陽のあたる場所3

こたろ

文字の大きさ
上 下
339 / 458
アダムとイブ

アダムとイブ1

しおりを挟む
2007年9月ーーー


「フク!!

結婚式の二次会はもちろんでるだろ?」


「もちろん!」


「おまえは三次会も四次会も…最後まで付き合えよ?

俺は無理だからさ(笑)」


「はぁ?なんでだよ?

朝までとかはちょっとキツいかもな…。」



この頃、俺と同じクルーのラッパー東野の結婚が決まり、

東野の親友イチくんと2人で居酒屋で話し合いをしていた。



イチくんは結婚して子供もいるから、一緒に飲むのは久々だった。


「おまえ本気で言ってんの?

おまえノリだけは良かったのになぁ。」


「ノリだけってどうゆうことだ!?(笑)

俺もいい歳だからさ!

もう落ち着いてきたわけよ。」


「かーっ!!"落ち着く"ねぇ。

らしくねぇな!!

おまえが落ち着いたらおまえの良さなくなるじゃん?(笑)」



「うるせぇ(笑)


つーかさぁ、それにしても俺、

今年は結婚ラッシュでご祝儀貧乏だよ。」



「おまえは友達多いから大変だなぁw


でもな、おまえはアイツの結婚式にそんな包む必要ないぜ!」


「なんでだよ(笑)

アイツとはなんだかんだ仲いいし、ちゃんと包むよ!!」


「だからいいっての!



だっておまえは結婚できないじゃねぇかよ!(笑)」



……え…。





「あのなぁ、人にそんな包んでも、おまえにゃ一切返って来ないんだぜ!?(笑)」
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

車の中で会社の後輩を喘がせている

ヘロディア
恋愛
会社の後輩と”そういう”関係にある主人公。 彼らはどこでも交わっていく…

隣の席の女の子がエッチだったのでおっぱい揉んでみたら発情されました

ねんごろ
恋愛
隣の女の子がエッチすぎて、思わず授業中に胸を揉んでしまったら…… という、とんでもないお話を書きました。 ぜひ読んでください。

部室強制監獄

裕光
BL
 夜8時に毎日更新します!  高校2年生サッカー部所属の祐介。  先輩・後輩・同級生みんなから親しく人望がとても厚い。  ある日の夜。  剣道部の同級生 蓮と夜飯に行った所途中からプチッと記憶が途切れてしまう  気づいたら剣道部の部室に拘束されて身動きは取れなくなっていた  現れたのは蓮ともう1人。  1個上の剣道部蓮の先輩の大野だ。  そして大野は裕介に向かって言った。  大野「お前も肉便器に改造してやる」  大野は蓮に裕介のサッカーの練習着を渡すと中を開けて―…  

少年野球で知り合ってやけに懐いてきた後輩のあえぎ声が頭から離れない

ベータヴィレッジ 現実沈殿村落
BL
少年野球で知り合い、やたら懐いてきた後輩がいた。 ある日、彼にちょっとしたイタズラをした。何気なく出したちょっかいだった。 だがそのときに発せられたあえぎ声が頭から離れなくなり、俺の行為はどんどんエスカレートしていく。

男色医師

虎 正規
BL
ゲイの医者、黒河の毒牙から逃れられるか?

ママと中学生の僕

キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

通り道のお仕置き

おしり丸
青春
お尻真っ赤

ずっと女の子になりたかった 男の娘の私

ムーワ
BL
幼少期からどことなく男の服装をして学校に通っているのに違和感を感じていた主人公のヒデキ。 ヒデキは同級生の女の子が履いているスカートが自分でも履きたくて仕方がなかったが、母親はいつもズボンばかりでスカートは買ってくれなかった。 そんなヒデキの幼少期から大人になるまでの成長を描いたLGBT(ジェンダーレス作品)です。

処理中です...