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耳【勉強会】
耳⑥
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突然耳に襲い掛かる刺激から自然と上半身が逃げようとする彼を見て女子生徒はそれを逃がさない様にと横から抱き着く。
もう1度耳に息を吹きかける。
首をひっこめながら身体を小さくくねらせている。
やっぱり可愛い。
好き。大好き。
彼の成績が心配になり真面目に勉強会するつもりだったが、
その彼の隣に座ってから抱き着きたくて仕方なかった。
舐めたい。
でも勉強しないと。
虐めたい。
それぐらいなら。少しだけなら。
もう1度耳に息を吹きかける。
彼の身体がびくんっと跳ねる。
「早く解かないとずっとこのままだよ?」
彼女が耳を息でくすぐってくる。
まだそれだけなら少しは集中できたかもしれない。
でも耳だけじゃない。
横から抱き着いてきた彼女の胸が
その大きな膨らみが俺の身体に押し付けられ感触を伝えてくる。
吹き消されそうになる集中力を僅かに保ち、なんとか1問目へ鉛筆を動かす。
ふーっふーっふーっと何度も息を吹きかけられながら解き終え、鉛筆を止める。
「うーん、はずれ。次の問題解いて」
また耳に刺激を送り込まれる。
こんな状態で解けるわけない。
このまま耳の感覚がなくなるまでずっと弄られるのかもしれない。
嫌な気持ちはしない。
「問題解けたら…もっと気持ちよくしてあげるよ?」
このままでは勉強にならないと思った女子生徒は彼の耳元で囁く。
彼の目が変わったのが分かった。
可愛い。好き。
耳から意識を逸らしなんとか問題を解こうとする彼の耳にふーっふっふーっふっと緩急つけ息を吹きかける。
何度も集中しようとして集中が解け、また集中を繰り返している。
可愛い。大好き。
2問目の問題を解き終える。
「ふふ…正解…あぁむ――」
耳が柔らかい唇に挟まれる。
耳の感触を確かめるかの様に唇で何度も何度も挟み込んではぐにぐにと左右に動かす。
まるで耳をおもちゃかの様に弄ばれとても気持ち良いが、そうじゃない。
あの日の快感はこれだけじゃない。
唇だけじゃない。
言葉にはしなかったのに彼女は何か感じ取ったのか、耳元で囁く。
「次の問題解いて……?」
耳に息を吹きかけた後、わざとしく吐息を漏らしながら耳たぶを咥える。
はむはむはむと何度も咥えこむと彼は焦らしに苦しみながらも気持ち良さに笑みを浮かべる。
可愛い。可愛い。好き。大好き。
彼の耳のすぐ近くで舌を出してみる。触れそうで触れない距離。そのまま吐息をかける。
彼の瞬きの数が増える。問題を解く手が何度も止まる。その度に思い出したかの様に一瞬真剣な顔つきになる。
可愛い。可愛い。可愛い。好き好き。大好き大好き。
3問目の問題を解き終える。
もう襲ってしまおうかと思い始めた女子生徒もそこで我に返る。
「んふ…正解だよ」
舌を大げさに出し、彼の耳に挿れた。
もう1度耳に息を吹きかける。
首をひっこめながら身体を小さくくねらせている。
やっぱり可愛い。
好き。大好き。
彼の成績が心配になり真面目に勉強会するつもりだったが、
その彼の隣に座ってから抱き着きたくて仕方なかった。
舐めたい。
でも勉強しないと。
虐めたい。
それぐらいなら。少しだけなら。
もう1度耳に息を吹きかける。
彼の身体がびくんっと跳ねる。
「早く解かないとずっとこのままだよ?」
彼女が耳を息でくすぐってくる。
まだそれだけなら少しは集中できたかもしれない。
でも耳だけじゃない。
横から抱き着いてきた彼女の胸が
その大きな膨らみが俺の身体に押し付けられ感触を伝えてくる。
吹き消されそうになる集中力を僅かに保ち、なんとか1問目へ鉛筆を動かす。
ふーっふーっふーっと何度も息を吹きかけられながら解き終え、鉛筆を止める。
「うーん、はずれ。次の問題解いて」
また耳に刺激を送り込まれる。
こんな状態で解けるわけない。
このまま耳の感覚がなくなるまでずっと弄られるのかもしれない。
嫌な気持ちはしない。
「問題解けたら…もっと気持ちよくしてあげるよ?」
このままでは勉強にならないと思った女子生徒は彼の耳元で囁く。
彼の目が変わったのが分かった。
可愛い。好き。
耳から意識を逸らしなんとか問題を解こうとする彼の耳にふーっふっふーっふっと緩急つけ息を吹きかける。
何度も集中しようとして集中が解け、また集中を繰り返している。
可愛い。大好き。
2問目の問題を解き終える。
「ふふ…正解…あぁむ――」
耳が柔らかい唇に挟まれる。
耳の感触を確かめるかの様に唇で何度も何度も挟み込んではぐにぐにと左右に動かす。
まるで耳をおもちゃかの様に弄ばれとても気持ち良いが、そうじゃない。
あの日の快感はこれだけじゃない。
唇だけじゃない。
言葉にはしなかったのに彼女は何か感じ取ったのか、耳元で囁く。
「次の問題解いて……?」
耳に息を吹きかけた後、わざとしく吐息を漏らしながら耳たぶを咥える。
はむはむはむと何度も咥えこむと彼は焦らしに苦しみながらも気持ち良さに笑みを浮かべる。
可愛い。可愛い。好き。大好き。
彼の耳のすぐ近くで舌を出してみる。触れそうで触れない距離。そのまま吐息をかける。
彼の瞬きの数が増える。問題を解く手が何度も止まる。その度に思い出したかの様に一瞬真剣な顔つきになる。
可愛い。可愛い。可愛い。好き好き。大好き大好き。
3問目の問題を解き終える。
もう襲ってしまおうかと思い始めた女子生徒もそこで我に返る。
「んふ…正解だよ」
舌を大げさに出し、彼の耳に挿れた。
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