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レベルと 樹の館大騒ぎ  5

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「さて、サスケのレベルも視て良いかな」
「おかしいな?良く視えん?セシル・エリスも視てほしい」

発行国名  本神殿。
名前   サスケ・オガワ
年齢    15  才
称号  狩師 樹の館グループ f
レベル  48

ここまでしか視えない、まだライフカードの制御していない。
皆さん不思議そうにしていると、
執事のエドガーさんがバート隊長を部屋に案内してきた。

男爵の前にバート隊長が進み、一礼して。
「御報告遅くなりました。丘の森不明者は見つかりません。
魔物の集団を見つけました。魔物C,Dグループも探知兵によると
多くいるようです。

エマ様が移動魔法石の交換と移動部屋の拡大をされました。
100人隊と魔法兵士10人で、1セテド(500mX500m)の砦を
築いています。
明日以降、大きな襲撃が無ければ、半ヤル(2.5KmX2.5Km)防衛陣地を
作ります。
街に残っている魔法兵士5名を丘の森に連れて行く、許可をお願いいたします」

「お母様は、まだ残っているのかね?」

「移動小屋を大きくし、結界を張直し、新たに1セテドの結界を張って頂いた後、
マメリカ村と西門移動石小屋の移動魔法石を変えると、私より先に
お戻りになりました」

「そうか、ご苦労様だった。作戦室で兵員の再配置を決めよう。
セシル・エリス一緒に来てくれ」

「バート食事はまだでしょう、エドガー食事の用意と、バート帰りに
デ・ダチョウを半頭持って帰ってくれ。
従者にヘストンと、輸送ギルドの作業場に半頭届ける様に!セシリア達は
先に休みなさい」
セシルさんはそう言って、僕たちを残し部屋を後に。

「サスケさん、魔法循環始めます?」
「どうやって?」

「念話をする様に両手をそれぞれ軽く重ね輪になって、
身体の中にあるマナ、魔力を私からサスケさんへ~
サスケさんから私に送るイメージをしてください。いきなり全力はだめよ。
サスケの魔力は私より、ずっーと大きいから、小川の流れをイメージして!」

僕たち2人は向かい合い椅子に軽く腰かけ、両サイドにセシリアさんと
アベル君が立った。
片手を重ねる。  「サスケは初めは、自分の身体の中を巡らすの」

「瞑想の時みたいに、気を巡らせれば良いのかな?」
「そうなのぉ。それで大丈夫!両手・両足、を通じて頭もめぐるでしょう」

目を閉じてイメージしてみた。
「何となくぅ~うん 分かる!」

「そして、両手を繋ぐと、サスケさんの右手から 私の左手・身体・頭・
身体・右手、サスケさんの左手ー身体・頭・身体・右手と巡るの」

「エメリーと2人の輪で気を巡らせればOK、イメージ出来た?」

「イメージ出来たら、手先の流れを細くするの」
「身体の中は太く、手先は細く、身体の中は太~く、手先は細~く
身体の中は太くぅ!手先は細くぅ!・・・出来たぁ! やったぁ!」

「それでは繋ぎます」
イメージの様に、ほんわかする感じで何かが、身体の中を流れだした。
手の先の流れは少なく、イメージしている内流れのスピードが速くなり、
グルグル回り始める。

「キャぁ!」
エメリーさんが手を放した、真っ赤な顔をして、、、

「サスケさんまだ強すぎるぅ。流れが速すぎる・どうしよう?」
脇にいた2人が手を添えて、
「私たちが2人の間に入れば、3人に流せるから少しスピードを落とせるはず」

「お姉さま、アベルお願い」
僕とエメリーの間に2人が入り、僕は右手をセシリアさんに
左手をエメリーさんの右手に、エメリーさんの左手はアベル君の右手に。

「サスケさん始めるわ、イメージして」
遠くから聞こえる・・目を閉じイメージすぅ・る・・  巡り出す!

「OK!」

左手にエメリーさんの右手を感じた。
「巡る、巡るぅ・ゆっくり巡る」

グルグルの感じが、だんだん穏やかに。。。

身体全体が、ホッカ、ホカ!優しい流れがスーと流れていく、
身体が浮いていく感じ。

プツン!
「サスケさん、終わったわ」
「僕たち介添人だね!」
「そうよ、エメリー本当におめでとう」

結婚させられた?  うぅん~?

・・・・ 気分。
ジトーッ 睨まれた。

「アベル、明日冒険者ギルドに行って、エメリーとのグループを
解散してきなさい」
「どうして?」

「お父様のお話し、聞いたでしょう?
エメリーが、サスケさんと魔法循環させた以上、どこかのフレンズを使う毎に、
アベルのライフカードから、サスケさんのライフが見られる可能性があるわ。
2人がグループで登録すれば、グループ内の表示で済むの。
危険は避けないと、分ってアベル!マドック家は家族を護るの」

「分った。明日3人で冒険者ギルドに行くよ」

「ダンス上手になった? 入学パーティーのアベルは引っ張りだこよ。
また婚約の申し込みが増えるわ」

話しながらセシリアさんはアベル君を抱きしめた。
「さぁー 部屋で休みましょう。サスケさぁん 案内します」
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