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第一章 

新隊結成

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新隊結成
喜歴13年四月十一日午前九時
指定されたオフィスに向かい扉を開けると
奥に俺のデスクらしきものの上に入隊希望用紙の山がデスク一杯に重なっていた。
「これを全部見なくちゃいけないのかよ、さらに一人でかよ。はぁ~取り合えず優秀な奴を一人選んで手伝わすか。」
そんなことを一人でつぶやきながらテキトーに目を通していると突然扉がノックされる音がして誰かが入ってきたようだが書類で全く見えないからどうしたものか?
そんなことを考えていると
「失礼します。お忙しいとこ申し訳ございません。お話したいことがあり参じた次第です。」
その声はどこか聞き覚えがある声がした。
そしてそいつはこちらに歩み寄ってきて突然「この隊に入れてください」
「えっ?」
そう言われ俺は驚きのあまり机にぶつかってしまい重ねてあった書類が全部落ちてしまいそいつの顔が見え理解したどうして聞き覚えがあったのかをなぜならそいつは島に残ってるはずの幼馴染の禀だった。
「なんでお前がここにいるんだよ?」
「それは...いろいろあるんだよとにかくこの隊に入れてほしいの。お願い昔のよしみでさいろいろ手伝うからさお願い。」
そう言い禀は頭を下げてくる
取り合えず禀に頭をあげさせ状況を聞いた
「まさかそんなことになっていたとわな。
まあとりあえずうちの隊に入りたい理由は?」
「ここなら安全だし葵紀もいるから好きなこと出来るじゃん後フツーの隊だと自由利かないからかな」
「まあそんなことだと思ってたよ。まあ見ての通り人手が足りてないから助かるが取り合えずは仮隊員てことでよろしく。」
「はい!」
禀は元気よく返事して窓際の席に持ってきた荷物を置き床に落ちてる入隊希望者の書類を拾い俺のデスクに置き何束か自分のデスクにもっていきチェック作業を始めた。
禀が仮隊員となってから二週間がたった。
「なぜ今だに正隊員がおらず仮隊員も一人しかいない。お前がゆっくりしてるうちに戦況は悪くなる一方だ。どうしてここまで時間がかかっているのだ?」
俺は急に加里長官に呼び出され長官室に呼び出されそんなことを言われていた。
「そんなことを言われましても錬度が低すぎすぐ死んでしまう者たちを隊に入れたくないのです。まあ言っても意味ないでしょうから明日入隊試験があるので来て実際に見てみてください。」
そういい後ろから加里長官に何か言われていたがすべて無視し隊室に戻った。
「加里長官はなんだって?」
そう言う禀を横目に見ながら自分のデスクに座り書類に目を通した。
「ねえ、ちょっとまさか無視する気?」
そういいながら禀は俺のデスクのすぐ近くまで来て今俺が見ていた書類を取った。
「別になんぜまだ隊員決めが終わらないんだて小言を言われただけだよ。」
そう適当に流しながら別の書類を手に取り目を通していった。
「それで催促されふてくされてると、でどうすんの上からそんなこと言われたらそろそろ妥協したほうがいいんじゃない?」
「それは絶対にない。だから明日の試験を見せて時間をもらって教育しなおす。」
そう言いうと禀は少し驚いたようだがすぐ納得したようで自分のデスクに戻り書類に目を通し始めた。
同年4月26日午前8時
「今日の試験官は女らしいよ」
「マジかよじゃあ楽勝だな」
そんな話し声が聞こえてきて禀がイラついていたが無視し台に登って行った。
「硝君おはよう。第207航空大隊大隊長葵紀だ。そいて横にいるのが」
「禀少佐だ。今日諸君らの試験官を務める。
どうぞよろしく。」
そう言い禀は一礼した。
「そしてもう一人特別ゲストがいる。ではこちらに」
そういいながら加里長官に目配せした。
「おはよう諸君。私は加里総軍事司令長官だ。諸君らの健闘を祈る。」
そう加里長官が言うと隊員らは騒然としていた。
「諸君らはもちろん今回の試験に関しては配布されたものを見ただろうから説明は省くとしこれから第207航空大隊入隊試験を開始とする。各自指定されている位置まで移動し指示を待て。」
「はい」
皆返事をした後移動を開始した。まず
[グループ1へ伝達空戦領域に国籍不明の航空機確認直ちに離陸し迎撃せよ]
そう放送が入るとともにグループ1は航空機に乗り込み発進位置に移動し順々に離陸していった。その時禀が乗る航空機は基地の真上まで来ていた。
[敵航空機基地上空に確認]
[敵航空機目視攻撃に移行する]
そう連絡が来てから数機禀の方へ向かったがたやすく背後をとられ全機撃破認定となり残りの機体も変わらず一弾も当てることなく撃破判定を取られた。それは国籍不明機確認から40分のことだった。
その後も6グループやったが一回たりとも禀の機体に弾が当たることは無かった。
その日の夜俺は加里長官のもとを訪れていた。「分かっていただけたでしょうか?今の隊員達はあまりにも練度が低すぎる。このレベルの隊員達を前線に連れて行ってもすぐ撃破されるのがおちでしょう。」
そう言い切ると加里長官は黙っていたが
「しかし新しく教育する程我が軍には余裕がない。葵紀お前はどうするべきだと思う?」
そう言われ少し悩んだふりをして言った
「少し私に兵を預けてくれませんか?必ず前線でも戦える兵を育てますから」
加里長官は少し悩みそしてすぐに
「よかろう。それはどれくらいかかる?」
「三週間もあれば余裕でしょう。」
「分かった。しかしお前にはその前に新型機開発の手伝いをして貰いたい。」
「新型機ですかそれはいったいどういった機体なのでしょうか?」
少しそう質問すると
「すまない。こちらにもその情報がまわってきていないんだ。だから詳しいことはあちらで聞いてくれ」
それに何か胡散臭さを感じながら少しその新型機について気になったので了諾した。
4月27日午前7時頃
そんな会話を交わした次の日葵紀は、紅凛久基地に向かった。
「ようこそ葵紀中将」そう言って葵紀を出迎えたのは新航空機開発部部長の佐須久だった。
「ご足労いただきありがとうございます。いきなりで悪いのですが今回新規開発した機体の運行テストをしてもらいます故こちらにお乗りください。」
そう言いせかしながら俺をその新型機の中に押し込まれた。
「何をそんなに急いでいるのですか?」
そう質問聞こえていないようで離陸準備を進めている。そしてもう一つ気になるのは研究員が皆可哀想にという目でこちらを見ている ホント何されんの今から俺もしかして殺されるの?嫌なんだけど 
そんなことを考えていると離陸準備が完成したようで発進指示が来た。
 考えるのやめようもうこれ以上考えても意味ないし生きることだけ考えよう 
そしてエンジンを起動し滑走路に入りエンジンをふかし主翼の操作確認をおこない航路確認をし終え離陸許可を待った。
[葵紀君準備はもういいのかね?]
そう問いかけてきた佐須久に俺はすぐ[大丈夫です]とそう返した。
それを聞き佐須久から離陸許可が出た。
そして俺は離陸し予定航路に沿い徐々にスピードを出しながら飛行していった。
『案外普通の航空機と変わらないけどどこが違うんだ?』
そんなことを考えていると無線機に連絡が入った。
[敵航空機をレイダーで感知、ただいまをもって貴官を葵とする。]
「葵、了解こちらは運行確認中の為前線より離脱する」
[葵、それは了承出来ない直ちに敵航空機へ迎撃せよ]
「葵、りょう…かい。援軍はあとどれくらいで到着する?」
苦虫を食い潰したような思いになりながら何とか聞いたが
[周囲の隊にはもう伝達し既に向かっているが一番近い隊でも到着まで早くておよそ3000 秒だ。貴官の健闘を祈る]
『3000 秒!?早くて50分だと!?いくら人がいなくてもこんな大穴開けるような配置はしないはずなのに…まさか最初っから仕組まれていた!?』
その事実を信じたくなかったが今はそんなこと考えてる余裕は無く敵機は目視できる距離にいた。
まずは奴らを蹴散らす、そして文句を言う。
そう心に決め葵紀は敵機に向かう航路をとった。
そんな時再び無線による連絡が入ってきた
[楽しんでいるかな葵紀君君が乗る新型機絶喜は音速に達する事も可能、旋回速度も最高に仕上げてある。君の実力なら中隊規模の敵くらい簡単に撃破出来るだろう。では頑張ってくれ]
そういい佐須久からの無線は切れた。
そして俺は内心ブチ切れていた。
「やはりアイツのせいかよ。取り合えず戻ったら殴るとして、さっきアイツが言っていた音速の出し方をアイツ言わずに切ったしホント何なんだろうホント殴りたくなってきたまあ取り合えず探すか」
ただ一人でそんなことを言いながら機内を探しマッハ1、2、3と順番に書かれたレバーを発見した。
そしてすぐにそのレバーをマッハ3に合わせ標準を合わせ敵中隊に突っ込んだ。
速度計を見ると徐々にスピードが上がっていっていた。
「あったり~このスピードでホントに曲がるのか不安だがとりあえず中隊つぶして帰ろう」
そう言いながら敵中隊と接敵し戦闘体制をとった。
27日午前9時頃敵中隊にて
[もうすぐ敵航空領域に入る警戒を怠るな]
[[了解]]
「まさかここまで紅蓮の警備がざるとはな」
「そうですね。こんな事ならもっと早くから攻め込んどくべきでしたね。」
「まあ警備情報が漏れて来たのはつい二日前だからな」
「しかしなぜ急に漏れてきたのでしょうか?」
「何か内部で起きたんだろうよ。まあそんなことよりさっさとやって帰ろうぜ」
そう言いながら油断していると
[レーダーに機影確認中隊一時方向500kmにて確認。未確認機だと思われる]
先に飛行していたトラキ_20にて報告された。
[何?ここに航空機は配置されていないはずだぞ⁉それは確かなのか?]
[間違いありません。しかし一機のみと思われる。機体は志十八と思われる]
[了解貴機は直ちに帰還せよ]
[了解諸君らの健闘を祈る]
そう残し最高速度にて戦線を離脱していった。
[全員聴いていたな。そういうことだ。総員戦闘用意]
[[了解]]
 しかしなぜ一機だけで飛んでいるんだ?」
そんなことを思いながらも進んでいく。
同日午前10時頃
敵の中に突入してすぐ葵紀は上空にはね中隊分裂を図り成功させた
「流石に同時にやられたら不可能だからな取り合えず奴らを落とすか」
ついてきた機体を速度で振り切り雲の中に潜り込みついてきた機体の背後に回り各個撃破していきついてきた敵機全てを撃破後残存機撃破の為雲の下に降り上空から一気に降下しまとめて三機撃墜後残存五機をまとめて搭載ロケットで撃破し
[こちら葵、敵中隊壊滅させただいまより帰投する]
[こちら管制塔、済まないがまだ帰投出来ない
現在新しくレーダーが八二〇〇にて大隊規模を確認直ちに向かわれよ]
[しかし…了解した付近の部隊到着まで残りどれくらいだ]
[最速で1900秒ほどだ済まない貴官の健闘を祈る]
[了解、この命に変えようと守り徹す]
そう言い無線は切れた
そうして一度落とした速力を戻し一気に跳ね上がり敵機の上空へと出た
「これは爆撃機じゃないかまさか直接国としての機関を破壊する気か!…引けない理由が出来てしまったな。全機ここで沈める」
そう意気込み爆撃機の対空砲射をかいくぐりながら一機ずつ撃破していき何とか三機だけになりやっと終われると思い敵機に降下した瞬間機銃からは乾いたカチッという音しか出ていなかった。その為すぐ軌道を変えて敵機から距離を置き弾数を確認すると数値は零を示していた。
「くそ!あと三機で玉切れかよ。フーハー。ここまで来たなら全機落としてやる」
そう言い切ると敵の前に出て速度を活かし航路を制限しながら徐々に機体同士を近づけ続け一気に前に出て敵機同士を衝突させ残り一機にまで追い込んだそして敵機の上空から右翼をエンジンに当たるよう調節しながら突込み何とか右翼と引き換えに落とすことには成功したが葵紀の乗る機体は操縦が出来ず海へと沈んだ
数時間後
「確か葵紀の乗ってた機体が沈んだのってここらへんだよね?」
「ああここら辺のはずだが」
そういう会話をしていると遠くの方に残骸の上に寝そべっている奴を発見してそちらに舵を執った
「おぉーい、ききー」
遠くの方から声が聞こえてきたため起き上がりそちらの方を向いた
そこには駆逐艦の先頭に立ちこちらに手を振る奴を視認し「遅ぇよ馬鹿が」と小声でつぶやきながらすぐ乗れるように荷物を持をもって待機した。
「ごめんね来の遅くなっていろいろ書類やってたら遅れた」
「いやコッチ優先しろよ冴」
「まあ来たんだし許してやれよ葵紀」
「弧嘩お前のせいでもあるだろう機体残ってなかったら今頃凍死だぞ俺」
「まだ四月だからそんな早くは凍死しないし早く乗ってよね、まだ仕事残してきたんだから」
「まあそうだなとりあえずこいつどうすんの?」
そう言いながら機体を指さしながら言うと
「ああ、それに関しては積み込むからあと禀もいるから早いとこ乗り込んでよね」
そう言われすぐ駆逐艦に乗りこみ管制室の中に入るとなぜか葵島の連中全員がそろっていた。
「なんで全員いるの?今日って何か在ったけ?」
「特に何もなかったよ。でもできたんだよ葵紀がいないうちにね」
そう言いながら禀が航海路図上に一つの書類を置いた。
「これは?」
そう言いながらその書類に近づくとそれは新設隊計画書と書かれており内容を読むと各部隊のの中枢にここにいる葵島連中でありその中には合同任務についても多く記されており基地のありかも全部隊が近くにあった
「これは、まさか!!」
「一時的に全員揃い戦闘を行うということだ」
「やっぱりこうなってしまったか、まあこの方が楽だけど」
そうして艦内は静寂が支配し紅凛久基地に帰還した。
二日後書類審査し、まだ完璧ではない未完成の兵士が二十三人招集された。
そして地獄は始まった。
同年同月二十九日午前五時
屍和樹訓練場にて
「諸君、おはよう
これから諸君らには三週間みっちり訓練を受けてもらう。
先に言っておこうこの訓練は辛くなればやめてくれて構わない。しかしその場合どうなるかは分かっているだろう。
諸君らの健闘を祈る」
そう言い訓練開始のラッパが今鳴らされた
初めの訓練は基礎体力訓練二時間持久走で練習砲撃着弾地域を弾をよけながら走り続ける
七時に朝食
八時から腕立て伏せ五百回十セット
    スクワット五百回十セット
    走り込み百メートル百セット
終わり次第昼食
十三時から十四時まで仮眠
十四時半から十八時まで三十分ごとに休憩を入れながら座学
十九時まで夜食
二十二時まで自由時間
二十二時半に消灯
これを一週間
続けると全ての隊員はこの過程を難なくクリアできるようになっていた
「諸君よく頑張った。しかしまだ訓練は始まったばかり次の段階へと移行する。
諸君らの健闘を祈る」
そして隊員隊は飛行場にてスクランブル発進の訓練を行い午後はやっと実用段階まで行った葵紀が飛行実験を行ったあの新型機が廻されたのでその機体での機動訓練を行った。
また一週間もたつと大分全員が使いこなせてきていた。
「諸君ら、よく二週間頑張ったしかしまだ一週間あるそして後の一週間はサバイバルだ今から諸君らには四つの隊に分かれてもらい最終日まで生き残ってもらう。ここまで来れた諸君らだきっと帰還してくれるだろう、期待しているぞ。
では今より始めとする。諸君らには奮闘を期待する」
そして本当の地獄が始まった
まず初めにあったのは航空機の爆撃による攻撃だった。その弾には弾薬もしっかり入っていた
その攻撃からの防御は夜まで続きその後山脈をいくつか超えるルートを五日間半で移動し最後の一日は新型機で各隊ごとの戦闘勝負となり勝利したのは禀が率いた部隊であった
そしてこれにて全ての訓練項目が終了した。
「諸君よく生き残った。これにて全項目は終了した。これで諸君らは立派な二〇七大隊の隊員だそばにいるものはこれから共に生きていく仲間だ、その仲間を大切にしろ。戦場において己の背中を任せられるのはその仲間だけと思え。いいな?」
「「はい!!」」
その返事には今までの訓練の疲れも見せない元気なものだった
そのことに葵紀はこの訓練を行いよかったと心の底から思っていた
「それでは諸君らも疲れただろうしばし休暇をとり各自疲れをおれではまた一週間後に紅里久基地でまた会おうでは解散」
そして一週間後の紅里久基地にて二〇七大隊の隊員全員がそろっていた。
「皆そろっているな。どうだ休暇は楽しめたか?」
そうとうとみな満足したようにそれぞれ「楽しめました」と言っていた
「楽しめたのならよかった。私は一人で資料整理してただけだがな」
「「ハハハハ」」
「それで一つ言っておくことがある」
そういうとさっきまでにぎやかだった場は静かになり全ての者がかたずをのんで何を言われるか待っていた
「我々の第二〇七大隊の通称が出来た」
そしてその場は再び和んだ
「それでどんな名前なのでしょうか」
「それは……葵絶隊だ」
その名前に余りどういうことか理解していない隊員が
「なぜ葵絶隊なのですか?」
そう問われ答えたのは禀だった
「それは私たちがこれから乗る機体の型名が絶喜だからそこから絶をとって、葵はアオイと書いて葵、なぜ入れられているかはアオイの花ことばからどんなことがあっても臆することなく凛としている隊、強い可能性とたくましさを持っている隊、大きな夢おも持てる隊であってほしいという葵紀大隊長の願いが入っているんだよ」
「おい禀何全部話しているんだよせっかく隠そうとしていたのに」
「まあいいでしょ」
葵紀は大きなため息をしてから仕切り直して
「全部禀に言われてしまったがそういうことだ
これからよろしく頼むぞ葵絶隊諸君」
「「はい!!」」
そしてその後説明を終え第二〇七航空大隊の看板と隊のマークが模されている旗と共に集合写真を撮り各中隊ごとの訓練へと別れたあと葵紀は加里長官の元へと向かった。
…………………………………………………
「どうだ葵紀、前線を立て直せる程の隊はできたか?」
「ええ出来ました。いい部下たちですよ」
「それはよかった。それでは今後のことだがもうすでに作戦書はできている」
「そうですかその作戦書はどこに?」
「ここだ」
そう言い加里は自分のデスクの上に置かれている文書を指さした
「では拝見いたします」
そう言いその作戦書をとると
そこにはでかでかと(夜咲作戦)と書かれていた。その内容はこうだった
前線を一回下げ敵を陸地へと誘い込むそしてその部隊を葵絶隊が叩くというシンプルなものでそれが行われるのは夜でその攻撃で起きる火花が花が咲き誇るように見えるからこの名前にしたそうだ
「これが我隊のの初の作戦ということですか」
「ああそうなるな、決行日時は明日の一八:○○だ。
期待しているよ葵紀中将」
「はい、失礼します」
そういい部屋を出ようとすると
「あっ」
加里長官がそう言い
「今作戦に私は参加できない。
その為第一中隊は任せる」
「了解しました。それでは失礼します」
そう言い今度こそ部屋をでて明日の集合時にこの作戦を話すため中隊ごとの割り振りをするため葵絶隊本部へと向かった。
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