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ギルド巡り2-1 (6日目)

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ギルド巡り2-1 (6日目)

{あさよ、おきるのよ}
{おはようもう朝か}
 
{そうなの、グレーテまっているわ}
昨日の訓練後 身体は少しもおかしくなっていない。洗面所に飛び込み気持ちだけの洗面。
クリーン。
素早く外出着を着て寝室の光草を持ち、
「グレーテおはよう」
「サスケ様、お早うございます。昨夜頂いた金貨で回復藥を買い、
マメリカ村に向かった5名の者がおります。4名は下働きの者です」
「王都行の者はいるの?」
「いません。サスケ様の朝食後までに戻る様命じました」
「下働きさんの食事を忘れていた。
エドガーさんに当分の面倒をお願いして下さい。
王都小隊に準備資金を渡すことを忘れていたのでこれを渡す様に」

テーブルに金貨30枚・小金貨50枚・銀貨120枚・小銀貨240枚出した。
今使えるアイテム袋が無いので
小隊長の判断で分散して所持させ、仕事が無い時は繁華街を見物がてら、
このお金で宿舎全ての準備と食事を賄う様に命じた。
廊下に出るとエメリーさんがいつもの早足。4人揃うといつもの、
クィ。

食堂前の小部屋に着くと、扉の側にいつもの様にエドガーさんが立っている。
36人下働きを雇った連絡とこの人達の部屋と食事の依頼をして食堂に入いった。
男爵の朝の祈りが終わり、食事が始まる。
「サスケ兄さん、訓練今日もするのでしょう」
「街にいるなら又訓練したいですね」
「サスケ、今日は50%でするか?ワッハハァ」大声で笑い、
男爵、エマ様に叱られた。
あれで50%以下の力、演習場が狭すぎる。今夜は街の外で訓練だな。
「お父様、サスケさんは強いの?弱いのどちらでしょうか?」
「今は弱い。身体の動きと頭の動きが同調して、訓練で自分の動きが理解出来る
レベルになれば強いよ」
「セシリア、サスケさんはまだ身体強化魔法に慣れていない上に魔力や探知を
完全に感知できないから、常に自分の力加減をチェックしながら進めていました。
昨日も少しずつ力を開放しながら、戦って確認していたわ。
エメリーと戦った時は見切ったけれど攻める力加減が解らないから
貴方たちへの攻撃は中途半端になったのよ」
エメリーさんは嬉しそうに聞いていた。

「サスケは賢い子じゃ!練習=訓練の繰り返しじゃ。」
エリスさんから、昨夜役務所に
獣人族が来て金貨48枚分の回復藥を買い占めた話をされたので、
使えないアイテム袋と臨時下働きを雇った話をすると、すぐに裏を読まれた。
夕食後に詳しく説明する事になり、
エマ様の毎晩忙しい日が続くことじゃ・・の一声で朝食が終わった。

談話室に移動バート隊長、王都館から戻った秘書のエリスさんが待っていた。
エリスさんから、、
秘書のエリスさんは本当の名前はエルリスさんだが、
何処にいてもエリスと呼んで欲しい。
顔も体形も似ているので王都では髪型を揃え替え玉になっている。
役務所でも同じ扱いにする様に頼まれた。
秘書のエリスさんの王都館資金報告、
金庫金貨1万8千2百枚、内訳金貨1万1千5百枚・小金貨3万4千5百枚・
銀貨25万枚・小銀貨72万6千枚・銅貨24万枚有り金庫部屋に溢れていた。
30年近く魔核や素材の売り上げを決算月ごとに数えやすくするため
お金を纏めた結果、役務所と同じに小銭の山積み金庫部屋に。

「今日新回復藥が出来ましたら王都館の回復藥の交換と小銭を回収して戻ります」
エリスさんに全部でなく今後の為
小貨各5万枚残す事と、王都商館準備に下働き12名同道をお願いすると
エマ様が移転石の実験じゃ、丁度良い・・と勧めてくれた。

エマ様に外環に植えて有る光る木の苗の育成と畑の溝の利用を告げ了解を取った。

ギルド回りをする許しを男爵から貰った。
そして4人でプールの側に移動。
クィ。

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