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1412
ちょっと一服 〜作者のぼやき〜
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私の話では、亡霊や悪霊が主体になるのか…。
なんだか、複雑な気分になる。
「術師アブラメリンの聖なる魔法の書」なんて本の登場で、ジャンヌダルクの話は、やはり、天使と聖女の話に引き戻される。
この本によると、悪魔召喚をする為には、天使を呼び出さなければならないらしく、それを呼び出せる魔術師が、ドンレミ村にいるとなると、ジャンヌダルクが天使を見るきっかけになる。
話のつじつまが、そちらの方向に流れて行く。
ちなみに、この本が見つかるのは、18、19世紀の事で、メイザースが見つけたのはフランス語訳。
ノストラダムスの時代ですら、まだ、フランス語で写本するなんて珍しい事だと思うので、随分と新しい感じがする。
wikipediaによると、メイザースの出版後、同じ写本がドイツで複数見つかり、ドイツ語とヘブライ語の写本の方が古いと考えられているようだ。
ドイツ語の文章を広めたのはルターで(ルターの前にもドイツ語の聖書を書いた人はいたらしい)、ドイツ語で写本されたとなれば、ルターの革命後になる。
ので、1412年に老人の手にある黒本は、これとは違う、原本になるわけだ。
で、言語はヘブライ語をチョイスした。アブラメリンの魔法書は、ドイツ系ユダヤ人のアブラハムによって書かれた様なので、老人はドイツ、もしくはゲルマン人との交流があるか、それらの面々の騎士団に所属していたのかもしれない。
メイザースもまた、有名どころで、この本もまた、ファンタジー世界に漂う魔法書なので、ちょっと長く説明してみた。
1517年を境に、どの言語で書かれているかで、色々考えられる事を知ってもらえた(私からすれば説明できるようになった)だけでも、書き続けていた価値はちっとはあるのかもしれない(;_;)
しかし、本当に終わらん。
が、少しオカルト的にひねりの入ったジャンヌダルク。面白い。先、読みたいが、自分で書かないと進まないのが辛いものだ。
仕方ない、進めよう。
さて、老人が去り、川辺には私と、ギョーム・ド・ノガレが残された。
先程の光で、向こう岸の亡霊は浄化され、消えてしまった。
が、私は作者だし、ギョーム・ド・ノガレには、まだ出番があるらしく消えることはなかった。
ただ、彼を惹き付けたあの、モレーの臭いも浄化されて無くなっていた。
15世紀のフランスの美しい夜空を見つめながら、よるべなく漂うギョーム・ド・ノガレを見つめていたら、少し不憫に感じてきたし、ドンレミ村の用はすんだ気がするから、ブルゴーニュに行くことに決めた。
ああ、ブルゴーニュ。
そこには、モレーの霊がいるのだろうか?
正直、コイツの目的なんて全然思い浮かばない。で、ついでに、ギョーム・ド・ノガレが、なんで彼を追いかけてきたのかも、分からない。
彼らは、行き当たりばったりで登場しているモブキャラだ。
その上、モレーの人生の大半の記録はない。あっても私風情が目にできるところにはない。
ので、こっからのモレーの話はどんと盛り放題(*´∇`*)と、喜べない。
だって、よくわからんぞ。この人。
しかし、モレーは、自分の死後の騎士団の流れを追いかけている。
1312年、ちょうど100年前に解散されたテンプル騎士団の行く末を。
ある意味、これも100年戦争なのかもしれない。
最近のオカルト界では、Dの血族だのフリーメンソンだのと騒がれ、秘密はイギリスにあると言われているので、ブルゴーニュで彼の足跡をたどるのは、どうなのかはわからない。
しかし、少し、考察するのも楽しい。
この当時、既に良品として知られたブルゴーニュ。ジャック・ド・モレーの故郷に。
なんだか、複雑な気分になる。
「術師アブラメリンの聖なる魔法の書」なんて本の登場で、ジャンヌダルクの話は、やはり、天使と聖女の話に引き戻される。
この本によると、悪魔召喚をする為には、天使を呼び出さなければならないらしく、それを呼び出せる魔術師が、ドンレミ村にいるとなると、ジャンヌダルクが天使を見るきっかけになる。
話のつじつまが、そちらの方向に流れて行く。
ちなみに、この本が見つかるのは、18、19世紀の事で、メイザースが見つけたのはフランス語訳。
ノストラダムスの時代ですら、まだ、フランス語で写本するなんて珍しい事だと思うので、随分と新しい感じがする。
wikipediaによると、メイザースの出版後、同じ写本がドイツで複数見つかり、ドイツ語とヘブライ語の写本の方が古いと考えられているようだ。
ドイツ語の文章を広めたのはルターで(ルターの前にもドイツ語の聖書を書いた人はいたらしい)、ドイツ語で写本されたとなれば、ルターの革命後になる。
ので、1412年に老人の手にある黒本は、これとは違う、原本になるわけだ。
で、言語はヘブライ語をチョイスした。アブラメリンの魔法書は、ドイツ系ユダヤ人のアブラハムによって書かれた様なので、老人はドイツ、もしくはゲルマン人との交流があるか、それらの面々の騎士団に所属していたのかもしれない。
メイザースもまた、有名どころで、この本もまた、ファンタジー世界に漂う魔法書なので、ちょっと長く説明してみた。
1517年を境に、どの言語で書かれているかで、色々考えられる事を知ってもらえた(私からすれば説明できるようになった)だけでも、書き続けていた価値はちっとはあるのかもしれない(;_;)
しかし、本当に終わらん。
が、少しオカルト的にひねりの入ったジャンヌダルク。面白い。先、読みたいが、自分で書かないと進まないのが辛いものだ。
仕方ない、進めよう。
さて、老人が去り、川辺には私と、ギョーム・ド・ノガレが残された。
先程の光で、向こう岸の亡霊は浄化され、消えてしまった。
が、私は作者だし、ギョーム・ド・ノガレには、まだ出番があるらしく消えることはなかった。
ただ、彼を惹き付けたあの、モレーの臭いも浄化されて無くなっていた。
15世紀のフランスの美しい夜空を見つめながら、よるべなく漂うギョーム・ド・ノガレを見つめていたら、少し不憫に感じてきたし、ドンレミ村の用はすんだ気がするから、ブルゴーニュに行くことに決めた。
ああ、ブルゴーニュ。
そこには、モレーの霊がいるのだろうか?
正直、コイツの目的なんて全然思い浮かばない。で、ついでに、ギョーム・ド・ノガレが、なんで彼を追いかけてきたのかも、分からない。
彼らは、行き当たりばったりで登場しているモブキャラだ。
その上、モレーの人生の大半の記録はない。あっても私風情が目にできるところにはない。
ので、こっからのモレーの話はどんと盛り放題(*´∇`*)と、喜べない。
だって、よくわからんぞ。この人。
しかし、モレーは、自分の死後の騎士団の流れを追いかけている。
1312年、ちょうど100年前に解散されたテンプル騎士団の行く末を。
ある意味、これも100年戦争なのかもしれない。
最近のオカルト界では、Dの血族だのフリーメンソンだのと騒がれ、秘密はイギリスにあると言われているので、ブルゴーニュで彼の足跡をたどるのは、どうなのかはわからない。
しかし、少し、考察するのも楽しい。
この当時、既に良品として知られたブルゴーニュ。ジャック・ド・モレーの故郷に。
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