94 / 283
ギルド巡り2-1 (6日目)
しおりを挟む
ギルド巡り2-1 (6日目)
{あさよ、おきるのよ}
{おはようもう朝か}
{そうなの、グレーテまっているわ}
昨日の訓練後 身体は少しもおかしくなっていない。洗面所に飛び込み気持ちだけの洗面。
クリーン。
素早く外出着を着て寝室の光草を持ち、
「グレーテおはよう」
「サスケ様、お早うございます。昨夜頂いた金貨で回復藥を買い、
マメリカ村に向かった5名の者がおります。4名は下働きの者です」
「王都行の者はいるの?」
「いません。サスケ様の朝食後までに戻る様命じました」
「下働きさんの食事を忘れていた。
エドガーさんに当分の面倒をお願いして下さい。
王都小隊に準備資金を渡すことを忘れていたのでこれを渡す様に」
テーブルに金貨30枚・小金貨50枚・銀貨120枚・小銀貨240枚出した。
今使えるアイテム袋が無いので
小隊長の判断で分散して所持させ、仕事が無い時は繁華街を見物がてら、
このお金で宿舎全ての準備と食事を賄う様に命じた。
廊下に出るとエメリーさんがいつもの早足。4人揃うといつもの、
クィ。
食堂前の小部屋に着くと、扉の側にいつもの様にエドガーさんが立っている。
36人下働きを雇った連絡とこの人達の部屋と食事の依頼をして食堂に入いった。
男爵の朝の祈りが終わり、食事が始まる。
「サスケ兄さん、訓練今日もするのでしょう」
「街にいるなら又訓練したいですね」
「サスケ、今日は50%でするか?ワッハハァ」大声で笑い、
男爵、エマ様に叱られた。
あれで50%以下の力、演習場が狭すぎる。今夜は街の外で訓練だな。
「お父様、サスケさんは強いの?弱いのどちらでしょうか?」
「今は弱い。身体の動きと頭の動きが同調して、訓練で自分の動きが理解出来る
レベルになれば強いよ」
「セシリア、サスケさんはまだ身体強化魔法に慣れていない上に魔力や探知を
完全に感知できないから、常に自分の力加減をチェックしながら進めていました。
昨日も少しずつ力を開放しながら、戦って確認していたわ。
エメリーと戦った時は見切ったけれど攻める力加減が解らないから
貴方たちへの攻撃は中途半端になったのよ」
エメリーさんは嬉しそうに聞いていた。
「サスケは賢い子じゃ!練習=訓練の繰り返しじゃ。」
エリスさんから、昨夜役務所に
獣人族が来て金貨48枚分の回復藥を買い占めた話をされたので、
使えないアイテム袋と臨時下働きを雇った話をすると、すぐに裏を読まれた。
夕食後に詳しく説明する事になり、
エマ様の毎晩忙しい日が続くことじゃ・・の一声で朝食が終わった。
談話室に移動バート隊長、王都館から戻った秘書のエリスさんが待っていた。
エリスさんから、、
秘書のエリスさんは本当の名前はエルリスさんだが、
何処にいてもエリスと呼んで欲しい。
顔も体形も似ているので王都では髪型を揃え替え玉になっている。
役務所でも同じ扱いにする様に頼まれた。
秘書のエリスさんの王都館資金報告、
金庫金貨1万8千2百枚、内訳金貨1万1千5百枚・小金貨3万4千5百枚・
銀貨25万枚・小銀貨72万6千枚・銅貨24万枚有り金庫部屋に溢れていた。
30年近く魔核や素材の売り上げを決算月ごとに数えやすくするため
お金を纏めた結果、役務所と同じに小銭の山積み金庫部屋に。
「今日新回復藥が出来ましたら王都館の回復藥の交換と小銭を回収して戻ります」
エリスさんに全部でなく今後の為
小貨各5万枚残す事と、王都商館準備に下働き12名同道をお願いすると
エマ様が移転石の実験じゃ、丁度良い・・と勧めてくれた。
エマ様に外環に植えて有る光る木の苗の育成と畑の溝の利用を告げ了解を取った。
ギルド回りをする許しを男爵から貰った。
そして4人でプールの側に移動。
クィ。
{あさよ、おきるのよ}
{おはようもう朝か}
{そうなの、グレーテまっているわ}
昨日の訓練後 身体は少しもおかしくなっていない。洗面所に飛び込み気持ちだけの洗面。
クリーン。
素早く外出着を着て寝室の光草を持ち、
「グレーテおはよう」
「サスケ様、お早うございます。昨夜頂いた金貨で回復藥を買い、
マメリカ村に向かった5名の者がおります。4名は下働きの者です」
「王都行の者はいるの?」
「いません。サスケ様の朝食後までに戻る様命じました」
「下働きさんの食事を忘れていた。
エドガーさんに当分の面倒をお願いして下さい。
王都小隊に準備資金を渡すことを忘れていたのでこれを渡す様に」
テーブルに金貨30枚・小金貨50枚・銀貨120枚・小銀貨240枚出した。
今使えるアイテム袋が無いので
小隊長の判断で分散して所持させ、仕事が無い時は繁華街を見物がてら、
このお金で宿舎全ての準備と食事を賄う様に命じた。
廊下に出るとエメリーさんがいつもの早足。4人揃うといつもの、
クィ。
食堂前の小部屋に着くと、扉の側にいつもの様にエドガーさんが立っている。
36人下働きを雇った連絡とこの人達の部屋と食事の依頼をして食堂に入いった。
男爵の朝の祈りが終わり、食事が始まる。
「サスケ兄さん、訓練今日もするのでしょう」
「街にいるなら又訓練したいですね」
「サスケ、今日は50%でするか?ワッハハァ」大声で笑い、
男爵、エマ様に叱られた。
あれで50%以下の力、演習場が狭すぎる。今夜は街の外で訓練だな。
「お父様、サスケさんは強いの?弱いのどちらでしょうか?」
「今は弱い。身体の動きと頭の動きが同調して、訓練で自分の動きが理解出来る
レベルになれば強いよ」
「セシリア、サスケさんはまだ身体強化魔法に慣れていない上に魔力や探知を
完全に感知できないから、常に自分の力加減をチェックしながら進めていました。
昨日も少しずつ力を開放しながら、戦って確認していたわ。
エメリーと戦った時は見切ったけれど攻める力加減が解らないから
貴方たちへの攻撃は中途半端になったのよ」
エメリーさんは嬉しそうに聞いていた。
「サスケは賢い子じゃ!練習=訓練の繰り返しじゃ。」
エリスさんから、昨夜役務所に
獣人族が来て金貨48枚分の回復藥を買い占めた話をされたので、
使えないアイテム袋と臨時下働きを雇った話をすると、すぐに裏を読まれた。
夕食後に詳しく説明する事になり、
エマ様の毎晩忙しい日が続くことじゃ・・の一声で朝食が終わった。
談話室に移動バート隊長、王都館から戻った秘書のエリスさんが待っていた。
エリスさんから、、
秘書のエリスさんは本当の名前はエルリスさんだが、
何処にいてもエリスと呼んで欲しい。
顔も体形も似ているので王都では髪型を揃え替え玉になっている。
役務所でも同じ扱いにする様に頼まれた。
秘書のエリスさんの王都館資金報告、
金庫金貨1万8千2百枚、内訳金貨1万1千5百枚・小金貨3万4千5百枚・
銀貨25万枚・小銀貨72万6千枚・銅貨24万枚有り金庫部屋に溢れていた。
30年近く魔核や素材の売り上げを決算月ごとに数えやすくするため
お金を纏めた結果、役務所と同じに小銭の山積み金庫部屋に。
「今日新回復藥が出来ましたら王都館の回復藥の交換と小銭を回収して戻ります」
エリスさんに全部でなく今後の為
小貨各5万枚残す事と、王都商館準備に下働き12名同道をお願いすると
エマ様が移転石の実験じゃ、丁度良い・・と勧めてくれた。
エマ様に外環に植えて有る光る木の苗の育成と畑の溝の利用を告げ了解を取った。
ギルド回りをする許しを男爵から貰った。
そして4人でプールの側に移動。
クィ。
0
お気に入りに追加
88
あなたにおすすめの小説
【完結】亡き冷遇妃がのこしたもの〜王の後悔〜
なか
恋愛
「セレリナ妃が、自死されました」
静寂をかき消す、衛兵の報告。
瞬間、周囲の視線がたった一人に注がれる。
コリウス王国の国王––レオン・コリウス。
彼は正妃セレリナの死を告げる報告に、ただ一言呟く。
「構わん」……と。
周囲から突き刺さるような睨みを受けても、彼は気にしない。
これは……彼が望んだ結末であるからだ。
しかし彼は知らない。
この日を境にセレリナが残したものを知り、後悔に苛まれていくことを。
王妃セレリナ。
彼女に消えて欲しかったのは……
いったい誰か?
◇◇◇
序盤はシリアスです。
楽しんでいただけるとうれしいです。
父が死んだのでようやく邪魔な女とその息子を処分できる
兎屋亀吉
恋愛
伯爵家の当主だった父が亡くなりました。これでようやく、父の愛妾として我が物顔で屋敷内をうろつくばい菌のような女とその息子を処分することができます。父が死ねば息子が当主になれるとでも思ったのかもしれませんが、父がいなくなった今となっては思う通りになることなど何一つありませんよ。今まで父の威を借りてさんざんいびってくれた仕返しといきましょうか。根に持つタイプの陰険女主人公。
愚かな父にサヨナラと《完結》
アーエル
ファンタジー
「フラン。お前の方が年上なのだから、妹のために我慢しなさい」
父の言葉は最後の一線を越えてしまった。
その言葉が、続く悲劇を招く結果となったけど・・・
悲劇の本当の始まりはもっと昔から。
言えることはただひとつ
私の幸せに貴方はいりません
✈他社にも同時公開
婚約者に消えろと言われたので湖に飛び込んだら、気づけば三年が経っていました。
束原ミヤコ
恋愛
公爵令嬢シャロンは、王太子オリバーの婚約者に選ばれてから、厳しい王妃教育に耐えていた。
だが、十六歳になり貴族学園に入学すると、オリバーはすでに子爵令嬢エミリアと浮気をしていた。
そしてある冬のこと。オリバーに「私の為に消えろ」というような意味のことを告げられる。
全てを諦めたシャロンは、精霊の湖と呼ばれている学園の裏庭にある湖に飛び込んだ。
気づくと、見知らぬ場所に寝かされていた。
そこにはかつて、病弱で体の小さかった辺境伯家の息子アダムがいた。
すっかり立派になったアダムは「あれから三年、君は目覚めなかった」と言った――。
王が気づいたのはあれから十年後
基本二度寝
恋愛
王太子は妃の肩を抱き、反対の手には息子の手を握る。
妃はまだ小さい娘を抱えて、夫に寄り添っていた。
仲睦まじいその王族家族の姿は、国民にも評判がよかった。
側室を取ることもなく、子に恵まれた王家。
王太子は妃を優しく見つめ、妃も王太子を愛しく見つめ返す。
王太子は今日、父から王の座を譲り受けた。
新たな国王の誕生だった。
(完結)私は家政婦だったのですか?(全5話)
青空一夏
恋愛
夫の母親を5年介護していた私に子供はいない。お義母様が亡くなってすぐに夫に告げられた言葉は「わたしには6歳になる子供がいるんだよ。だから離婚してくれ」だった。
ありがちなテーマをさくっと書きたくて、短いお話しにしてみました。
さくっと因果応報物語です。ショートショートの全5話。1話ごとの字数には偏りがあります。3話目が多分1番長いかも。
青空異世界のゆるふわ設定ご都合主義です。現代的表現や現代的感覚、現代的機器など出てくる場合あります。貴族がいるヨーロッパ風の社会ですが、作者独自の世界です。
【完結】20年後の真実
ゴールデンフィッシュメダル
恋愛
公爵令息のマリウスがが婚約者タチアナに婚約破棄を言い渡した。
マリウスは子爵令嬢のゾフィーとの恋に溺れ、婚約者を蔑ろにしていた。
それから20年。
マリウスはゾフィーと結婚し、タチアナは伯爵夫人となっていた。
そして、娘の恋愛を機にマリウスは婚約破棄騒動の真実を知る。
おじさんが昔を思い出しながらもだもだするだけのお話です。
全4話書き上げ済み。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる