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37.朝からいっぱい、いっぱい
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翌朝は珍しく、偉明の腕の中に抱きしめられている形で目覚めた。
ここに来てからは、どこかを愛撫されながら目覚めるのが当然だったから僕は戸惑った。どうしたのだろう。
「リューイ、大事ないか?」
僕が目覚めたことに気づいたのか、偉明が心配そうに声をかけてきた。
「……ぁ……く……」
声を出そうとして、掠れていることに気づいた。昨日はこれ以上ないってぐらい喘がされたから、それはしかたないことだったのかもしれなかった。
「ああ、すまぬ」
偉明が気づいて、喉に治癒魔法をかけてくれた。この国の人々は本当に魔法の使い方がうまいと思う。喉がすぐに楽になったのがわかった。
「あ……僕、いつ……」
昨夜いっぱい抱かれたことを思い出して、全身が熱くなった。きっと真っ赤になっているに違いない。
「すまぬ。そなたが愛しすぎて止まらなかった……」
「あっ……」
きつく抱きしめられて、胸がきゅーんとなる。嬉しくて僕は偉明の身体にそっと触れた。
昨夜、いつ寝たのかも覚えていない。寝た、というより感じさせられすぎて気を失ったというのが正しいみたいだった。
「リューイ」
「旦那さま……旦那さま……」
何をどう言ったらいいのかわからなくて、呼ぶことしかできない。今までだってすごく身体を気遣ってもらって、それでもイチモツを受け入れてイクことができなくて申し訳ないと思っていた。”天使”になった途端すごく感じてしまい、自分の身体が自分の物ではないみたいで怖かったのだけど、それを受け入れてもらえるのが嬉しくてたまらない。
「ゆっくりでいい。言いたいことがあれば言うといい」
抱きしめられたまま優しく囁かれて涙が溢れた。胸がきゅんきゅんしてどうしたらいいのかわからない。これは僕が”天使”になってしまったからなのか、それとも偉明への想いが溢れてこうなったのかまではわからなかった。
僕は偉明が好きだ。
でも”天使”になったら死ななきゃいけないと思っていたから、好きだなんて言えなかった。
もう言ってもいいのだろうか。
「どうした? つらいのか?」
偉明は僕の涙に狼狽えたみたいだった。こんな素敵な人が僕なんかの反応でおろおろするのは不思議だった。
「いいえ、いいえ……旦那さま、好き、好きです……」
消え入りそうな声になってしまった。でも抱きしめられているから、そんな小さな声でも偉明には届いたみたいで。
「……なんとかわいいことを……」
きつく抱きしめられて、ちゅ、ちゅ、と顔中に口づけられる。そんな優しい仕草がくすぐったくて嬉しい。
「昨夜は……とても我慢ができなくてそなたの奥まで穿ってしまったが……またしてもよいか?」
「あっ……」
抱きしめられながら尻を撫でられる。すぐに身体の奥が甘く疼いた。
僕はこくりと頷く。
「ゆ、ゆっくり……していただけたら……あぁあっ……!」
「ゆっくりか……確かに昨夜はがっついてしまった。情けないことだな」
尻の間を指先で辿られて震えた。尻穴を指先で擦られるだけで甘い感覚が走る。
「あっ、あっ、あっ……」
「おまんこの入口だけでも感じるのか?」
指の腹で何度も擦られ、つぷりと指先を潜り込ませられた。
「ああーーっ……」
すごく甘くて、また涙がこぼれた。
「そなたは泣いてばかりだな。そこもかわいい」
もう全身真っ赤になっているに違いない。あんまりかわいいと言わないでほしかった。
「……ゆっくりか……難しいな」
偉明は苦笑すると、それからくぷくぷと指先を何度も浅いところで出し入れした。
「あっ、あっ、あっ、あっ」
「おまんこが締め付けてくるぞ?」
「やっ、あっ、あっ……」
「舐めさせろ」
「ああっ……」
偉明が僕の足を開き、尻を開いて少し持ち上げるようにした。そしてぺろぺろと尻穴を舐め、すぐに舌を入れる。
「やっ、ああっ、ああっ……!」
中を舐められるのがすごく気持ちよくて困ってしまう。偉明は長くて肉厚の舌を根元まで入れ、何度も出し入れした。ぬるぬるしているのに芯は硬いような長い物で中を舐められるのがたまらない。舌の太さとか長さも元夫のイチモツと遜色なくて、とにかく感じさせられてしまう。
「ぁあっ、旦那、さま……あぁあっ……!」
舌で舐められるのも気持ちいいのだけど、できれば偉明にも気持ちよくなってほしい。
「旦那、さまぁ……して……して、くださ……ぁんんっ……!」
ぐちゅぐちゅと舌を勢いよく出し入れされて、僕はすぐにイカされてしまった。中は本当に気持ちいいから勘弁してほしい。
「あぁあああーーーーっ!」
僕がイッたのを確認して、偉明は顔を上げた。
「……まだ早いだろう? それに奥まで入れてかわいがるには時間が足りぬな。朝食後にするか」
「そんな、そんなぁ……」
今偉明のイチモツがほしいのに偉明はひどいと思った。
「旦那さまぁ……ほしっ、よぉ……あぁあんっ!?」
「後でたっぷりかわいがってやるから、今は我慢しろ」
「あぁああっ!」
尻穴に太くて長い指を三本入れられたらだめだった。
「あっ、あっ、あっ、あっ」
偉明はまた僕の身体に覆いかぶさるようにすると、尻穴を指で穿ちながら、僕の乳首を舐めしゃぶった。
「”天使”は夫と心をしっかり通わせることで乳を出すようになるらしい。その乳は栄養価も高く美味だと聞いている」
「あっ、あっ、あっ、あっ」
尻穴と乳首を同時に刺激されたらもう喘ぐことしかできない。妊娠しなくてもお乳を飲んでもらえるようになるなんて、初めて聞いた。
「とても楽しみだな」
「あぁあああんっっ!?」
ちゅうううっと何度も乳首を吸われ、ぷっくりと腫れ上がるまでかわいがられた。もちろんひりひりしてきたところで治癒魔法をかけてもらい、朝食に呼ばれるまで尻穴をぐちょぐちょにいじられながら乳首を舐めしゃぶられた。
あまりにも甘くて、僕は朝からいっぱいイカされてしまったのである。
も、だめだよおぉっ。
ここに来てからは、どこかを愛撫されながら目覚めるのが当然だったから僕は戸惑った。どうしたのだろう。
「リューイ、大事ないか?」
僕が目覚めたことに気づいたのか、偉明が心配そうに声をかけてきた。
「……ぁ……く……」
声を出そうとして、掠れていることに気づいた。昨日はこれ以上ないってぐらい喘がされたから、それはしかたないことだったのかもしれなかった。
「ああ、すまぬ」
偉明が気づいて、喉に治癒魔法をかけてくれた。この国の人々は本当に魔法の使い方がうまいと思う。喉がすぐに楽になったのがわかった。
「あ……僕、いつ……」
昨夜いっぱい抱かれたことを思い出して、全身が熱くなった。きっと真っ赤になっているに違いない。
「すまぬ。そなたが愛しすぎて止まらなかった……」
「あっ……」
きつく抱きしめられて、胸がきゅーんとなる。嬉しくて僕は偉明の身体にそっと触れた。
昨夜、いつ寝たのかも覚えていない。寝た、というより感じさせられすぎて気を失ったというのが正しいみたいだった。
「リューイ」
「旦那さま……旦那さま……」
何をどう言ったらいいのかわからなくて、呼ぶことしかできない。今までだってすごく身体を気遣ってもらって、それでもイチモツを受け入れてイクことができなくて申し訳ないと思っていた。”天使”になった途端すごく感じてしまい、自分の身体が自分の物ではないみたいで怖かったのだけど、それを受け入れてもらえるのが嬉しくてたまらない。
「ゆっくりでいい。言いたいことがあれば言うといい」
抱きしめられたまま優しく囁かれて涙が溢れた。胸がきゅんきゅんしてどうしたらいいのかわからない。これは僕が”天使”になってしまったからなのか、それとも偉明への想いが溢れてこうなったのかまではわからなかった。
僕は偉明が好きだ。
でも”天使”になったら死ななきゃいけないと思っていたから、好きだなんて言えなかった。
もう言ってもいいのだろうか。
「どうした? つらいのか?」
偉明は僕の涙に狼狽えたみたいだった。こんな素敵な人が僕なんかの反応でおろおろするのは不思議だった。
「いいえ、いいえ……旦那さま、好き、好きです……」
消え入りそうな声になってしまった。でも抱きしめられているから、そんな小さな声でも偉明には届いたみたいで。
「……なんとかわいいことを……」
きつく抱きしめられて、ちゅ、ちゅ、と顔中に口づけられる。そんな優しい仕草がくすぐったくて嬉しい。
「昨夜は……とても我慢ができなくてそなたの奥まで穿ってしまったが……またしてもよいか?」
「あっ……」
抱きしめられながら尻を撫でられる。すぐに身体の奥が甘く疼いた。
僕はこくりと頷く。
「ゆ、ゆっくり……していただけたら……あぁあっ……!」
「ゆっくりか……確かに昨夜はがっついてしまった。情けないことだな」
尻の間を指先で辿られて震えた。尻穴を指先で擦られるだけで甘い感覚が走る。
「あっ、あっ、あっ……」
「おまんこの入口だけでも感じるのか?」
指の腹で何度も擦られ、つぷりと指先を潜り込ませられた。
「ああーーっ……」
すごく甘くて、また涙がこぼれた。
「そなたは泣いてばかりだな。そこもかわいい」
もう全身真っ赤になっているに違いない。あんまりかわいいと言わないでほしかった。
「……ゆっくりか……難しいな」
偉明は苦笑すると、それからくぷくぷと指先を何度も浅いところで出し入れした。
「あっ、あっ、あっ、あっ」
「おまんこが締め付けてくるぞ?」
「やっ、あっ、あっ……」
「舐めさせろ」
「ああっ……」
偉明が僕の足を開き、尻を開いて少し持ち上げるようにした。そしてぺろぺろと尻穴を舐め、すぐに舌を入れる。
「やっ、ああっ、ああっ……!」
中を舐められるのがすごく気持ちよくて困ってしまう。偉明は長くて肉厚の舌を根元まで入れ、何度も出し入れした。ぬるぬるしているのに芯は硬いような長い物で中を舐められるのがたまらない。舌の太さとか長さも元夫のイチモツと遜色なくて、とにかく感じさせられてしまう。
「ぁあっ、旦那、さま……あぁあっ……!」
舌で舐められるのも気持ちいいのだけど、できれば偉明にも気持ちよくなってほしい。
「旦那、さまぁ……して……して、くださ……ぁんんっ……!」
ぐちゅぐちゅと舌を勢いよく出し入れされて、僕はすぐにイカされてしまった。中は本当に気持ちいいから勘弁してほしい。
「あぁあああーーーーっ!」
僕がイッたのを確認して、偉明は顔を上げた。
「……まだ早いだろう? それに奥まで入れてかわいがるには時間が足りぬな。朝食後にするか」
「そんな、そんなぁ……」
今偉明のイチモツがほしいのに偉明はひどいと思った。
「旦那さまぁ……ほしっ、よぉ……あぁあんっ!?」
「後でたっぷりかわいがってやるから、今は我慢しろ」
「あぁああっ!」
尻穴に太くて長い指を三本入れられたらだめだった。
「あっ、あっ、あっ、あっ」
偉明はまた僕の身体に覆いかぶさるようにすると、尻穴を指で穿ちながら、僕の乳首を舐めしゃぶった。
「”天使”は夫と心をしっかり通わせることで乳を出すようになるらしい。その乳は栄養価も高く美味だと聞いている」
「あっ、あっ、あっ、あっ」
尻穴と乳首を同時に刺激されたらもう喘ぐことしかできない。妊娠しなくてもお乳を飲んでもらえるようになるなんて、初めて聞いた。
「とても楽しみだな」
「あぁあああんっっ!?」
ちゅうううっと何度も乳首を吸われ、ぷっくりと腫れ上がるまでかわいがられた。もちろんひりひりしてきたところで治癒魔法をかけてもらい、朝食に呼ばれるまで尻穴をぐちょぐちょにいじられながら乳首を舐めしゃぶられた。
あまりにも甘くて、僕は朝からいっぱいイカされてしまったのである。
も、だめだよおぉっ。
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