23 / 162
本を売る女
運命の輪
しおりを挟む
2019年…それは世界的な歴史の転換点であり、平成と言う時代の終わりの年でもあった。
私は平成が終わる前に片付けたい謎があった。
謎というか、感想の返事についてだけど。
感想がつくと作家は嬉しいものだ。が、返信を書くのは緊張する。
あまり、感想をもらわない私は、気合いを入れて返信を書こうとして、とんでもない長文を書くことになった。
『その番組はヒトラーをテーマにしたものだった。中世・ルネサンス時代の話を書くのに、変だと思うかもしれないけれど、私の書きたいのはノストラダムスだ。そして、ノストラダムスは現在でも話題になる予言者だ。
80年代、ノストラダムスの予言とヒトラーを関連させて書かれた記事や番組があり、それを記憶していた私にとっては、ドイツとヒトラーについては、軽く頭に入れたい知識だった。
ある日、ナチスについて語られたアメリカのドキュメンタリー番組をみた。
そこには、カール・エルンスト・クラフトと言う長い名前の人物が登場する。
占星術師でこの人が、ノストラダムスの予言本がヒトラーの登場を予言したとか解説書を書いた人だと教えて貰った。
カール、お前かっ!
戦後の私のテレビライフに影響を持たせた男の名前を知り、
ゲッペルスとチャーチルの占星術合戦の話を少し笑いながら見、チャーチルのVサインが、クローリーの発案だと教えてもらい、(注意!Vサイン自体の起源は複数あり、100年戦争が起源なんて物も。どちらにしても、チャーチルがVサインの起源では無さそうだ。ネットで検索したが、クローリーとチャーチルのVサインの記事を見つけられなかったのと、チャーチル側の意見は番組でも紹介されてなかったので、都市伝説並みの話に考えた方が無難です。)
とにかく、当時のドイツ人はオカルト好きで、ナチス政権は占星術と科学でせめぎあいながら、番組は進んで行く。
ルドルフ・ヘス。
なんだか、子供の頃に恐ろしいイメージで記憶していた、いかつい男がチャーチルの企てた陰謀のインチキ・ホロスコープで、騙されてイギリスに亡命して捕まった話は、もう、コメディの粋である。
それを聞いたヒトラーぶち切れる。
この辺りで、ドキュメンタリーの上品な番組が、お笑い番組に見えてきた。
しかし、ここで不思議に思う。
ノストラダムスも占星術を予言に使ったらしいが、占星術って、そんなに、偽解説が出来るのだろうか?世紀末では占星術は間違わないと言わんばかりの本ばかり本屋にあった印象だったけど。
だって、星はチャーチルの思うようには動かない。
太陽は東から昇り、西に沈むのだ。
漫画の歌じゃないんだから、西から太陽は昇ったりはしない。
どんなにせ解説をしたのか、イギリスがまいた解説文が見たくなる。
なかなか楽しい番組だ。
ここで、占星術にはあらゆるバージョンが作れるなら、あてにならないし、信じすぎると、ヘスのように恥ずかしい思いをしてしまう事を学習した。
しかし、先入観とは恐ろしいものだ。
多分、このヘスのふざけた話を、幼少の私が父に言ったとしよう。すると、きっと父は怒りだすのだ。
「バカな事言ってるな!名の知れた立派な政治家がおかしな占いを信じて行動するわけはない。何か、別の意味があるはずだ。戦時中はなぁ…」
と、気がつくと、太平洋戦争の話になって暗くなるワケだけど。
日本人には、怪しげな占星術に従って、自国民を危険にさらす行動をとるなんて信じられない。
少なくとも、私の父の代はそうだったのだと思う。
だって、国の将来を国民の命を預かる行動をとるのだから、せめて、普通の頭があれば、その占星術の出どころと、解説者を探して確認してから行動するのは当たり前だと思う。
で、昭和のオカルトブームでは、ヘスの行動に色んな解説と陰謀をもっともらしく書いた記事なんかが、日本では信じられたわけだ。(例えば、実はヒトラーの秘密の任務があるとかなんとか。なんて書いていたが、後にこれについての本を発見。どうも、ヒムラーの陰謀説があったようだ。)
この番組を見ながら、色んな事を思い出し、子供の頃に見た漫画の悪役の超古代兵器の思想が、はるか戦前から真面目に検討されていたことを感慨深く思い出した。
この番組の、エンディングでオカルトに懐疑的なゲッペルスが占星術に頼るエピソードがでてくる。
不思議なことに、ゲッペルスに、ドイツが負けることを占星術は教えてくれないのだ。
星はゲッペルスに囁く。
今は厳しいけれど、ドイツは盛り返す。
占星術が好きな人間には切ないメッセージである。
ドイツは敗けたのだ。
星はゲッペルスに敗戦の結末を教えてはくれない。
この番組を見終わったとき、白人=キリスト教のイメージが外れて、ナチスの異様さが心に染みてくる。
そして、解釈が七色に変わる占星術の解説も、少し混乱させられる。
昔の記事を引っ張り出して読み返すと、なんだが恥ずかしいが、この最後辺りで、多分、はじめは、占いに騙されたゲッペルスの悲哀を書いていたんだと思う。
番組では、星占いは、ゲッペルスにナチスの勝利を伝えた事になっていた。
が、それは間違いだ。
星占いは、その後の悲惨なベルリンについて、ゲッペルスには伝えない…
ナチスの終焉に向かうなか、ゲッペルスは、防空壕のヒトラーに嬉しそうにホロスコープを渡して言うのだ。
『ドイツは戦いに勝って、ベルリンは発展する』
これが、厄介だ。
タロットの語源は回転する運命、とか聞いたことがあるが、歴史は長くなると、切り取り方で間違いではなくなる。
確かに、ナチスは負けたけれど、現在、ドイツは統一を果たすどころか、ヨーロッパは、EUとして広く統一されて行き、ドイツはその中心的存在になっている。
1945年から10年くらいの出来事なら、間違いでも、21世紀を視点に話すなら、間違いではなくなるわけだ。
で、私は、そこのところを面白おかしく記事にして投稿した。で、違和感を覚えた読者に指摘され、気合い満々に答えを探した。
果たして、ゲッペルスのホロスコープは正しいのか?
100字くらいの気のきいたコメントを…書こうとした。
そこから、2回、返信し、現在まで混乱する『違和感』の答え。
コメント欄で足りなくなり、ついには記事にし、1万字はこね繰り返して、どうにもならずに持ち越した…その答えを、スッキリさっぱりと平成で終わらせる予定だった…
平成が終わる2019年4月30日。
4月30日その日は、奇しくもヒトラーの命日とされた日であり、
平成が始まる1989年は、ヒトラーの生誕から100年目の年であった。
この運命的な日に、モヤモヤを解決したいと気合いを入れた。
そして、終わらずに現在に至るのだ。
私は平成が終わる前に片付けたい謎があった。
謎というか、感想の返事についてだけど。
感想がつくと作家は嬉しいものだ。が、返信を書くのは緊張する。
あまり、感想をもらわない私は、気合いを入れて返信を書こうとして、とんでもない長文を書くことになった。
『その番組はヒトラーをテーマにしたものだった。中世・ルネサンス時代の話を書くのに、変だと思うかもしれないけれど、私の書きたいのはノストラダムスだ。そして、ノストラダムスは現在でも話題になる予言者だ。
80年代、ノストラダムスの予言とヒトラーを関連させて書かれた記事や番組があり、それを記憶していた私にとっては、ドイツとヒトラーについては、軽く頭に入れたい知識だった。
ある日、ナチスについて語られたアメリカのドキュメンタリー番組をみた。
そこには、カール・エルンスト・クラフトと言う長い名前の人物が登場する。
占星術師でこの人が、ノストラダムスの予言本がヒトラーの登場を予言したとか解説書を書いた人だと教えて貰った。
カール、お前かっ!
戦後の私のテレビライフに影響を持たせた男の名前を知り、
ゲッペルスとチャーチルの占星術合戦の話を少し笑いながら見、チャーチルのVサインが、クローリーの発案だと教えてもらい、(注意!Vサイン自体の起源は複数あり、100年戦争が起源なんて物も。どちらにしても、チャーチルがVサインの起源では無さそうだ。ネットで検索したが、クローリーとチャーチルのVサインの記事を見つけられなかったのと、チャーチル側の意見は番組でも紹介されてなかったので、都市伝説並みの話に考えた方が無難です。)
とにかく、当時のドイツ人はオカルト好きで、ナチス政権は占星術と科学でせめぎあいながら、番組は進んで行く。
ルドルフ・ヘス。
なんだか、子供の頃に恐ろしいイメージで記憶していた、いかつい男がチャーチルの企てた陰謀のインチキ・ホロスコープで、騙されてイギリスに亡命して捕まった話は、もう、コメディの粋である。
それを聞いたヒトラーぶち切れる。
この辺りで、ドキュメンタリーの上品な番組が、お笑い番組に見えてきた。
しかし、ここで不思議に思う。
ノストラダムスも占星術を予言に使ったらしいが、占星術って、そんなに、偽解説が出来るのだろうか?世紀末では占星術は間違わないと言わんばかりの本ばかり本屋にあった印象だったけど。
だって、星はチャーチルの思うようには動かない。
太陽は東から昇り、西に沈むのだ。
漫画の歌じゃないんだから、西から太陽は昇ったりはしない。
どんなにせ解説をしたのか、イギリスがまいた解説文が見たくなる。
なかなか楽しい番組だ。
ここで、占星術にはあらゆるバージョンが作れるなら、あてにならないし、信じすぎると、ヘスのように恥ずかしい思いをしてしまう事を学習した。
しかし、先入観とは恐ろしいものだ。
多分、このヘスのふざけた話を、幼少の私が父に言ったとしよう。すると、きっと父は怒りだすのだ。
「バカな事言ってるな!名の知れた立派な政治家がおかしな占いを信じて行動するわけはない。何か、別の意味があるはずだ。戦時中はなぁ…」
と、気がつくと、太平洋戦争の話になって暗くなるワケだけど。
日本人には、怪しげな占星術に従って、自国民を危険にさらす行動をとるなんて信じられない。
少なくとも、私の父の代はそうだったのだと思う。
だって、国の将来を国民の命を預かる行動をとるのだから、せめて、普通の頭があれば、その占星術の出どころと、解説者を探して確認してから行動するのは当たり前だと思う。
で、昭和のオカルトブームでは、ヘスの行動に色んな解説と陰謀をもっともらしく書いた記事なんかが、日本では信じられたわけだ。(例えば、実はヒトラーの秘密の任務があるとかなんとか。なんて書いていたが、後にこれについての本を発見。どうも、ヒムラーの陰謀説があったようだ。)
この番組を見ながら、色んな事を思い出し、子供の頃に見た漫画の悪役の超古代兵器の思想が、はるか戦前から真面目に検討されていたことを感慨深く思い出した。
この番組の、エンディングでオカルトに懐疑的なゲッペルスが占星術に頼るエピソードがでてくる。
不思議なことに、ゲッペルスに、ドイツが負けることを占星術は教えてくれないのだ。
星はゲッペルスに囁く。
今は厳しいけれど、ドイツは盛り返す。
占星術が好きな人間には切ないメッセージである。
ドイツは敗けたのだ。
星はゲッペルスに敗戦の結末を教えてはくれない。
この番組を見終わったとき、白人=キリスト教のイメージが外れて、ナチスの異様さが心に染みてくる。
そして、解釈が七色に変わる占星術の解説も、少し混乱させられる。
昔の記事を引っ張り出して読み返すと、なんだが恥ずかしいが、この最後辺りで、多分、はじめは、占いに騙されたゲッペルスの悲哀を書いていたんだと思う。
番組では、星占いは、ゲッペルスにナチスの勝利を伝えた事になっていた。
が、それは間違いだ。
星占いは、その後の悲惨なベルリンについて、ゲッペルスには伝えない…
ナチスの終焉に向かうなか、ゲッペルスは、防空壕のヒトラーに嬉しそうにホロスコープを渡して言うのだ。
『ドイツは戦いに勝って、ベルリンは発展する』
これが、厄介だ。
タロットの語源は回転する運命、とか聞いたことがあるが、歴史は長くなると、切り取り方で間違いではなくなる。
確かに、ナチスは負けたけれど、現在、ドイツは統一を果たすどころか、ヨーロッパは、EUとして広く統一されて行き、ドイツはその中心的存在になっている。
1945年から10年くらいの出来事なら、間違いでも、21世紀を視点に話すなら、間違いではなくなるわけだ。
で、私は、そこのところを面白おかしく記事にして投稿した。で、違和感を覚えた読者に指摘され、気合い満々に答えを探した。
果たして、ゲッペルスのホロスコープは正しいのか?
100字くらいの気のきいたコメントを…書こうとした。
そこから、2回、返信し、現在まで混乱する『違和感』の答え。
コメント欄で足りなくなり、ついには記事にし、1万字はこね繰り返して、どうにもならずに持ち越した…その答えを、スッキリさっぱりと平成で終わらせる予定だった…
平成が終わる2019年4月30日。
4月30日その日は、奇しくもヒトラーの命日とされた日であり、
平成が始まる1989年は、ヒトラーの生誕から100年目の年であった。
この運命的な日に、モヤモヤを解決したいと気合いを入れた。
そして、終わらずに現在に至るのだ。
0
お気に入りに追加
1
あなたにおすすめの小説
6年3組わたしのゆうしゃさま
はれはる
キャラ文芸
小学六年の夏
夏休みが終わり登校すると
クオラスメイトの少女が1人
この世から消えていた
ある事故をきっかけに彼女が亡くなる
一年前に時を遡った主人公
なぜ彼女は死んだのか
そして彼女を救うことは出来るのか?
これは小さな勇者と彼女の物語
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
病気になって芸能界から消えたアイドル。退院し、復学先の高校には昔の仕事仲間が居たけれど、彼女は俺だと気付かない
月島日向
ライト文芸
俺、日生遼、本名、竹中祐は2年前に病に倒れた。
人気絶頂だった『Cherry’s』のリーダーをやめた。
2年間の闘病生活に一区切りし、久しぶりに高校に通うことになった。けど、誰も俺の事を元アイドルだとは思わない。薬で細くなった手足。そんな細身の体にアンバランスなムーンフェイス(薬の副作用で顔だけが大きくなる事)
。
誰も俺に気付いてはくれない。そう。
2年間、連絡をくれ続け、俺が無視してきた彼女さえも。
もう、全部どうでもよく感じた。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
百合系サキュバスにモテてしまっていると言う話
釧路太郎
キャラ文芸
名門零楼館高校はもともと女子高であったのだが、様々な要因で共学になって数年が経つ。
文武両道を掲げる零楼館高校はスポーツ分野だけではなく進学実績も全国レベルで見ても上位に食い込んでいるのであった。
そんな零楼館高校の歴史において今まで誰一人として選ばれたことのない“特別指名推薦”に選ばれたのが工藤珠希なのである。
工藤珠希は身長こそ平均を超えていたが、運動や学力はいたって平均クラスであり性格の良さはあるものの特筆すべき才能も無いように見られていた。
むしろ、彼女の幼馴染である工藤太郎は様々な部活の助っ人として活躍し、中学生でありながら様々な競技のプロ団体からスカウトが来るほどであった。更に、学力面においても優秀であり国内のみならず海外への進学も不可能ではないと言われるほどであった。
“特別指名推薦”の話が学校に来た時は誰もが相手を間違えているのではないかと疑ったほどであったが、零楼館高校関係者は工藤珠希で間違いないという。
工藤珠希と工藤太郎は血縁関係はなく、複雑な家庭環境であった工藤太郎が幼いころに両親を亡くしたこともあって彼は工藤家の養子として迎えられていた。
兄妹同然に育った二人ではあったが、お互いが相手の事を守ろうとする良き関係であり、恋人ではないがそれ以上に信頼しあっている。二人の関係性は苗字が同じという事もあって夫婦と揶揄されることも多々あったのだ。
工藤太郎は県外にあるスポーツ名門校からの推薦も来ていてほぼ内定していたのだが、工藤珠希が零楼館高校に入学することを決めたことを受けて彼も零楼館高校を受験することとなった。
スポーツ分野でも名をはせている零楼館高校に工藤太郎が入学すること自体は何の違和感もないのだが、本来入学する予定であった高校関係者は落胆の声をあげていたのだ。だが、彼の出自も相まって彼の意志を否定する者は誰もいなかったのである。
二人が入学する零楼館高校には外に出ていない秘密があるのだ。
零楼館高校に通う生徒のみならず、教員職員運営者の多くがサキュバスでありそのサキュバスも一般的に知られているサキュバスと違い女性を対象とした変異種なのである。
かつては“秘密の花園”と呼ばれた零楼館女子高等学校もそういった意味を持っていたのだった。
ちなみに、工藤珠希は工藤太郎の事を好きなのだが、それは誰にも言えない秘密なのである。
この作品は「小説家になろう」「カクヨム」「ノベルアッププラス」「ノベルバ」「ノベルピア」にも掲載しております。
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
はじまりはいつもラブオール
フジノシキ
キャラ文芸
ごく平凡な卓球少女だった鈴原柚乃は、ある日カットマンという珍しい守備的な戦術の美しさに魅せられる。
高校で運命的な再会を果たした柚乃は、仲間と共に休部状態だった卓球部を復活させる。
ライバルとの出会いや高校での試合を通じ、柚乃はあの日魅せられた卓球を目指していく。
主人公たちの高校部活動青春ものです。
日常パートは人物たちの掛け合いを中心に、
卓球パートは卓球初心者の方にわかりやすく、経験者の方には戦術などを楽しんでいただけるようにしています。
pixivにも投稿しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる