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集団【告白】

耳・足・口②

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ガリは白色の足の指を数本口に咥え、ベロりと舐め上げる。

「んんっ――んぅ―っ!」

足がびくっと揺れチビの口で塞がれた口から声が漏れてくる。
チビはそのまま大きく口を開き、小さなピンク色の唇をこれまたベロりと舐め回す。

「んむぅ――んんんぅぅ」

目をギュっと瞑りながら身体を後ろに反らす。
ハゲはその身体を倒れない様に片手で支えながら、小麦色の耳をやはりベロりと舐め責める。

「んむぅ――っ!んんっ」

くすぐったさと気持ち良さに身体を細かく揺らす。

足先にねっとりと舌が絡みつき、小さな指を飴玉の様にころころ舌で弄る。
唇にべっとりと舌が這い、鼻息と吐息が顔面を襲う。
耳にじっとりと吸いつき、反対の耳の内側を指で撫でる。

唇を舐めていたチビが息を整える為に口を離し、同時に開放された小麦肌の女子も荒くなった息を整える。

「ぁん…ま、まってぇ…」

注目の集まっている静かな教室に今まで聞いたことない色っぽい声が響く。

小麦肌の女子はこれといって目立つ性格でもなかったが、誰にでも優しく明るい性格であった為友達も少なくなかった。
他のクラスのその友達が噂を聞きつけてか教室を覗きにくる。
本気で嫌がっていれば割って止めに入るつもりだったのかもしれない。
しかし、その友達は割って入る事なく、口に手を当て小麦肌の女子の姿に見入ってしまう。

「ふぁ…ぁぅ……」

今も耳と足にくすぐったさと気持ち良さに襲われる小麦肌の女子は
目はとろんと蕩け、頬は真っ赤に染め上げ、吐息が不規則に漏れ、身体を小さくくねくね動かす姿はとても本気で嫌がってる様に見えなかった。

ガリは舐めていた箇所を足指から足裏全体に変える。
さっきまでと同じ様で全然違う感触が足裏を襲い、足先からふとももまでびくびく震わす。

チビは再び唇を重ねる。今度は舌で舐めるのではなく、舌を口の中に入れようとする。
その舌の侵入を受け入れる。舌が舌で撫でられる。初めての感触で更に身体の力が抜ける。

ハゲは更に舌を耳の奥にいれる。かと思えば舌を抜いて息を吹きける。その間も指で反対の耳を弄る。
気持ち良さとくすぐったさが緩急つけて襲ってきて身体が跳ね上がる。囁き声も耳に届く。

「れぇ…んぁ…ぅむ――っ」

目が蕩け、髪が乱れ、手がぶらりと力が抜けている。
教室にいる生徒達は様々な感情で見つめている事だろう。
そんな視線が小麦肌の女子の羞恥心を更に煽る。

足が、口が、左右の耳が緩急様々な刺激に襲われ、今後二度と味わう事のないだろう体験に声はひたすら色気を増していった。

小麦肌の女子には悪いが、この光景はしっかり目に焼き付ける。
今後色々役に立つと思う。色々。



――告白開始から10分後、小麦肌の女子は唾液まみれになった各部位を拭う事無く、呼吸を整えるのに必死だった。
その姿は全然可哀想なものではなく、嬉しそうで羨ましく感じた生徒がほとんどだったと思う。

告白は相手の身体を舐めながら。
それは様々な形があるのだと知った。

……ちなみに3人とも告白の結果は振られる事となった。
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