陽のあたる場所２

哀憐の情

哀憐の情10

黒田さんの言う"東京の官僚さん"とは、きっと昨年出会ってから篤史を気に入ってくれていた官僚さんのことだろう……。


『本当ですか！？

どうか会わせてもらえませんか！？(＞＜)』


『ただ、全て極秘にしてるみたいで、病院はわからないみたいです！

叔父様のお姉様が、看病してるとは聞きましたが、それ以上はわかりません(T_T)』


『そうなんですね！？

叔父さんのお姉さんとなんとか連絡取れませんかね！？

わがまま言ってすみません(ノ_＜)』


『篤史さんの遺言状があるような話はしてましたが、本当かはわかりません。

お姉さんの事自体わからないので。申し訳ありません(T-T)

僕もどうしたら良いのかわかりません(T-T)』


『お姉さんの話は篤史さんから話を聞いてました！

よく叔父さんの自宅に来ていたようなので。』


『そうなんですね？僕は篤史さんには、本当にお世話になり、

自分を育ての親みたいで、歯がゆい感じですT_T』


『ですよね！？(；ω；)

ちょっと今から北大病院に連絡してみますね！』


『北大ではないと思います。僕が聞きましたから！

多分、小樽のような気がします！』


『そうなんですか！？

思い当たる病院あったら教えていただきたいです(ノ_＜)』


『わかりました。ちょっとお時間頂けますか？
僕は今は、茨城にいるもので（笑）』


『茨城なんですね！？

了解です！(＞＜)本当にいろいろとすみません(＞人＜;)

ありがとうございます(ノ_＜)

ちなみに黒田さんはなぜ小樽だと思ったのですか！？』


『僕の直感ですが、あたりませんから(笑)

ただ、そんな篤史さんが（北大病院のような）わかりやすい場所を選ぶとは思えません(笑)』


『黒田さんの直感を信じてみます！(＞＜)

私も何かわかり次第連絡しますね！m(_ _)m』



『どちらにしても、僕がちょっと調べて幸子さんに連絡します！

篤史さんは、今も幸子さんを愛してるはずです！僕はそれは、確実に言えます！！！』