昭和特撮想い出アンソロジー №3 「怪奇大作戦」

國永 覚

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怪奇大作戦

怪奇大作戦 4.ゲスト&スタッフ&むすび

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【ゲスト考察篇】
 当番組においても、豪華ゲストが多数出演された。第14話「オヤスミナサイ」にて、志田竜夫、次郎役(一卵性双生児)で出演されたささきいさお(佐々木功)氏もその一人である。

 ささき氏はロカビリー歌手として昭和35年(1960)にデビュー。俳優としても活躍され同年、大島渚監督の「太陽の墓場」にて、主役・武で活躍し一気にスターダムに伸し上がった。
また言うまでもなく、昭和49年(1974)放送されたアニメ番組「宇宙戦艦ヤマト」の主題歌でメガヒットを飛ばした。
 筆者の我が儘で恐縮であるが、ビデオ版「ウルトラセブン99」のメインテーマ「ウルトラセブンのバラード」が大のお気に入りである。(作詞は佐々木功名義)

【スタッフ考察篇】
 今回、何方について記述したら良いか当惑した。この文面を執筆する約10日前、(2021年10月17日)「怪奇大作戦」にて(第1、3,12、14、26話)監督を務められた飯島敏宏氏が霊山へ旅立たれた。享年89歳。

飯島氏は「千束北男」のペンネームで、あの花形(?)宇宙人・バルタン星人の生みの親である。それ以外にも、円谷作品は勿論のこと特撮作品に多大なる影響並びに、貢献されたことに敬意を服し、謹んで哀悼の意を捧げます。
 飯島様、新たに生を受け、もしお望みであれば、特撮業界で活躍されることを祈っています。

【むすび】
 特撮の父・円谷英一御大の監修のもとで制作された「怪奇大作戦」前項でも記述したが、着ぐるみやミニチュアワーク以外にも、光学合成にも特化していることを、この作品はアピールしていた。ただ技術ばかり特化してては、肝心のドラマが生きてなければ意味はなさない。当時にしては、特撮技術と骨太なドラマの両方面が拮抗、さらに合致して最高な映像作品が仕上がったと、筆者は痛感している。今の御時世では、この様な作品を制作するのは、ほぼ皆無に等しいが、もし新たなる挑戦の機会があれば、一度筆者も立ち会ってみたい。



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