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調整中・・・調整中。本日多忙で~すぅ!ー6
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冒険者ギルドに2人で寄り、
エリサさんと応接室でエールを頂きながら、
先日のお礼と王都やマドック市で冒険者の募集が思うように
集まらなかったので、冒険者の動向を尋ねる?
「マドック家が集める5日ほど前から、
ゼピロス山脈近くのパトリオット伯爵が冒険者を集めている。
北台地のブルーノ公爵も冒険者を大量に集めている・・
危険な魔物が出た噂も無いのだが、100日金貨3枚の好条件でですよ」
「集まっているのですか?」
「条件が良いから、5千や6千人は集まっているでしょう」
「傭兵業務ですか?」
「まぁ、募集条件は戦闘経験だけだからそうでしょう」
「どこかの領地で魔物活動が、活発化している報告は有りませんか?」
「北ではマドック領以外は聞いていませんが
南公爵の海岸領地には、随分前から水性魔物が出ているようです」
「そうですか、食堂屋台が出来たので置き場所を決めて頂きたと思いまして」
「下のホールが一番良いと思います。
ところで今度王都に行ったら、ギルドに顔を出して総ギルドマスターの
スミノフを訪ねて貰えませんか?」
「分かりました、直ぐには伺えませんが近日中に必ず・・・」
3人でホールに行き、
壁側に屋台2台出す位置の確認と印を付け終わる
「特訓中です.2~3日後から開店しますので、お願いします」
「楽しみしています!^^食堂の評判も良い様だし楽しみですね」
エリサさんに見送られて、商業ギルドに行くことにした。
商業ギルドではドロレスさんが迎えてくれ早速応接室に案内され
「皆様のおかげで、
ベイトン商店第2席支配人に昇進致しました。有難う御座います」
満面の笑みを浮かべ挨拶されたので移動するのか聞いたところ、
公爵領地内支店を飛び越えマドック支店が第一支店となり
別に支店管理者が部下として派遣される事と決まった。
マドック市商業ギルドマスターとアトキン商会専任責任者になった。
「ドロレスさんの知る範囲で、小麦の余っている領地は有りますか?」
「王都の周辺で小量ある程度で、去年不足気味だったので、
今年は早くから小麦の必要な領主が買いましたから、
小麦をたくさん確保しているのは、マドック領周辺だけでしょぉう」
「南西のパトリオ伯爵領地付近は無理なのですか?」
「確かに南ですが、大山脈に遮られ種まき時期に雨が多いので足りません」
「では、買い入れているのですか?」
「時期をずらして麦や大麦を育てていますので、
特別買い入れていないでしょうが売る程作れません」
「大きな産業を持っているのですか?」
「農業ですね。あの辺は栗の栽培以外見るべき物は有りません」
「人口は伯爵家ですとどのくらいですか?」
「18万人ぐらいですね」
「伯爵家は40万人~60万人と聞いていたのですが・・・」
「サスケ様、大伯爵家ですとそれ以上の家も有りますが、
小伯爵家で経営の出来ない領地では18万人でも飢えさせているのが現状です」
「領民を飢えさせる領主は多いのですか?」
「総て領主の責任では有りませんが、領民を顧みない領主は多いのです。
サスケ様もご存知のパルチェ伯爵領は大伯爵家の領地に匹敵しますが、
折角の1級国道に面した領地は湖沼地帯などで使えません。
それでも丘陵地帯にブドウと小麦を育て、湿地近くに青草を育て畜育しています。
古くから葡萄酒を領地外に売るため、商人を呼び込む事を忘れません。
今回も干しブドウ欲しさに集まった商人に便宜を図りました。
領民の為経営を工夫する領主は少ないのです」
「ブルーノ公爵とパトリオ伯爵が、冒険者を大量に集めていることをご存知ですか?」
「知りませんでした、まさか貴族・・・??」
「パトリオ伯爵は冒険者を大量に集められるほど裕福なのですか?」
「両家とも縁戚関係ですが、領地経営はジリ貧で
冒険者を必要以上に雇える余裕は無いはずですが??」
「アトキン商店の出先が有りましたら、ぜひ冒険者の行き先と
人数を知りたいのですが・・・」
「パトリオ伯爵地には有りませんがブルーノ市にございます。
分かった範囲でお知らせしますっ」
「コンロイさんとはお話ししましたか?」
「先ほど話すことが出来まして、ギルド同士の手配にして頂きました」
「デイノル伯爵領地の農民や周りの王騎士家は麦が売れず困っていると
コンロイさんが言っていたので、支払い条件は買い上げ額半分を
回復藥ですることにして依頼しました。
なんでも農民は物々交換を望んでいるとか、回復藥をランクC藥から
マドック市価格で金貨20万枚分預けました」
ドロレスさんは黙って頭を下げ、外に出た時も深々頭を下げ見送ってくれた。
少し遅くなった、、、さぁ急いでホルスト君の作業場に行かなくては。
作業場に着くと、樹の加工整理を見回っているホルスト君を見つけ、
至急ヘストンさんに、黒い樹の素材で槍柄100本、矢柄500本作り
届ける様に工具一式渡し依頼する。
ホルスト君から、
先ほど工芸ギルドのマスターが3人来て黒い樹の素材を
1本分持って行った報告を受けて、さらに太さ3セチの黒い樹の枝を
100本送り込みアイテム袋に送り込み、作り続ける様に頼んだ。
食堂係メイドさんの所に行き加熱石板大10個渡してから、
行商係とメイド係40名寄越すので毎日パンケーキを焼かせて作らせる。
食堂係でマドック市に残る希望者のから
フライ作り専任として使うとので60名選び出す。
担当メイドさんにフライ作りの経験を聞くと
マメリカ村で揚げていた経験者だったので新しい大鍋20個に
油を入れて肉、魚のフライを作り続ける依頼をした。
出来上がったフライは紙袋に入れ
光草ポット通い箱を利用し、整理してから・・
アイテム袋に保管する指示を出し、中アイテム袋を1個預ける。
菜種油・コーン油・大豆油を混合した20リル樽20個と
光草の種粉末1リル・紙袋9千枚・アイテム袋越しに送り込み次の作業場に。
テント作り作業場に行って大型テント6張り受け取り、
会計係のコーナーへ=>トンボ帰り。
経理係リーダーに現金状況を尋ねた?
パンの支払いが1日小銀貨400枚を超えて
食堂の売り上げが減りだしてはいるが・・・
預かり金が大きいのと、商品販売も伸びているので充足している。
分別する小硬貨をアイテム袋から選び中桶5個に入れて
メイド係さん15名に硬貨袋作りと袋詰めを頼み
女性3人が待っているホルスト君の作業場へ。
セシルさん達達は待っていたので直ちに5人手を重ねて現状確認を交わす。
セシルさん達の服を注文した店はどこも大感激^^
制服も分散して注文を出し20日から30日掛かるが
出来上がった物から役務所の商会室に届ける事になっている。
金貨1400枚残ったがセシリアさんとエメリーさんに
各200枚予備経費として預け、金貨1000枚・小金貨1袋・
銀貨8袋アイテム袋越しに受け取り、
残りの硬貨も2人で分けて持つようにお願いした。
お昼はパンケーキ配合実験することにして、、、、
土のテーブル宴会場に一目散、移動~!
クィ。
土のテーブルに大加熱石販10台並べて、
セシルさんとエメリーさんとイシュタルで
色々なパンケーキ種を作っている間に・・・
アベル君は料理長を呼びに、僕はエマ様を呼びに行く。
回復藥作業部屋に入るとエマ様はいきなり
「サスケ、渡すのじゃぁ」
回復藥ランクf藥40万個・E藥30万個・D藥30万個・B藥30万個・
金貨1万枚をアイテム袋越しに送り込まれたので
「エマ様、どうして金貨を下さったのですか?」
「ダリルがくれたのじゃが儂に必要ないのじゃ、館から離れぬのじゃ」
有難く頭を下げて受け取り、パンケーキ実験に誘った途端。
「行くのじゃ」
消えたぁ~
「グレーテ、エマ様担当のメイドさんも参加させろ!」
実験会場には大型加熱板20枚が加わりパンケーキ宴会場状態。
グレーテに樹の食器を配らせ、創られた10種類の配合実験確認を開始する。
アベル君の運んで来たエールを飲みながら、目の前で焼けるパンケーキは
そのままお腹に消えていく。
時間が過ぎると好まれるパンケーキが3種類になり、
レシピ決定、1号・2号・3号と宣言すると、
女性陣から大ブーイングを受けた。 ばかっ!!
改めて、ふわふわパンケーキ・しっとりパンケーキ・ホンワリパンケーキと命名
どう違うのか僕には不明?アベル君はニコニコしながらまだ食べていた。
セシリアさんとエメリーさんは緊急パンケーキ種作り作業をして、
料理長のアイテム袋に各パンケーキ種半ナラ送り込み、
さらに新パン種2ナラ送り込んだ。
「今夜から儂の席に毎日パンケーキを置くのじゃ」
料理長に言い残しエマ様消えた。
「サスケ様、ソースを弟子たちの練習に作らせていますので、
明日にでも調理室にお寄りください」
メイドさんが集めてくれた、
加熱版・樹の食器をアイテム袋に仕舞い、、、
移動室からマメリカ村へ移動。。。。
エリサさんと応接室でエールを頂きながら、
先日のお礼と王都やマドック市で冒険者の募集が思うように
集まらなかったので、冒険者の動向を尋ねる?
「マドック家が集める5日ほど前から、
ゼピロス山脈近くのパトリオット伯爵が冒険者を集めている。
北台地のブルーノ公爵も冒険者を大量に集めている・・
危険な魔物が出た噂も無いのだが、100日金貨3枚の好条件でですよ」
「集まっているのですか?」
「条件が良いから、5千や6千人は集まっているでしょう」
「傭兵業務ですか?」
「まぁ、募集条件は戦闘経験だけだからそうでしょう」
「どこかの領地で魔物活動が、活発化している報告は有りませんか?」
「北ではマドック領以外は聞いていませんが
南公爵の海岸領地には、随分前から水性魔物が出ているようです」
「そうですか、食堂屋台が出来たので置き場所を決めて頂きたと思いまして」
「下のホールが一番良いと思います。
ところで今度王都に行ったら、ギルドに顔を出して総ギルドマスターの
スミノフを訪ねて貰えませんか?」
「分かりました、直ぐには伺えませんが近日中に必ず・・・」
3人でホールに行き、
壁側に屋台2台出す位置の確認と印を付け終わる
「特訓中です.2~3日後から開店しますので、お願いします」
「楽しみしています!^^食堂の評判も良い様だし楽しみですね」
エリサさんに見送られて、商業ギルドに行くことにした。
商業ギルドではドロレスさんが迎えてくれ早速応接室に案内され
「皆様のおかげで、
ベイトン商店第2席支配人に昇進致しました。有難う御座います」
満面の笑みを浮かべ挨拶されたので移動するのか聞いたところ、
公爵領地内支店を飛び越えマドック支店が第一支店となり
別に支店管理者が部下として派遣される事と決まった。
マドック市商業ギルドマスターとアトキン商会専任責任者になった。
「ドロレスさんの知る範囲で、小麦の余っている領地は有りますか?」
「王都の周辺で小量ある程度で、去年不足気味だったので、
今年は早くから小麦の必要な領主が買いましたから、
小麦をたくさん確保しているのは、マドック領周辺だけでしょぉう」
「南西のパトリオ伯爵領地付近は無理なのですか?」
「確かに南ですが、大山脈に遮られ種まき時期に雨が多いので足りません」
「では、買い入れているのですか?」
「時期をずらして麦や大麦を育てていますので、
特別買い入れていないでしょうが売る程作れません」
「大きな産業を持っているのですか?」
「農業ですね。あの辺は栗の栽培以外見るべき物は有りません」
「人口は伯爵家ですとどのくらいですか?」
「18万人ぐらいですね」
「伯爵家は40万人~60万人と聞いていたのですが・・・」
「サスケ様、大伯爵家ですとそれ以上の家も有りますが、
小伯爵家で経営の出来ない領地では18万人でも飢えさせているのが現状です」
「領民を飢えさせる領主は多いのですか?」
「総て領主の責任では有りませんが、領民を顧みない領主は多いのです。
サスケ様もご存知のパルチェ伯爵領は大伯爵家の領地に匹敵しますが、
折角の1級国道に面した領地は湖沼地帯などで使えません。
それでも丘陵地帯にブドウと小麦を育て、湿地近くに青草を育て畜育しています。
古くから葡萄酒を領地外に売るため、商人を呼び込む事を忘れません。
今回も干しブドウ欲しさに集まった商人に便宜を図りました。
領民の為経営を工夫する領主は少ないのです」
「ブルーノ公爵とパトリオ伯爵が、冒険者を大量に集めていることをご存知ですか?」
「知りませんでした、まさか貴族・・・??」
「パトリオ伯爵は冒険者を大量に集められるほど裕福なのですか?」
「両家とも縁戚関係ですが、領地経営はジリ貧で
冒険者を必要以上に雇える余裕は無いはずですが??」
「アトキン商店の出先が有りましたら、ぜひ冒険者の行き先と
人数を知りたいのですが・・・」
「パトリオ伯爵地には有りませんがブルーノ市にございます。
分かった範囲でお知らせしますっ」
「コンロイさんとはお話ししましたか?」
「先ほど話すことが出来まして、ギルド同士の手配にして頂きました」
「デイノル伯爵領地の農民や周りの王騎士家は麦が売れず困っていると
コンロイさんが言っていたので、支払い条件は買い上げ額半分を
回復藥ですることにして依頼しました。
なんでも農民は物々交換を望んでいるとか、回復藥をランクC藥から
マドック市価格で金貨20万枚分預けました」
ドロレスさんは黙って頭を下げ、外に出た時も深々頭を下げ見送ってくれた。
少し遅くなった、、、さぁ急いでホルスト君の作業場に行かなくては。
作業場に着くと、樹の加工整理を見回っているホルスト君を見つけ、
至急ヘストンさんに、黒い樹の素材で槍柄100本、矢柄500本作り
届ける様に工具一式渡し依頼する。
ホルスト君から、
先ほど工芸ギルドのマスターが3人来て黒い樹の素材を
1本分持って行った報告を受けて、さらに太さ3セチの黒い樹の枝を
100本送り込みアイテム袋に送り込み、作り続ける様に頼んだ。
食堂係メイドさんの所に行き加熱石板大10個渡してから、
行商係とメイド係40名寄越すので毎日パンケーキを焼かせて作らせる。
食堂係でマドック市に残る希望者のから
フライ作り専任として使うとので60名選び出す。
担当メイドさんにフライ作りの経験を聞くと
マメリカ村で揚げていた経験者だったので新しい大鍋20個に
油を入れて肉、魚のフライを作り続ける依頼をした。
出来上がったフライは紙袋に入れ
光草ポット通い箱を利用し、整理してから・・
アイテム袋に保管する指示を出し、中アイテム袋を1個預ける。
菜種油・コーン油・大豆油を混合した20リル樽20個と
光草の種粉末1リル・紙袋9千枚・アイテム袋越しに送り込み次の作業場に。
テント作り作業場に行って大型テント6張り受け取り、
会計係のコーナーへ=>トンボ帰り。
経理係リーダーに現金状況を尋ねた?
パンの支払いが1日小銀貨400枚を超えて
食堂の売り上げが減りだしてはいるが・・・
預かり金が大きいのと、商品販売も伸びているので充足している。
分別する小硬貨をアイテム袋から選び中桶5個に入れて
メイド係さん15名に硬貨袋作りと袋詰めを頼み
女性3人が待っているホルスト君の作業場へ。
セシルさん達達は待っていたので直ちに5人手を重ねて現状確認を交わす。
セシルさん達の服を注文した店はどこも大感激^^
制服も分散して注文を出し20日から30日掛かるが
出来上がった物から役務所の商会室に届ける事になっている。
金貨1400枚残ったがセシリアさんとエメリーさんに
各200枚予備経費として預け、金貨1000枚・小金貨1袋・
銀貨8袋アイテム袋越しに受け取り、
残りの硬貨も2人で分けて持つようにお願いした。
お昼はパンケーキ配合実験することにして、、、、
土のテーブル宴会場に一目散、移動~!
クィ。
土のテーブルに大加熱石販10台並べて、
セシルさんとエメリーさんとイシュタルで
色々なパンケーキ種を作っている間に・・・
アベル君は料理長を呼びに、僕はエマ様を呼びに行く。
回復藥作業部屋に入るとエマ様はいきなり
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回復藥ランクf藥40万個・E藥30万個・D藥30万個・B藥30万個・
金貨1万枚をアイテム袋越しに送り込まれたので
「エマ様、どうして金貨を下さったのですか?」
「ダリルがくれたのじゃが儂に必要ないのじゃ、館から離れぬのじゃ」
有難く頭を下げて受け取り、パンケーキ実験に誘った途端。
「行くのじゃ」
消えたぁ~
「グレーテ、エマ様担当のメイドさんも参加させろ!」
実験会場には大型加熱板20枚が加わりパンケーキ宴会場状態。
グレーテに樹の食器を配らせ、創られた10種類の配合実験確認を開始する。
アベル君の運んで来たエールを飲みながら、目の前で焼けるパンケーキは
そのままお腹に消えていく。
時間が過ぎると好まれるパンケーキが3種類になり、
レシピ決定、1号・2号・3号と宣言すると、
女性陣から大ブーイングを受けた。 ばかっ!!
改めて、ふわふわパンケーキ・しっとりパンケーキ・ホンワリパンケーキと命名
どう違うのか僕には不明?アベル君はニコニコしながらまだ食べていた。
セシリアさんとエメリーさんは緊急パンケーキ種作り作業をして、
料理長のアイテム袋に各パンケーキ種半ナラ送り込み、
さらに新パン種2ナラ送り込んだ。
「今夜から儂の席に毎日パンケーキを置くのじゃ」
料理長に言い残しエマ様消えた。
「サスケ様、ソースを弟子たちの練習に作らせていますので、
明日にでも調理室にお寄りください」
メイドさんが集めてくれた、
加熱版・樹の食器をアイテム袋に仕舞い、、、
移動室からマメリカ村へ移動。。。。
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