁もこぼさず食べる。僕もそんな風にうまく使えたらいいなと思った。

「しっかり食べたか?」
「は、はい……」

 清明は筷子を置くと、僕を改めて抱きしめた。逞しい腕に抱きしめられるのは嬉しい。と言うより、僕は夫たちに触れてもらえるならなんでもいいみたいである。だってもうこんなに、胸の音がうるさい。
 もしかしたら清明に聞かれているのではないかと思うぐらいだ。

「……やっと貴方を抱くことができる」
「あ……」

 抱いてもらえると思ったら、身体の奥が甘く疼いた。今回はいつもより一人一人に抱かれる時間が長かったから、清明に抱かれるのは久しぶりな気がする。
 食休みの時間中もどきどきして、僕はどうしたらいいのかわからなかった。
 清明はこの感じやすい身体を気に入ってくれるだろうか。


ーーーーー
やっと末っ子のターン。だってリューイがかわいいんだもん(責任転嫁
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