171 / 283
仕事は続くよぉ 何処までも えぇっ??-3
しおりを挟む
ヘストンさんから、
昨夜解体したデ・水竜のお肉や素材の入ったアイテム袋を3個返され
「サスケさん、王都で売ってくれ」
館の樹の槍5本と森の樹の槍5本預かると、
金貨120枚と150枚の値段で各2槍あった水竜の鱗付きは、
金貨130枚と金貨160枚で売る様に頼まれた。
他にも出来上がった
加熱石板大60個・小60個・調理用品・鍋・寸胴鍋など
金貨10枚分アイテム袋越しに送り込まれ、替わりに
森の樹の槍柄500本アイテム袋越しに渡した。
「サスケさん、回転式冷却器の羽根を銀から水竜の鱗に変える方が
効率的なので、他の仕事が終わり次第作っておくよ。
デ・水竜の胃液や油は
工芸ギルドで半分預かり各ギルドに渡した残りを、
1カルの小分けで他領ギルドに売り出すが
王都商会での取り扱いは止めて欲しい。
大騒ぎになってトラブルが出ると面倒だから。
もちろん
鱗は必要な分だけ預かったから王都で売って構わない」
「アイテム袋を見ましたが、鱗も、歯も沢山有りました。大丈夫ですか?」
「牙を貰い他の素材と合わせ、
新素材の武器をもう一度作り直すには十分過ぎるほど有る。
他のギルドマスターも欲しいだけ持っていたから
今後の売り物用にも十分取り置きしたので心配するな」
獣人族と館の樹がデ・ツノ竜のマナ魔素は、
この世界の魔物や人の1千倍持っていると話した途端・・・
「本当か?あの時は分からなかった。何か出してくれ」
デ・ツノ竜皮の山刀を渡し、僕は急いで建物の外に1度出て部屋に戻る。
「確かに俺の落ち度だ。サスケさんのマナ魔素は魔法で隠されているが、
それでもサスケさんのマナ魔素に眩ませられた
俺の眼が無かった、デ・ツノ竜を預かる。
ギルドマスターを呼び戻してデ・ツノ竜を見せると素材の奪い合いで
今夜も徹夜になるだろう」
気の毒に思いながらアイテム袋越しに3頭送り込んで
時間が無いのでここで失礼する。 産業ギルドに一目散。
産業ギルドの応接室に通されると、ヘイケルさんが一番先に来て
草木師マスターのバイロンさんは工芸ギルドで
お待ちしているとの連絡をうけたけど・・
今 工芸ギルドで会って来たと答えると嬉しそうに
出来上がった矢柄を並べる様にアイテム袋から出して来る。
ダチョウの矢羽樹の矢柄400本、
黒い樹の矢柄100本と名人の作ったカラス矢羽樹の矢柄60本、
黒い樹の矢柄40本、アイテム袋越しに受け取る。
ヘイケルさんが申し訳なさそうに
「デ・カラスの羽根を大量に供給して頂きましたが、
名人が他者に使わせず矢羽に使えない羽根を返すのみで、
デ・カラスの矢の出来上がりは少なくなって申し訳ありません」
「いえ、前回より名人の矢が多くできているので驚きました」
「狩に出かけていた、大きな子供達3人が戻り手伝い始めました。
もうすぐ雨の日が来ますので名人の家族も他の狩人の家族全員
喜んで作っています」
「逆にデ・ダチョウの矢柄が少ないですね」
「矢立(やたて)を作るのが間に合わないだけで、今日あたり集まります。
樹の羽根矢柄を作り試しました、1セテまでの命中率はデ・ダチョウの
矢と遜色有りませんが超えると風魔法が必要に成ります」
出来上がった樹の羽矢柄を見せてくれた。
羽根が少し丸みを帯びた作りで量産できるか?聞いた。
3枚羽が命中率、飛翔距離のバランスが良く木型抜きで作りだせ、
大きな子供に矢作りの練習用に作らせるので、
100本銀貨3枚で引き受けてくれた。
素材は製材所のホルスト君から直接受け取る様に頼み、そして
出来上がりの矢柄代金、銀貨50枚と先渡しで銀貨2千枚、
小銀1千枚預け・ナイフの清算・銀貨150枚・
小銀貨150枚受け取り売れた分の補充を済ませる。
ヘイケルさんの商談が済むと
次は脇で待ち兼ねているコンロイさんと商談開始
「サスケ様、近隣の麦は今日中に購入終わると思いますが、
もう少し遠くの領地農民も助けて頂いて宜しいでしょうか?」
「どのあたりの農民ですか?」
「神殿国道付近からブルーノ公爵領回りまでです」
「随分広いですね、パルチェ伯爵領もですか?」
「パルチェ伯爵領や17~8の領地は必要ありません。
農業ギルド参加農民・197騎士領・68男爵領・19子爵領19から
納税分だけでも買取を求められております」
「北辺境地区の領地の大多数ですが如何したのですか?」
「税の軽い領地の農民も麦が売れず困っています。
重税の農民は税の替わりに奴隷にさせられたり見せしめに命を取られます」
「種麦まで買い取れませんよ」
「女神の季節蒔きの種麦を売ってでも命が大切です。
太陽の季節の終わりには命の季節蒔きも収穫できますし、
農民は他の麦粥や雑穀で作った硬いパンで命を繋ぎます」
「来年は飢えに苦しむと思いますが・・」
「その時が来ない様に、種麦を貸し与えて下さい」
「他領のギルドに干渉できるのですか?」
「ギルド間の問題に領主は口を挟みません」
「国道や主要道路に関所が出来ていますが安全に通行できるのですか?」
「困窮している狩師の魔核も少し買い取っています。その上
私たちに危害を与えそうな所では護衛してくれますので、ご心配に及びません」
「助けたいのですが、小額硬貨の袋に入れた手持ちは少ないですし、
大量に用意できません」
「失礼ですが、サスケ様は勘違いされています。
どこの領地も手持ち麦は少なくしてお金が必要です。
農家ごとの税をまとめて村長が税を払いに行きますので金貨でも大丈夫です」
「具体的に金貨何枚必要ですか?」
「金貨8万枚・回復藥ランクf藥20万個・E藥15万個・D藥10万個お預け下さい。
農民の払う最大税額になる金額です。回復藥は農民の最後の財産となり
無理やり徴収できない分を交換品として渡します。
ギルドの手数料は2%にさせて頂き、
恐らく北辺境地区の麦は全てサスケ様が持つ事になります」
4人の眼を確認してから、
「分かりました。マドック家といえども財布は有限です。
これ以上の購入は時間を下さい」
アイテム袋越しに金貨12万枚、小金貨100袋、銀貨500袋、
小銀貨1000袋、回復藥を合計45万個送り込むと・・
替わりに魚を送り込まれ、銀貨250枚、申し訳なさそうに請求された。
「クメロ村の漁師達もサスケ様のお陰で、
漁が賑わい出し税を納められる所まで来ました。
ヘイケルが矢の研究で忙しく代わりに預かっていた魚です。
堆肥の代金として野菜を預かって来る予定ですが、勝手に決めお許しください」
堆肥販売はギルドの手数料を無料で行う結果として、
農産物の収穫が増え手数料が増えると見込まれている。
産業ギルドとして僕たちの取引手数料だけで、今までの収入で
5年分を超える収入になり会員還元を始められるまでになった。
農畜ギルドには2~3日寄れないと伝え、、、
商業ギルドに向かった。
昨夜解体したデ・水竜のお肉や素材の入ったアイテム袋を3個返され
「サスケさん、王都で売ってくれ」
館の樹の槍5本と森の樹の槍5本預かると、
金貨120枚と150枚の値段で各2槍あった水竜の鱗付きは、
金貨130枚と金貨160枚で売る様に頼まれた。
他にも出来上がった
加熱石板大60個・小60個・調理用品・鍋・寸胴鍋など
金貨10枚分アイテム袋越しに送り込まれ、替わりに
森の樹の槍柄500本アイテム袋越しに渡した。
「サスケさん、回転式冷却器の羽根を銀から水竜の鱗に変える方が
効率的なので、他の仕事が終わり次第作っておくよ。
デ・水竜の胃液や油は
工芸ギルドで半分預かり各ギルドに渡した残りを、
1カルの小分けで他領ギルドに売り出すが
王都商会での取り扱いは止めて欲しい。
大騒ぎになってトラブルが出ると面倒だから。
もちろん
鱗は必要な分だけ預かったから王都で売って構わない」
「アイテム袋を見ましたが、鱗も、歯も沢山有りました。大丈夫ですか?」
「牙を貰い他の素材と合わせ、
新素材の武器をもう一度作り直すには十分過ぎるほど有る。
他のギルドマスターも欲しいだけ持っていたから
今後の売り物用にも十分取り置きしたので心配するな」
獣人族と館の樹がデ・ツノ竜のマナ魔素は、
この世界の魔物や人の1千倍持っていると話した途端・・・
「本当か?あの時は分からなかった。何か出してくれ」
デ・ツノ竜皮の山刀を渡し、僕は急いで建物の外に1度出て部屋に戻る。
「確かに俺の落ち度だ。サスケさんのマナ魔素は魔法で隠されているが、
それでもサスケさんのマナ魔素に眩ませられた
俺の眼が無かった、デ・ツノ竜を預かる。
ギルドマスターを呼び戻してデ・ツノ竜を見せると素材の奪い合いで
今夜も徹夜になるだろう」
気の毒に思いながらアイテム袋越しに3頭送り込んで
時間が無いのでここで失礼する。 産業ギルドに一目散。
産業ギルドの応接室に通されると、ヘイケルさんが一番先に来て
草木師マスターのバイロンさんは工芸ギルドで
お待ちしているとの連絡をうけたけど・・
今 工芸ギルドで会って来たと答えると嬉しそうに
出来上がった矢柄を並べる様にアイテム袋から出して来る。
ダチョウの矢羽樹の矢柄400本、
黒い樹の矢柄100本と名人の作ったカラス矢羽樹の矢柄60本、
黒い樹の矢柄40本、アイテム袋越しに受け取る。
ヘイケルさんが申し訳なさそうに
「デ・カラスの羽根を大量に供給して頂きましたが、
名人が他者に使わせず矢羽に使えない羽根を返すのみで、
デ・カラスの矢の出来上がりは少なくなって申し訳ありません」
「いえ、前回より名人の矢が多くできているので驚きました」
「狩に出かけていた、大きな子供達3人が戻り手伝い始めました。
もうすぐ雨の日が来ますので名人の家族も他の狩人の家族全員
喜んで作っています」
「逆にデ・ダチョウの矢柄が少ないですね」
「矢立(やたて)を作るのが間に合わないだけで、今日あたり集まります。
樹の羽根矢柄を作り試しました、1セテまでの命中率はデ・ダチョウの
矢と遜色有りませんが超えると風魔法が必要に成ります」
出来上がった樹の羽矢柄を見せてくれた。
羽根が少し丸みを帯びた作りで量産できるか?聞いた。
3枚羽が命中率、飛翔距離のバランスが良く木型抜きで作りだせ、
大きな子供に矢作りの練習用に作らせるので、
100本銀貨3枚で引き受けてくれた。
素材は製材所のホルスト君から直接受け取る様に頼み、そして
出来上がりの矢柄代金、銀貨50枚と先渡しで銀貨2千枚、
小銀1千枚預け・ナイフの清算・銀貨150枚・
小銀貨150枚受け取り売れた分の補充を済ませる。
ヘイケルさんの商談が済むと
次は脇で待ち兼ねているコンロイさんと商談開始
「サスケ様、近隣の麦は今日中に購入終わると思いますが、
もう少し遠くの領地農民も助けて頂いて宜しいでしょうか?」
「どのあたりの農民ですか?」
「神殿国道付近からブルーノ公爵領回りまでです」
「随分広いですね、パルチェ伯爵領もですか?」
「パルチェ伯爵領や17~8の領地は必要ありません。
農業ギルド参加農民・197騎士領・68男爵領・19子爵領19から
納税分だけでも買取を求められております」
「北辺境地区の領地の大多数ですが如何したのですか?」
「税の軽い領地の農民も麦が売れず困っています。
重税の農民は税の替わりに奴隷にさせられたり見せしめに命を取られます」
「種麦まで買い取れませんよ」
「女神の季節蒔きの種麦を売ってでも命が大切です。
太陽の季節の終わりには命の季節蒔きも収穫できますし、
農民は他の麦粥や雑穀で作った硬いパンで命を繋ぎます」
「来年は飢えに苦しむと思いますが・・」
「その時が来ない様に、種麦を貸し与えて下さい」
「他領のギルドに干渉できるのですか?」
「ギルド間の問題に領主は口を挟みません」
「国道や主要道路に関所が出来ていますが安全に通行できるのですか?」
「困窮している狩師の魔核も少し買い取っています。その上
私たちに危害を与えそうな所では護衛してくれますので、ご心配に及びません」
「助けたいのですが、小額硬貨の袋に入れた手持ちは少ないですし、
大量に用意できません」
「失礼ですが、サスケ様は勘違いされています。
どこの領地も手持ち麦は少なくしてお金が必要です。
農家ごとの税をまとめて村長が税を払いに行きますので金貨でも大丈夫です」
「具体的に金貨何枚必要ですか?」
「金貨8万枚・回復藥ランクf藥20万個・E藥15万個・D藥10万個お預け下さい。
農民の払う最大税額になる金額です。回復藥は農民の最後の財産となり
無理やり徴収できない分を交換品として渡します。
ギルドの手数料は2%にさせて頂き、
恐らく北辺境地区の麦は全てサスケ様が持つ事になります」
4人の眼を確認してから、
「分かりました。マドック家といえども財布は有限です。
これ以上の購入は時間を下さい」
アイテム袋越しに金貨12万枚、小金貨100袋、銀貨500袋、
小銀貨1000袋、回復藥を合計45万個送り込むと・・
替わりに魚を送り込まれ、銀貨250枚、申し訳なさそうに請求された。
「クメロ村の漁師達もサスケ様のお陰で、
漁が賑わい出し税を納められる所まで来ました。
ヘイケルが矢の研究で忙しく代わりに預かっていた魚です。
堆肥の代金として野菜を預かって来る予定ですが、勝手に決めお許しください」
堆肥販売はギルドの手数料を無料で行う結果として、
農産物の収穫が増え手数料が増えると見込まれている。
産業ギルドとして僕たちの取引手数料だけで、今までの収入で
5年分を超える収入になり会員還元を始められるまでになった。
農畜ギルドには2~3日寄れないと伝え、、、
商業ギルドに向かった。
0
お気に入りに追加
88
あなたにおすすめの小説
愛していました。待っていました。でもさようなら。
彩柚月
ファンタジー
魔の森を挟んだ先の大きい街に出稼ぎに行った夫。待てども待てども帰らない夫を探しに妻は魔の森に脚を踏み入れた。
やっと辿り着いた先で見たあなたは、幸せそうでした。
【完結】悪役令嬢と言われている私が殿下に婚約解消をお願いした結果、幸せになりました。
月空ゆうい
ファンタジー
「婚約を解消してほしいです」
公爵令嬢のガーベラは、虚偽の噂が広まってしまい「悪役令嬢」と言われている。こんな私と婚約しては殿下は幸せになれないと思った彼女は、婚約者であるルーカス殿下に婚約解消をお願いした。そこから始まる、ざまぁありのハッピーエンド。
一応、R15にしました。本編は全5話です。
番外編を不定期更新する予定です!
忌むべき番
藍田ひびき
恋愛
「メルヴィ・ハハリ。お前との婚姻は無効とし、国外追放に処す。その忌まわしい姿を、二度と俺に見せるな」
メルヴィはザブァヒワ皇国の皇太子ヴァルラムの番だと告げられ、強引に彼の後宮へ入れられた。しかしヴァルラムは他の妃のもとへ通うばかり。さらに、真の番が見つかったからとメルヴィへ追放を言い渡す。
彼は知らなかった。それこそがメルヴィの望みだということを――。
※ 8/4 誤字修正しました。
※ なろうにも投稿しています。
婚約者に消えろと言われたので湖に飛び込んだら、気づけば三年が経っていました。
束原ミヤコ
恋愛
公爵令嬢シャロンは、王太子オリバーの婚約者に選ばれてから、厳しい王妃教育に耐えていた。
だが、十六歳になり貴族学園に入学すると、オリバーはすでに子爵令嬢エミリアと浮気をしていた。
そしてある冬のこと。オリバーに「私の為に消えろ」というような意味のことを告げられる。
全てを諦めたシャロンは、精霊の湖と呼ばれている学園の裏庭にある湖に飛び込んだ。
気づくと、見知らぬ場所に寝かされていた。
そこにはかつて、病弱で体の小さかった辺境伯家の息子アダムがいた。
すっかり立派になったアダムは「あれから三年、君は目覚めなかった」と言った――。
寝室から喘ぎ声が聞こえてきて震える私・・・ベッドの上で激しく絡む浮気女に復讐したい
白崎アイド
大衆娯楽
カチャッ。
私は静かに玄関のドアを開けて、足音を立てずに夫が寝ている寝室に向かって入っていく。
「あの人、私が
【完結】お父様に愛されなかった私を叔父様が連れ出してくれました。~お母様からお父様への最後のラブレター~
山葵
恋愛
「エリミヤ。私の所に来るかい?」
母の弟であるバンス子爵の言葉に私は泣きながら頷いた。
愛人宅に住み屋敷に帰らない父。
生前母は、そんな父と結婚出来て幸せだったと言った。
私には母の言葉が理解出来なかった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる