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スキル強奪したよ!
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俺の名前は武田隆、元日本人だ。
何故元が付くのかと言うと、今俺が住んでいるこの場所は地球では無く、ナロウワールドと言う世界だ。
どうやら俺は前世の記憶を持ちながら、この世界に転生したらしい。
前世を思い出したのは、5歳の頃だ。
生前異世界小説に傾倒していた俺は、ダメ元で自分のステータスを見る呪文を唱えてみると、驚愕の事実を知った。
チート中のチートスキル強奪があったのだ。
その頃のスキルは
名前 タケジル
年齢5歳
LV 2
スキル ステータス確認 スキル強奪 スキル授与 肩たたき
俺は歓喜した。
とうとう俺は努力もせずに他人のスキルを盗む、チートの王になれたのだ。
ただしスキル強奪には条件があった。
他人の命を奪う事によりスキルの強奪を図る事が出来るという条件だ。
モンスターや野生動物のスキルを強奪するところから始めようと、思い立った俺は5歳の頃に野生の鹿を狩りに行った。
もちろん返り討ちに合い、脇腹から大流血をして一月程生死の堺を彷徨った。
死の淵から生還した俺は、一念発起して剣の腕を磨き始めた。
7歳にしてようやく剣術スキルを自力で授かり、鹿にリベンジマッチを求めた。
当然7歳の子供が木の棒を振り回した所で、野生の鹿などに叶うわけが無くまた生死の堺を彷徨った。
焦りすぎたらしい、先ずは手近な獲物を狙うとしよう。
ネズミだ。
ネズミを見つけては木の棒で殴り殺す。
10歳にしておれのスキルは飛躍的に伸びた。
その頃のスキルは
名前 タケジル
年齢10歳
LV 4
スキル ステータス確認 スキル強奪 スキル授与 肩たたき 剣術LV1 繁殖LV21up
流石はネズミだ、繁殖力が半端ない。
齢10歳にして繁殖LV21とは正にチートの王様だな。
俺は更に剣術を磨いた。
15歳の頃磨きぬかれた剣術LV3によって、漸く近くの山のボス鹿を倒してスキルを手に入れた。
その頃のスキルは
名前 タケジル
年齢15歳
LV 6
スキル ステータス確認 スキル強奪 スキル授与 肩たたき 剣術LV3 繁殖LV30up
流石は近くの山にてボスの座を守っていた鹿である、子孫の繁栄に全てをかけて来た益荒男の如きスキルだ。
俺は状況を打破する為に旅に出た。
そう……スキルを強奪する為の人殺しの旅だ……。
17歳になり剣術スキルLV4になった頃、俺は殺人童貞を捨てた。
その頃のスキルは
名前 タケジル
年齢17歳
LV 10
スキル ステータス確認 スキル強奪 スキル授与 肩たたき 剣術LV4 繁殖LV32 索敵 (蚊限定)new
索敵スキルを手に入れた。
酔っぱらいと口論の末に斬り殺したが、思わぬスキルが手に入った。
これで野宿の時に顔が変形するほど虫に刺される事は無いだろう。
一人人を殺める事により、俺はタガが外れた様に人を斬り殺した。
19歳になり努力を惜しまなかった甲斐があり、剣術LVが5に上がった頃にはスキルの数は尋常では無い数に増えていた。
その頃のスキルは
名前 タケジル
年齢19歳
LV 12
スキル ステータス確認 スキル強奪 スキル授与 肩たたき 剣術LV5 繁殖LV35 索敵 (蚊限定) 蕎麦アレルギー 似顔絵 裁縫 屁をすかす 土下座 命乞い 寝てる時にビクンってなるやつ 買い物袋を三角に畳む 貰い物の包装紙を取って置く 圧迫面接 すれ違い様の女の足のサイズを当てる 水を前歯の隙間から飛ばす 爪のあま皮取り 早着替え 熱湯風呂
二十歳になった今、俺はバウンティ・ハンターになった。
盗賊専門の賞金稼ぎだ。
今日も仕事の時間だ。
張りこんでいたアジトに3人の人影現れた。
手配書通りの顔付だ。
「テメーなにもんだ?」
盗賊の一人が声を荒らげたので、問答無用で切り捨てる。
『スキル 親孝行を獲得しました』
「俺達を盗賊と知っての事か?」
もう一人の盗賊が斬りかかって来たので、こちらも切り捨てた。
『スキル 美声を獲得しました』
「てめえ、やるじゃないか、バウンティ・ハンターだな? この盗賊頭の俺を狩る事が出来るか……ぐはあああ!」
『スキル 子猫育成を手に入れました』
またスキルを増やしてしまった。
この世界の神は俺に何をさせようと言うのだ……。
なにしろ俺の今のスキルは……
何故元が付くのかと言うと、今俺が住んでいるこの場所は地球では無く、ナロウワールドと言う世界だ。
どうやら俺は前世の記憶を持ちながら、この世界に転生したらしい。
前世を思い出したのは、5歳の頃だ。
生前異世界小説に傾倒していた俺は、ダメ元で自分のステータスを見る呪文を唱えてみると、驚愕の事実を知った。
チート中のチートスキル強奪があったのだ。
その頃のスキルは
名前 タケジル
年齢5歳
LV 2
スキル ステータス確認 スキル強奪 スキル授与 肩たたき
俺は歓喜した。
とうとう俺は努力もせずに他人のスキルを盗む、チートの王になれたのだ。
ただしスキル強奪には条件があった。
他人の命を奪う事によりスキルの強奪を図る事が出来るという条件だ。
モンスターや野生動物のスキルを強奪するところから始めようと、思い立った俺は5歳の頃に野生の鹿を狩りに行った。
もちろん返り討ちに合い、脇腹から大流血をして一月程生死の堺を彷徨った。
死の淵から生還した俺は、一念発起して剣の腕を磨き始めた。
7歳にしてようやく剣術スキルを自力で授かり、鹿にリベンジマッチを求めた。
当然7歳の子供が木の棒を振り回した所で、野生の鹿などに叶うわけが無くまた生死の堺を彷徨った。
焦りすぎたらしい、先ずは手近な獲物を狙うとしよう。
ネズミだ。
ネズミを見つけては木の棒で殴り殺す。
10歳にしておれのスキルは飛躍的に伸びた。
その頃のスキルは
名前 タケジル
年齢10歳
LV 4
スキル ステータス確認 スキル強奪 スキル授与 肩たたき 剣術LV1 繁殖LV21up
流石はネズミだ、繁殖力が半端ない。
齢10歳にして繁殖LV21とは正にチートの王様だな。
俺は更に剣術を磨いた。
15歳の頃磨きぬかれた剣術LV3によって、漸く近くの山のボス鹿を倒してスキルを手に入れた。
その頃のスキルは
名前 タケジル
年齢15歳
LV 6
スキル ステータス確認 スキル強奪 スキル授与 肩たたき 剣術LV3 繁殖LV30up
流石は近くの山にてボスの座を守っていた鹿である、子孫の繁栄に全てをかけて来た益荒男の如きスキルだ。
俺は状況を打破する為に旅に出た。
そう……スキルを強奪する為の人殺しの旅だ……。
17歳になり剣術スキルLV4になった頃、俺は殺人童貞を捨てた。
その頃のスキルは
名前 タケジル
年齢17歳
LV 10
スキル ステータス確認 スキル強奪 スキル授与 肩たたき 剣術LV4 繁殖LV32 索敵 (蚊限定)new
索敵スキルを手に入れた。
酔っぱらいと口論の末に斬り殺したが、思わぬスキルが手に入った。
これで野宿の時に顔が変形するほど虫に刺される事は無いだろう。
一人人を殺める事により、俺はタガが外れた様に人を斬り殺した。
19歳になり努力を惜しまなかった甲斐があり、剣術LVが5に上がった頃にはスキルの数は尋常では無い数に増えていた。
その頃のスキルは
名前 タケジル
年齢19歳
LV 12
スキル ステータス確認 スキル強奪 スキル授与 肩たたき 剣術LV5 繁殖LV35 索敵 (蚊限定) 蕎麦アレルギー 似顔絵 裁縫 屁をすかす 土下座 命乞い 寝てる時にビクンってなるやつ 買い物袋を三角に畳む 貰い物の包装紙を取って置く 圧迫面接 すれ違い様の女の足のサイズを当てる 水を前歯の隙間から飛ばす 爪のあま皮取り 早着替え 熱湯風呂
二十歳になった今、俺はバウンティ・ハンターになった。
盗賊専門の賞金稼ぎだ。
今日も仕事の時間だ。
張りこんでいたアジトに3人の人影現れた。
手配書通りの顔付だ。
「テメーなにもんだ?」
盗賊の一人が声を荒らげたので、問答無用で切り捨てる。
『スキル 親孝行を獲得しました』
「俺達を盗賊と知っての事か?」
もう一人の盗賊が斬りかかって来たので、こちらも切り捨てた。
『スキル 美声を獲得しました』
「てめえ、やるじゃないか、バウンティ・ハンターだな? この盗賊頭の俺を狩る事が出来るか……ぐはあああ!」
『スキル 子猫育成を手に入れました』
またスキルを増やしてしまった。
この世界の神は俺に何をさせようと言うのだ……。
なにしろ俺の今のスキルは……
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