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50.身体だけじゃなくて気持ちの変化にも戸惑う
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朝から明輝のイチモツでいっぱい奥まで満たされてしまった。
無理矢理こじ開けられた奥は結腸というらしい。普通なら慣れないうちは痛みを感じるそうなのだけど、僕は”天使”になったせいか、その結腸とかいう奥の方が敏感みたいで困ってしまう。
涙と涎でどろどろになった顔を見られるのは嫌なのだけど、明輝はとても嬉しそうにそんな僕の涙を舐めて結腸をぐりぐりと何度も刺激した。
「あぁあああんっっ……!!」
そして朝食の用意ができたと侍従が伝えにきてから僕の奥に精液を放った。
「あぁああっ、あーっ、あーっ、あーっ、あーっ!」
精液を出されるとものすごく感じてしまう。元から僕は夫たちの魔力に反応していたのだけど、今はもっと感じてしまうからたいへんだ。
「くっ……はぁ……」
きつく抱きしめられて、精液を奥に出されたことで僕はまたイカされてしまった。気持ちよすぎてもう頭がおかしくなってしまいそうである。
明輝は僕が落ち着くのを待ってからイチモツを抜き、洗浄魔法をかけて衣服を着せてくれた。まだ尻穴がジンジンしているような気がするけど、さっぱりしてほっとする。
明輝に白いレースの靴下を履かされて抱き上げられる。その胸にそっと頭をもたせかけた。
”天使”になってしまったせいか、僕はヘンになってしまっていると思う。
恥ずかしかったけど、そのことについて朝食後夫たちに伝えてみた。
「変になってしまっている? 具体的にそれはどういうことか? 身体の反応が変わってしまったことは理解しているだろう」
偉明に聞かれて、考える。
今僕は長椅子に腰掛けている明輝の膝に乗せられている。椅子にも直接座らせてもらえない徹底っぷりが甘くてどきどきしてしまう。
「ええと、その……僕は旦那さま方のことが好きなのですけれども……」
「そうなのですか!?」
「そうなのか!?」
その言葉に反応したのは浩明と清明だった。びくっとしてしまう。
僕は今までは、抱かれている時以外夫たちに”好き”と言ったことはなかったかもしれなかった。
「そなたら、後にせよ。リューイの話を聞くのが先だ」
「……失礼しました」
「…………」
二人は黙った。悪いことをしたと思う。
「リューイ、そなたが私たちを好きだというのはわかった。続けよ」
「はい……そのう……」
”天使”になったことで感度がすごく上がってしまっているせいなのか、以前よりもずっと偉明と明輝のことを好きになってしまっているようだということを、僕はつっかえつっかえどうにか告げた。
偉明は自分の額に指を当てた。明輝にはきつく抱きしめられる。
「あっ……」
「私たちをより好きになってしまったのですね? それはとてもいいことではありませんか」
「で、でも……なんでなのかよくわからなくて……」
「わからないのが嫌なのですか?」
明輝に聞かれて、コクリと頷いた。
「何故わからないのが嫌なのです? リューイは私たちの妻なのですから、私たちをより好きになるというのは歓迎すべきことです。それとも嫌なのですか?」
「ち、ちが……」
そんなことはない。ただこんなに好きになってしまっていいのかと不安なのだ。
「リューイの、今の好きを教えてください。したいこと、されたいことがあるのでしょう?」
明輝は僕の気持ちがわかっているみたいだった。
「……はしたない、から……」
「何がはしたないのです? もしリューイが一日中イチモツで啼かせてほしいというのでしたら大歓迎ですよ? そういう望みでしたら一か月でも二か月でも喜んで致しましょう。淫乱な妻は理想ですからね」
「……あ……」
衣服の上からなのだけど、胸をいやらしく揉まれてびくびく震えた。鍛えていたせいか、僕の胸は少し膨らんでいる。
「リューイは”天使”なのだから我らに抱かれたいと思うのは当然だ。四人同時に抱いてほしいという望みであっても叶えられるぞ」
偉明がニヤリとして言う。浩明と清明は鼻を押さえた。
「そ、そんなの……無理です……」
四人同時になんて、そんなことをされたら恥ずかしくて死んでしまいそうだ。
そう思って愕然とした。恥ずかしくなければ、四人同時に触れられてもいいのだろうか。一人に抱かれながら、二人に乳首を吸われて、一人にちんちんを愛撫されるなんて前に聞いたことがあった気がする。
それはいったいどんな快感なのだろうと考えてしまう。
やっぱり僕は淫乱になってしまったみたいだ。
頬が熱くなって、真っ赤になっていると思う。夫たちに抱かれれば抱かれる程僕は彼らを好きになっているのだけど、それではまるでえっちが好きみたいだし。でも夫たちにえっちされるのは気持ちいいし……。
「旦那さま……あの、部屋へ」
いたたまれなくなって、僕は明輝に縋った。
「リューイはかわいいですね。恥ずかしくなってしまったようです。この話はまた今度にしましょう」
コクリと僕は頷いたけど、またこの話するの? と困ってしまった。自分から言い出したことではあるのだけど、できればもう忘れてほしい。
でも部屋に運ばれて、ベッドに優しく横たえられたらもう何も考えられなくなってしまう。
「リューイ、明日の朝までは私に夢中になっていてくださいね」
そんな甘いことを明輝に言われて、優しく口づけられてしまったら。
「んんっ……」
溶けてしまいそうだと思った。
ーーーーー
えっち好きになったのが恥ずかしいリューイ
無理矢理こじ開けられた奥は結腸というらしい。普通なら慣れないうちは痛みを感じるそうなのだけど、僕は”天使”になったせいか、その結腸とかいう奥の方が敏感みたいで困ってしまう。
涙と涎でどろどろになった顔を見られるのは嫌なのだけど、明輝はとても嬉しそうにそんな僕の涙を舐めて結腸をぐりぐりと何度も刺激した。
「あぁあああんっっ……!!」
そして朝食の用意ができたと侍従が伝えにきてから僕の奥に精液を放った。
「あぁああっ、あーっ、あーっ、あーっ、あーっ!」
精液を出されるとものすごく感じてしまう。元から僕は夫たちの魔力に反応していたのだけど、今はもっと感じてしまうからたいへんだ。
「くっ……はぁ……」
きつく抱きしめられて、精液を奥に出されたことで僕はまたイカされてしまった。気持ちよすぎてもう頭がおかしくなってしまいそうである。
明輝は僕が落ち着くのを待ってからイチモツを抜き、洗浄魔法をかけて衣服を着せてくれた。まだ尻穴がジンジンしているような気がするけど、さっぱりしてほっとする。
明輝に白いレースの靴下を履かされて抱き上げられる。その胸にそっと頭をもたせかけた。
”天使”になってしまったせいか、僕はヘンになってしまっていると思う。
恥ずかしかったけど、そのことについて朝食後夫たちに伝えてみた。
「変になってしまっている? 具体的にそれはどういうことか? 身体の反応が変わってしまったことは理解しているだろう」
偉明に聞かれて、考える。
今僕は長椅子に腰掛けている明輝の膝に乗せられている。椅子にも直接座らせてもらえない徹底っぷりが甘くてどきどきしてしまう。
「ええと、その……僕は旦那さま方のことが好きなのですけれども……」
「そうなのですか!?」
「そうなのか!?」
その言葉に反応したのは浩明と清明だった。びくっとしてしまう。
僕は今までは、抱かれている時以外夫たちに”好き”と言ったことはなかったかもしれなかった。
「そなたら、後にせよ。リューイの話を聞くのが先だ」
「……失礼しました」
「…………」
二人は黙った。悪いことをしたと思う。
「リューイ、そなたが私たちを好きだというのはわかった。続けよ」
「はい……そのう……」
”天使”になったことで感度がすごく上がってしまっているせいなのか、以前よりもずっと偉明と明輝のことを好きになってしまっているようだということを、僕はつっかえつっかえどうにか告げた。
偉明は自分の額に指を当てた。明輝にはきつく抱きしめられる。
「あっ……」
「私たちをより好きになってしまったのですね? それはとてもいいことではありませんか」
「で、でも……なんでなのかよくわからなくて……」
「わからないのが嫌なのですか?」
明輝に聞かれて、コクリと頷いた。
「何故わからないのが嫌なのです? リューイは私たちの妻なのですから、私たちをより好きになるというのは歓迎すべきことです。それとも嫌なのですか?」
「ち、ちが……」
そんなことはない。ただこんなに好きになってしまっていいのかと不安なのだ。
「リューイの、今の好きを教えてください。したいこと、されたいことがあるのでしょう?」
明輝は僕の気持ちがわかっているみたいだった。
「……はしたない、から……」
「何がはしたないのです? もしリューイが一日中イチモツで啼かせてほしいというのでしたら大歓迎ですよ? そういう望みでしたら一か月でも二か月でも喜んで致しましょう。淫乱な妻は理想ですからね」
「……あ……」
衣服の上からなのだけど、胸をいやらしく揉まれてびくびく震えた。鍛えていたせいか、僕の胸は少し膨らんでいる。
「リューイは”天使”なのだから我らに抱かれたいと思うのは当然だ。四人同時に抱いてほしいという望みであっても叶えられるぞ」
偉明がニヤリとして言う。浩明と清明は鼻を押さえた。
「そ、そんなの……無理です……」
四人同時になんて、そんなことをされたら恥ずかしくて死んでしまいそうだ。
そう思って愕然とした。恥ずかしくなければ、四人同時に触れられてもいいのだろうか。一人に抱かれながら、二人に乳首を吸われて、一人にちんちんを愛撫されるなんて前に聞いたことがあった気がする。
それはいったいどんな快感なのだろうと考えてしまう。
やっぱり僕は淫乱になってしまったみたいだ。
頬が熱くなって、真っ赤になっていると思う。夫たちに抱かれれば抱かれる程僕は彼らを好きになっているのだけど、それではまるでえっちが好きみたいだし。でも夫たちにえっちされるのは気持ちいいし……。
「旦那さま……あの、部屋へ」
いたたまれなくなって、僕は明輝に縋った。
「リューイはかわいいですね。恥ずかしくなってしまったようです。この話はまた今度にしましょう」
コクリと僕は頷いたけど、またこの話するの? と困ってしまった。自分から言い出したことではあるのだけど、できればもう忘れてほしい。
でも部屋に運ばれて、ベッドに優しく横たえられたらもう何も考えられなくなってしまう。
「リューイ、明日の朝までは私に夢中になっていてくださいね」
そんな甘いことを明輝に言われて、優しく口づけられてしまったら。
「んんっ……」
溶けてしまいそうだと思った。
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えっち好きになったのが恥ずかしいリューイ
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