昭和特撮想い出アンソロジー

國永 覚

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ロボット110番

ロボット110番 2.ガンちゃんと仲間たち

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【RSCの面々】
ガンちゃん
形状はドラム缶風。オレンジ色(劇中ではみかん色)の体に腹部は青い「G」のロゴ。
人情に厚く105馬力を発揮し、裕に力業を遣って退ける。その反面せっかちで判断を誤り、器物を損壊したり無関係の人たちを事故に巻き込んでしまうなど、一種のトラブルメーカーになってしまう。しかしながら子供の人気は高く、結果度外視で慕われている。
特殊スペックは、車に変形する「ガンちゃんカー」。背中にプロペラを装着して飛行も可能。一週間のコストとして、単1電池を10個。金額にして7000円。

ケイくん
形状は頭がカバーの付いた吊るし式電球、胴体は水色を基調とした振り子時計。
RSCの稼ぎ頭。頭脳明晰だが何かにつけて、ガンちゃんを難詰。表向き大人受けは良いのだが、子供たちには厳しい家庭教師などと酷評を受けている。

パールちゃん
全身純白の女子風のアンドロイド(髪は金髪)。頭部のヘルメットに左右の翼。
 事務や電話番が主任務。場合によっては依頼主に赴いて手作業を手伝ったり、看護師の補助も行うことがある。明朗で優しい心の持ち主でガンちゃんと同様、子供受けが良い。

ミスターチーフ
RSCの長。頭部は透明のカプセルで、内部は収益を算出するメカが搭載。首から下は黒い円状のものが数段重なっている。
 ガンちゃんたちの稼ぎを厳しくチェック。胸部に装着されたアナログ式のメーターで、金額を表示。赤い数字が出たらそれこそ赤字で、罰として壁から巨大なボクシンググローブ「バッテンパンチ」を発射。ガンちゃんが主に受けるが、二次災害でケイくんやパールちゃんも側杖を喰らうことも。

【中村家の人々】
中村秀夫
中村家の大黒柱。ヒトモノ商事の係長。大らかな性格。しかし妻・きみ子からは「安月給」と冷やかされる。
特技はサッカーで、学生時代は活躍していたらしい。
なおRSCとは月3万円の条件で、中庭を賃貸させている。

中村きみ子
2時の母。いわゆる「カカア天下」の気質。間接的にRSCが来てからは、ガンちゃんの破壊行為でノイローゼ気味になる。

中村アケミ
中村家の長女。ガンちゃんのよき理解者の一人。

中村良夫
中村家の長男(アケミの弟)。ガンちゃんとはとても仲が良い。

【その他の登場人物】
南田巡査
朝日町派出所に勤務するパトロール警官。
よくガンちゃんの失敗行為に巻き込まれる。

ロボット博士
ガンちゃんたちの生みの親。
第25話、最終回に登場。
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