上 下
78 / 126
六本の糸~「天」2編~

登場人物

しおりを挟む
「希望」での親友(プログラム該当者)

コウヤ・ハヤセ:

一般人だった。ゼウスプログラム該当者。主人公。ドールプログラム開発者のムラサメ博士の息子であり、本名は「コウヤ・ムラサメ」。プログラムの適性は一番高い。

ハクト・ニシハラ:

地連の兵士。階級は大尉。ポセイドンプログラムの該当者。察知能力と敵の位置把握能力が高く、軍内部でも一目置かれている。

ユイ・カワカミ:

コウヤの前に現れた少女。アレスプログラムの該当者。ドールプログラム発案者であり開発者であるカワカミ博士の娘。

レイラ・ヘッセ:

ゼウス軍の兵士。階級は少尉。ヘルメスプログラムの該当者。前ゼウス共和国総統であった父親(血の繋がりはなく、利用されただけであった。)の復讐に燃えていたが、自分を見つめなおし冷静になる。

クロス・バトリー:

ハデスプログラム該当者。幼いころ「天」に避難していたことがあり、その時にレスリーと知り合う。現在はレスリー・ディ・ロッドとして地連の中佐とし君臨し、冷酷で最強で世界一の軍人と呼ばれる。前ゼウス共和国総統の実の息子。

ディア・アスール:

元中立国指導者。アテナプログラムの該当者。中立国ネイトラルを動かすアスール財団の一族の人間。かつてドールプログラムを開発していたムラサメ博士らのパトロンであった一族である。



シンタロウ・コウノ:

コウヤの親友。自身のやることを割り切り、平気で手を血で染める。訓練や人体実験により強化された人間となり、驚異的な身体能力を持つ。

レスリー・ディ・ロッド:

地連所属。「影」と名乗り、クロスと入れ替わっていた青年。彼と同様復讐のために生き、彼の活動を影で支えていた。「希望」周辺の殲滅作戦に参加し、生き残った数少ない人物。研究所でユイに右腕を切断された。

リリー・ゴートン:

地連所属。ハクトの部下。階級は曹長。

イジー・ルーカス:

地連所属。元ロッド中佐の補佐。階級は中尉。クロスの妹「ユッタ」の親友だった。シンタロウのよき理解者。

キース・ハンプス:

地連所属。コウヤを助けてくれた男性。階級は少佐。「希望」周辺の殲滅作戦の数少ない生き残り。

モーガン・モリス:

地連所属。フィーネの機械整備士。気さくな少年。

マウンダー・マーズ:

ゼウス共和国の生んだ天才と名高い若き研究者であり医者。ダルトンの兄。通称マックスと呼ばれる。

ジューロク:

ゼウス共和国所属。研究ドームでモルモットとされていた。頭に機械を埋め込まれているが、カワカミ博士によって無効化された。

リオ・デイモン:

ネイトラル所属。テイリーと一緒にフィーネに乗り込んだ衛生兵。

カカ・ルッソ:

ネイトラル所属。テイリーと一緒にフィーネに乗り込んだ機械整備士。

ギンジ・カワカミ(カワカミ博士):

ムラサメ博士と昔とも研究していた。ドールプログラムの発案者。現在はロッド家の執事。ユイの父親。コウヤ達を該当者にした張本人。天才として名高かったのと同時にマッドサイエンティストとしても有名であった。

キャメロン・ラッシュ博士:

かつてムラサメ博士の元で働いていたことがある。ドールプログラムに魅せられている。ムラサメ博士に強い想いを抱いている。最終作戦の協力者。

レイモンド・ウィンクラー大将:

地連軍の大将。地連の総統の兄にあたり兄弟仲は悪い。クロス達の入れ替わりに大きく関わっている。レスリーの父のレイとは親友であり、尊敬しており、かなり精神的に依存していた。殲滅作戦の責任者であった。





シンヤ・ムラサメ博士(ムラサメ博士):

コウヤの父親。ドールプログラムの開発者。ゼウス軍によって殺害される。妻の復讐に燃える。意識のみ復活し、ゼウス共和国を壊滅状態に追い込む。現在アリアの中におり、ゼウス共和国から人類人形計画実施を画策している。

アリア・スーン:

コウヤと友達の一般人の少女。軍に志願した。コウヤ、シンタロウが次々と消息を絶ってしまったためドールプログラムの人体実験に志願。復讐に生きる。現在はムラサメ博士に体を乗っ取られ、ゼウス共和国でストッパーの役目を担っている。





ライアン・ウィンクラー総統:

現地連の総統。レイモンドの弟。リード氏に操られていた。兄弟仲は悪い。

タナ・リード(リード氏):

元地連の軍人であり、「天」襲撃の際にヘッセ総統と通じており、そのままゼウス共和国に渡り准将となる。地連総統を陰で操っていた。ソフィの父親。レイモンドとは因縁が深い。



テイリー・ベリ:

元ディアの補佐であり、彼女に忠誠を誓っている。現ネイトラル総裁。地連をよく思っていない。



ソフィ・リード:

戦艦フィーネの副艦長。階級は准尉。その実ゼウス共和国の准将の娘であり、スパイであった。

ミヤコ・ハヤセ:

記憶を失ったコウヤを引き取り育ててくれた血の繋がりはないがかけがえのない母親。

マリー・ロッド:

ロッド中佐の母親。穏やかで心優しい淑女。息子のことを心配している。



鬼籍の人

ロバート・ヘッセ:

ゼウス共和国の前総統。クロスに殺害される。クロスとユッタの実の父。

ユッタ・バトリー:

幼いころのイジーの親友。クロスの妹。「天」に避難していた。襲撃時に死亡。

レイ・ディ・ロッド(ロッド侯爵):

レスリーの父親。襲撃時に死亡。コウヤの母親の血液ドナーだった。レイモンドの親友。

ナツエ・ムラサメ:

コウヤの母親。ゼウス軍によって死に至る。

ジュン・キダ:

ゼウス共和国の若き兵士。ロッド中佐によって殺害される。

ダルトン・マーズ:

ゼウス共和国の若き兵士。マウンダー・マーズの弟。ロッド中佐によって殺害される。

グスタフ・トロッタ:

第6ドームの訓練施設に関係している研究者。シンタロウを強化人間にした人物。訓練施設の教官に殺害される。
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

ママと中学生の僕

キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

性転換タイムマシーン

廣瀬純一
SF
バグで性転換してしまうタイムマシーンの話

性転換マッサージ

廣瀬純一
SF
性転換マッサージに通う人々の話

また、つまらぬものを斬ってしまった……で、よかったっけ? ~ 女の子達による『Freelife Frontier』 攻略記

一色 遥
SF
運動神経抜群な普通の女子高生『雪奈』は、幼なじみの女の子『圭』に誘われて、新作VRゲーム『Freelife Frontier(通称フリフロ)』という、スキルを中心としたファンタジーゲームをやることに。 『セツナ』という名前で登録した雪奈は、初期スキルを選択する際に、0.000001%でレアスキルが出る『スーパーランダムモード』(リセマラ不可)という、いわゆるガチャを引いてしまう。 その結果……【幻燈蝶】という謎のスキルを入手してしまうのだった。 これは、そんなレアなスキルを入手してしまった女の子が、幼なじみやその友達……はたまた、ゲーム内で知り合った人たちと一緒に、わちゃわちゃゲームを楽しみながらゲーム内トップランカーとして走って行く物語!

『天燃ゆ。地燃ゆ。命燃ゆ。』中篇小説

九頭龍一鬼(くずりゅう かずき)
SF
 武士たちが『魂結び』によって『神神』を操縦し戦っている平安時代。  源氏側は平家側の隠匿している安徳天皇および『第四の神器』を奪おうとしている。  斯様なる状況で壇ノ浦の戦いにおよび平知盛の操縦する毘沙門天が源義経の操縦する持国天に敗北し平家側は劣勢となる。  平家の敗衄をさとった二位の尼は安徳天皇に『第四の神器』を発動させるように指嗾し『第四の神器』=『魂魄=こんそうる』によって宇宙空間に浮游する草薙の剱から御自らをレーザー攻撃させる。  安徳天皇の肉体は量子論的にデコヒーレンスされ『第四の神器』は行方不明となる。  戦国時代。わかき織田信長は琵琶法師による『平曲』にうたわれた『第四の神器』を掌握して天下統一せんと蹶起する。――。

マイホーム戦国

石崎楢
SF
何故、こんなことになったのだろうか? 我が家が囲まれている!! 戦国時代に家ごとタイムスリップしたごく普通の家族による戦国絵巻?

コンビニバイト店員ですが、実は特殊公安警察やってます(『僕らの目に見えている世界のこと』より改題)

岡智 みみか
SF
自分たちの信じていた世界が変わる。日常が、常識が変わる。世界が今までと全く違って見えるようになる。もしかしたらそれを、人は『革命』と呼ぶのかもしれない。警視庁サイバー攻撃特別捜査対応専門機動部隊、新入隊員磯部重人の新人教育が始まる。SFだってファンタジーだ!!

「メジャー・インフラトン」序章5/7(僕のグランドゼロ〜マズルカの調べに乗って。少年兵の季節 JUMP! JUMP! JUMP! No2.

あおっち
SF
 海を埋め尽くすAXISの艦隊。 飽和攻撃が始まる台湾、金門県。  海岸の空を埋め尽くすAXISの巨大なロボ、HARMARの大群。 同時に始まる苫小牧市へ着上陸作戦。 苫小牧市を守るシーラス防衛軍。 そこで、先に上陸した砲撃部隊の砲弾が千歳市を襲った! SF大河小説の前章譚、第5部作。 是非ご覧ください。 ※加筆や修正が予告なしにあります。

処理中です...