116 / 162
1917
27
しおりを挟む
呑気にぼやいてるうちに12月…もう、どうしたらいいんだか(T-T)
が、泣いていても終らない。まずは、この連載を更新しないと。
もう、完結のお楽しみの週間ユニークもどうでもいい。
終わりたい(>_<。)
その為には、ファティマの第3の予言を探すしかない。
私も混乱しているけど、当事者のルチアは、そんなもんじゃなかったと思う。
聖母は言った。
この予言は1960年まで知らせてはいけない。と。
これ、丁度100年違いだと思うと、時の長さを体感できる。
今から、2060年まで秘密にして、後に知らせろ…と、人間タイムカプセルにされるようなものだからだ。
しかも、100年前と言えば、第一次、二次世界大戦を経験しての37年なのだ。
壮絶である。
ルチアの苦しみを思いながら、私もその謎について考える。
ここで、もうひとつの間違いに気がついた。
『鞭の朱房』をフリンジのような飾りと考えていたけれど、鞭とは、革の紐で肌を傷つけて相手に痛みを与える道具である。
房の部分は飾りではなく、その細かい房の部分を叩きつけて相手を痛め付けるのだ。
だとしたら、朱(あか)の房…は、血で染まった鞭の房…とも想像が出来るのだ。
カトリックでは、鞭を己に当てる事で贖罪をする行為があるそうだけれど、それは姉の人類を憂いだ贖罪の血で染まったものなのだろうか?
まあ、西条八十は何を考えていたかは、永遠の謎ではあるけれど…
ファティマの予言については、まだまだ、話題は尽きないのだ。
もう…
頭を抱える私にベルフェゴールはコーヒーを淹れてくれた。
「これ飲んで、元気だして。」
ベルフェゴールに言われて、コーヒーを見つめた。
なんか、さっきから、結構、色々飲んでる気がする。
「ありがとう。」
とはいえ、折角なのでカップで手を暖める。
「あら?元気にならない?じゃあ、歌でも歌ってあげようか?」
と、ベルフェゴールに言われて首をふる。
「歌ってる場合じゃないわよ~なんなの?1917年って!本当にっ!!」
私は叫んだ。
ファティマの聖母が年指定で伝えた内容は、一部、公開はされている。
それは、ローマ法王の暗殺に関わるもの…と、私は記憶していた。
それで話を持ってきたけれど、ここに来て、もう一人の人物が現れる。
1960年…この時、何がおこったのか?
そこから、私は予言を予想しようと考えていた。
で、世界情勢を調べる。
特に、アメリカについて。で、1960年がアメリカの大統領選挙に当たること、そして、その年の終わりに当選確実を報じられた人物の名前に驚愕した…
ジョン・F・ケネディ…
マジかよっ( ; ゜Д゜)
私はそこから一気にキューバ危機を検索した。
そう、ケネディ大統領の時代、米ソによるガチの核戦争チキンレースが行われていたのだ。
で、ライバルのニクソンとケネディの2人のアメリカの政治家を調べながら、この時代を考えようとした。
そして、ここで、私はきっと、この、ハンサムで短命だったアメリカの大統領の生年月日を初めて知ることになる。
1917年5月29日生まれ。
ファティマの聖母が現れたその月に、彼は誕生していたのだった。
が、泣いていても終らない。まずは、この連載を更新しないと。
もう、完結のお楽しみの週間ユニークもどうでもいい。
終わりたい(>_<。)
その為には、ファティマの第3の予言を探すしかない。
私も混乱しているけど、当事者のルチアは、そんなもんじゃなかったと思う。
聖母は言った。
この予言は1960年まで知らせてはいけない。と。
これ、丁度100年違いだと思うと、時の長さを体感できる。
今から、2060年まで秘密にして、後に知らせろ…と、人間タイムカプセルにされるようなものだからだ。
しかも、100年前と言えば、第一次、二次世界大戦を経験しての37年なのだ。
壮絶である。
ルチアの苦しみを思いながら、私もその謎について考える。
ここで、もうひとつの間違いに気がついた。
『鞭の朱房』をフリンジのような飾りと考えていたけれど、鞭とは、革の紐で肌を傷つけて相手に痛みを与える道具である。
房の部分は飾りではなく、その細かい房の部分を叩きつけて相手を痛め付けるのだ。
だとしたら、朱(あか)の房…は、血で染まった鞭の房…とも想像が出来るのだ。
カトリックでは、鞭を己に当てる事で贖罪をする行為があるそうだけれど、それは姉の人類を憂いだ贖罪の血で染まったものなのだろうか?
まあ、西条八十は何を考えていたかは、永遠の謎ではあるけれど…
ファティマの予言については、まだまだ、話題は尽きないのだ。
もう…
頭を抱える私にベルフェゴールはコーヒーを淹れてくれた。
「これ飲んで、元気だして。」
ベルフェゴールに言われて、コーヒーを見つめた。
なんか、さっきから、結構、色々飲んでる気がする。
「ありがとう。」
とはいえ、折角なのでカップで手を暖める。
「あら?元気にならない?じゃあ、歌でも歌ってあげようか?」
と、ベルフェゴールに言われて首をふる。
「歌ってる場合じゃないわよ~なんなの?1917年って!本当にっ!!」
私は叫んだ。
ファティマの聖母が年指定で伝えた内容は、一部、公開はされている。
それは、ローマ法王の暗殺に関わるもの…と、私は記憶していた。
それで話を持ってきたけれど、ここに来て、もう一人の人物が現れる。
1960年…この時、何がおこったのか?
そこから、私は予言を予想しようと考えていた。
で、世界情勢を調べる。
特に、アメリカについて。で、1960年がアメリカの大統領選挙に当たること、そして、その年の終わりに当選確実を報じられた人物の名前に驚愕した…
ジョン・F・ケネディ…
マジかよっ( ; ゜Д゜)
私はそこから一気にキューバ危機を検索した。
そう、ケネディ大統領の時代、米ソによるガチの核戦争チキンレースが行われていたのだ。
で、ライバルのニクソンとケネディの2人のアメリカの政治家を調べながら、この時代を考えようとした。
そして、ここで、私はきっと、この、ハンサムで短命だったアメリカの大統領の生年月日を初めて知ることになる。
1917年5月29日生まれ。
ファティマの聖母が現れたその月に、彼は誕生していたのだった。
0
お気に入りに追加
1
あなたにおすすめの小説
6年3組わたしのゆうしゃさま
はれはる
キャラ文芸
小学六年の夏
夏休みが終わり登校すると
クオラスメイトの少女が1人
この世から消えていた
ある事故をきっかけに彼女が亡くなる
一年前に時を遡った主人公
なぜ彼女は死んだのか
そして彼女を救うことは出来るのか?
これは小さな勇者と彼女の物語
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
病気になって芸能界から消えたアイドル。退院し、復学先の高校には昔の仕事仲間が居たけれど、彼女は俺だと気付かない
月島日向
ライト文芸
俺、日生遼、本名、竹中祐は2年前に病に倒れた。
人気絶頂だった『Cherry’s』のリーダーをやめた。
2年間の闘病生活に一区切りし、久しぶりに高校に通うことになった。けど、誰も俺の事を元アイドルだとは思わない。薬で細くなった手足。そんな細身の体にアンバランスなムーンフェイス(薬の副作用で顔だけが大きくなる事)
。
誰も俺に気付いてはくれない。そう。
2年間、連絡をくれ続け、俺が無視してきた彼女さえも。
もう、全部どうでもよく感じた。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
百合系サキュバスにモテてしまっていると言う話
釧路太郎
キャラ文芸
名門零楼館高校はもともと女子高であったのだが、様々な要因で共学になって数年が経つ。
文武両道を掲げる零楼館高校はスポーツ分野だけではなく進学実績も全国レベルで見ても上位に食い込んでいるのであった。
そんな零楼館高校の歴史において今まで誰一人として選ばれたことのない“特別指名推薦”に選ばれたのが工藤珠希なのである。
工藤珠希は身長こそ平均を超えていたが、運動や学力はいたって平均クラスであり性格の良さはあるものの特筆すべき才能も無いように見られていた。
むしろ、彼女の幼馴染である工藤太郎は様々な部活の助っ人として活躍し、中学生でありながら様々な競技のプロ団体からスカウトが来るほどであった。更に、学力面においても優秀であり国内のみならず海外への進学も不可能ではないと言われるほどであった。
“特別指名推薦”の話が学校に来た時は誰もが相手を間違えているのではないかと疑ったほどであったが、零楼館高校関係者は工藤珠希で間違いないという。
工藤珠希と工藤太郎は血縁関係はなく、複雑な家庭環境であった工藤太郎が幼いころに両親を亡くしたこともあって彼は工藤家の養子として迎えられていた。
兄妹同然に育った二人ではあったが、お互いが相手の事を守ろうとする良き関係であり、恋人ではないがそれ以上に信頼しあっている。二人の関係性は苗字が同じという事もあって夫婦と揶揄されることも多々あったのだ。
工藤太郎は県外にあるスポーツ名門校からの推薦も来ていてほぼ内定していたのだが、工藤珠希が零楼館高校に入学することを決めたことを受けて彼も零楼館高校を受験することとなった。
スポーツ分野でも名をはせている零楼館高校に工藤太郎が入学すること自体は何の違和感もないのだが、本来入学する予定であった高校関係者は落胆の声をあげていたのだ。だが、彼の出自も相まって彼の意志を否定する者は誰もいなかったのである。
二人が入学する零楼館高校には外に出ていない秘密があるのだ。
零楼館高校に通う生徒のみならず、教員職員運営者の多くがサキュバスでありそのサキュバスも一般的に知られているサキュバスと違い女性を対象とした変異種なのである。
かつては“秘密の花園”と呼ばれた零楼館女子高等学校もそういった意味を持っていたのだった。
ちなみに、工藤珠希は工藤太郎の事を好きなのだが、それは誰にも言えない秘密なのである。
この作品は「小説家になろう」「カクヨム」「ノベルアッププラス」「ノベルバ」「ノベルピア」にも掲載しております。
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
はじまりはいつもラブオール
フジノシキ
キャラ文芸
ごく平凡な卓球少女だった鈴原柚乃は、ある日カットマンという珍しい守備的な戦術の美しさに魅せられる。
高校で運命的な再会を果たした柚乃は、仲間と共に休部状態だった卓球部を復活させる。
ライバルとの出会いや高校での試合を通じ、柚乃はあの日魅せられた卓球を目指していく。
主人公たちの高校部活動青春ものです。
日常パートは人物たちの掛け合いを中心に、
卓球パートは卓球初心者の方にわかりやすく、経験者の方には戦術などを楽しんでいただけるようにしています。
pixivにも投稿しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる