陽のあたる場所3

こたろ

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悪戯な運命

悪戯な運命26

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寅さんも私も割と似ているというかw お互いせっかちで待つのが大嫌いだから、こうゆうトコは気が合う(笑)

5年前にピューロランドに行った時も、お互い待つのが面倒で、ほとんどファストパスみたいのを買って待たずに乗り物に乗っていた(笑)


それからウルトラマンショーを観た後、ゆっくり見学していると……


「寅さん……w  さっきから見てると、ほとんど子供ばっかりで親子連れだね?(笑)」


「確かに(笑)でも大丈夫!

寅さんも見た目おっさんでも中身は子供みたいなモンですから!(笑)」


「アハハハハっ!

それ間違いないわ!!(笑)」



それから結局ピューロランドには行かず、

今度はサンシャインのゲゲゲの鬼太郎のコーナーに行き、寅さんと夕方まで遊んでいた♪


この日、5年前の緊張が嘘のように私は自然体で純粋に楽しむ事ができたんだーーー。



「寅さん、夜はバツイチ仲間で楽しも~っ!!(笑)」


そして夕方、歌舞伎町のBARに向かったーー。


そのBARは、決して"オカマバー"と謳っているワケではないけれど、

寅さんが仲良しなオカマの"みどりん"が1人で切り盛りしているBARだ(笑)


そしてみんなで集まると……


「やぁ~、今日はみなさん、バツイチ友の会へようこそ(笑)」


と、サブローさんが仕切って飲み会がスタートした(笑)


最初に集まったのは、結局バツイチの寅さん、サブローさん、ヒョウさん、私の4人で……w


後から他にも何人か来ると言っていたけど、とりあえずバツイチ同士で話を楽しんでいた(笑)


「この中で誰か再婚とか考えてる人います?(笑)」

と、私が切り出すと……


「さっちゃんw 俺はね、彼女とは戸籍上結婚できませんから考えていませんっ!(笑)」


「そうでしたねw ヒョウさん失礼しました!(笑)」


そしてサブローさんは……?


「さっちゃん、俺はね相方いるけどね

まだそうゆう話にはなっていないよね(笑)

ま、相方が本気で結婚考えたら、もちろん俺も真剣に考えるけどね♪」


「なるほどぉ♪ じゃあ彼女次第ってことですね♪」


それから次の視線は3人共、自然と寅さんに向かった(笑)



すると……?


「俺は………


俺はさっちゃんと結婚したいっ!」


………えっ?



「……はっ?」



「俺はさっちゃんが好きだっ!」



「……えっ?

ちょ……っ


………えっ………ぇえっ!? 」



「俺は……


ずっとずっと、さっちゃんが好きだったんだっ!!!」
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