陽のあたる場所3

余儀なき選択

余儀なき選択31

上野くんがそう思うのも分かる気がする。

私自身も治さんや社長の人柄が好きで続けている節があるから。

今となっては好きな仕事って程ではないのに続いているのは、そうゆう事なのだろうーー。


自分に合った仕事が一番だろうけど、人間関係もまた大切だ。


だからこそ……


「良い事じゃん！？

１つの仕事をずっと続けていくのは素晴らしいことだよ♪

私もなんだかんだこうやって副業として一生続けそうな気がするよ（笑）」


「とくに今こんな状況ですしね（笑）

仕事選んでなんていられないですしね？

俺も下手に転職とかしないで良かったと思ってますよ（笑）」


「その通りだね！

仕事あるだけ有難いっ！！

だからといって、仕事いっぱいあっても志村◯んのように死んでしまったら意味が無いからね……。」


「いやぁ……ホントっスよね……。」


「そういや、志村◯んって奥さんいないんだよね？」


「そうなんスよね。

確かずっと独身だったと思いますよ？」


「独り身のまま死ぬのも寂しいモンだよね……。」


「確かに、そうっスよね！？」


「私さ、もし来月本当に女装子さんとの出会いがあったてしても

どうせ最期まで浩志さんと一緒にいるつもりだから、ちょっと本気で再婚も考えようかな？（笑）」


「良いと思いますよ♪

結局一緒にいるならその方がいいんじゃないですか？」


「だよね？（笑）

こんな状況じゃ、いつ何が起きてもおかしくないないし……


後悔だけはしたくないからさっ！！！」