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無口な百合はデートをする④
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百合はキスをしていた。
具体的に言えば、ゲームセンターのプリクラ機の中で――。
「んゅっ……ちゅ……はっ…う…ぁ…」
既にお金は入れてあり、背景等の設定も済んでいる。
ポーズを撮るよう機械が指示をしてくるが
「んはっ…む…ゅ……んんっ…ゃ…」
その画面には手を繋いだままねっとりとキスをする百合と末樹の姿が映し出されている。
撮影が始まったもポーズは変えないが、強いて言うならば激しいキス、優しいキス、唇を舐めるキスなど
複数の種類のキスが撮影されていた。
「んむぅ……ふ…んんぁ……ちゅ…ん…」
撮影が終了した後も、落書きができる案内のアナウンスが終わるまでキスを続けた。
「んむぅ……ふぁ…む……んはっ」
「へへっ、さ、行こ」
末樹は少し顔を赤らめたままプリクラ機を出て、隣の落書きコーナーへ行く。
プリクラ機から出ると近くにいた女子高生がこちらを見ていた気がするが、
声が漏れていたのかもと急に恥ずかしくなる。
声は抑えてるつもりなのだが、末樹のキスは、その、激しい、というか気持ちいい。
「これ……どうするの……」
「へへー、どうしようかなー!」
女の子同士でキス、それも友達と遊びでするようなキスではない本格的なキスをしている自分の姿が、
落書きをする為の画面にバッチリ映し出される。
当たり前だが、自分がキスをしている姿なんて初めて見た。
末樹は躊躇いなくデコや文字で落書きしていく。
その中には「初デート」という文字もあった。
「デート……」
「うん!初デート!」
普段友達と遊びに行く事の少ない百合にとって、2人でプリクラを撮ったり、水族館に行ったりするのは初めての出来事だった。
まあ、その初めての2人プリクラが激しいキスをしているチュープリになるなんて思いもしなかったが。
でも、なんだか嬉しい。
「よし!」
印刷されるプリクラを見て満足そうに太陽の笑顔を末樹が見せ、
「もう1回!」
「……ぇ?」
まさかの発言に固まっているとその手を引き、またプリクラ機の中へと連れていかれる。
またキスが始まるのだ。
「ま、ま、まって…!」
「うーん、そうだなー」
百合の抗議には構う事なく、百合はわざとらしく考えるふりをして
「今度は百合ちゃんちゃんと画面見てて!」
と普通の提案をしてくる、しかし普通であるとは思えない。
「ぇ…えっと…」
しかし百合の不安をよそに末樹は手慣れた操作で撮影ステップへと進める。
そして不安を胸にした少女の1歩後ろへ下がり。
「トイレの…お仕置きをしないとね…?」
「ふぇ…んっ…!」
と耳元で吐息多く囁く。
すかさず末樹の柔らかくぬめりとした舌が耳の中にゆっくりと入ってくる。
「んんっ……ふ…ぅっ……あっ…」
耳の穴の周りとゆっくりいやらしく1周するように舌を動かす。
「んっ…!だ…めっ…!」
「ちゃんとがめん……みて…?」
目の前には耳を舐められる自分の姿が映っている。
舐めている少女の顔は可愛らしく色っぽく、
舐められている自分の顔もそれにつられてか色っぽく見える。
「ぁ…んっ……んんんっ…」
「声だしていいよ…?」
「は…めっ……そとっ…ひとっ…いるからぁ…!」
さっき自分たちを見ていた女子高生がまたプリクラ機に入っていく自分達の姿を見ていた。気がする。
もしそうであれば興味を持った女子高生が盗み聞きしようと近付いているかもしれない。
「ふぅっ…ん……ひぁっ…!!んっ…」
急に耳の中の舌の動きが激しくなり、思わず大きな声がでてすぐに抑える。
その大きな声がでてしまった時の顔も、声を出してしまい羞恥に襲われる顔も目の前の画面で確認できる。
「ぁ……んっ……もう……あっ…」
耳をねっとりゆっくり動いたり、べっとり激しく動いたりする末樹の舌に襲われながらも、ようやく撮影が終了した。
「よし、行こ!あ、まだまだお金はあるからね!」
その太陽のような明るい悪魔の笑顔により、何度も何度もプリクラを楽しむ事となった。
具体的に言えば、ゲームセンターのプリクラ機の中で――。
「んゅっ……ちゅ……はっ…う…ぁ…」
既にお金は入れてあり、背景等の設定も済んでいる。
ポーズを撮るよう機械が指示をしてくるが
「んはっ…む…ゅ……んんっ…ゃ…」
その画面には手を繋いだままねっとりとキスをする百合と末樹の姿が映し出されている。
撮影が始まったもポーズは変えないが、強いて言うならば激しいキス、優しいキス、唇を舐めるキスなど
複数の種類のキスが撮影されていた。
「んむぅ……ふ…んんぁ……ちゅ…ん…」
撮影が終了した後も、落書きができる案内のアナウンスが終わるまでキスを続けた。
「んむぅ……ふぁ…む……んはっ」
「へへっ、さ、行こ」
末樹は少し顔を赤らめたままプリクラ機を出て、隣の落書きコーナーへ行く。
プリクラ機から出ると近くにいた女子高生がこちらを見ていた気がするが、
声が漏れていたのかもと急に恥ずかしくなる。
声は抑えてるつもりなのだが、末樹のキスは、その、激しい、というか気持ちいい。
「これ……どうするの……」
「へへー、どうしようかなー!」
女の子同士でキス、それも友達と遊びでするようなキスではない本格的なキスをしている自分の姿が、
落書きをする為の画面にバッチリ映し出される。
当たり前だが、自分がキスをしている姿なんて初めて見た。
末樹は躊躇いなくデコや文字で落書きしていく。
その中には「初デート」という文字もあった。
「デート……」
「うん!初デート!」
普段友達と遊びに行く事の少ない百合にとって、2人でプリクラを撮ったり、水族館に行ったりするのは初めての出来事だった。
まあ、その初めての2人プリクラが激しいキスをしているチュープリになるなんて思いもしなかったが。
でも、なんだか嬉しい。
「よし!」
印刷されるプリクラを見て満足そうに太陽の笑顔を末樹が見せ、
「もう1回!」
「……ぇ?」
まさかの発言に固まっているとその手を引き、またプリクラ機の中へと連れていかれる。
またキスが始まるのだ。
「ま、ま、まって…!」
「うーん、そうだなー」
百合の抗議には構う事なく、百合はわざとらしく考えるふりをして
「今度は百合ちゃんちゃんと画面見てて!」
と普通の提案をしてくる、しかし普通であるとは思えない。
「ぇ…えっと…」
しかし百合の不安をよそに末樹は手慣れた操作で撮影ステップへと進める。
そして不安を胸にした少女の1歩後ろへ下がり。
「トイレの…お仕置きをしないとね…?」
「ふぇ…んっ…!」
と耳元で吐息多く囁く。
すかさず末樹の柔らかくぬめりとした舌が耳の中にゆっくりと入ってくる。
「んんっ……ふ…ぅっ……あっ…」
耳の穴の周りとゆっくりいやらしく1周するように舌を動かす。
「んっ…!だ…めっ…!」
「ちゃんとがめん……みて…?」
目の前には耳を舐められる自分の姿が映っている。
舐めている少女の顔は可愛らしく色っぽく、
舐められている自分の顔もそれにつられてか色っぽく見える。
「ぁ…んっ……んんんっ…」
「声だしていいよ…?」
「は…めっ……そとっ…ひとっ…いるからぁ…!」
さっき自分たちを見ていた女子高生がまたプリクラ機に入っていく自分達の姿を見ていた。気がする。
もしそうであれば興味を持った女子高生が盗み聞きしようと近付いているかもしれない。
「ふぅっ…ん……ひぁっ…!!んっ…」
急に耳の中の舌の動きが激しくなり、思わず大きな声がでてすぐに抑える。
その大きな声がでてしまった時の顔も、声を出してしまい羞恥に襲われる顔も目の前の画面で確認できる。
「ぁ……んっ……もう……あっ…」
耳をねっとりゆっくり動いたり、べっとり激しく動いたりする末樹の舌に襲われながらも、ようやく撮影が終了した。
「よし、行こ!あ、まだまだお金はあるからね!」
その太陽のような明るい悪魔の笑顔により、何度も何度もプリクラを楽しむ事となった。
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