陽のあたる場所２

激動のスイッチ

激動のスイッチ10

それから、翌々日には篤史と出会ったお寿司屋さんにハイヤーで向かい、例の大将に挨拶して……

更に翌日に、大阪に向かったーーー。



そして大阪のアパホテルに着くと……


「幸子、明日の話無くなったわ……。」


「……はぁっ！？

わざわざ大阪まで来たのにっ！？」


「先方がどうも突然都合悪くなったらしくてよ…。」


「…え、まさか○○との提携の話、流れるワケじゃないよね！？」


「いンや…それは大丈夫みたいさ（笑）

もうほぼ確定な話になってるみたいだからさ、会うのがまた来月に延びるって話なだけさ♪」


「そうなんだ！？それならいいけどさ……

でも……

それなら私達、何のために大阪来たんだか！？（笑）」


「アハハっw 確かにそうだな（笑）

でもよ、叔父さんがさ、せっかくだから幸子と大阪観光楽しんで来いってさ（笑）」


「ホント！？叔父さん優しいね！？♪

じゃあお言葉に甘えて明後日まで一緒に大阪観光楽しんじゃお！？（笑）

篤史にこんなに長く会えるの熱海以来初めてだからね♪」


「熱海か！？懐かしいな！？

そう言われてみたらそうだな！？w

幸子、またガイドよろしく頼むわっ！！（笑）」


「アハハっw お安い御用です♪」


それから私達はベタな道頓堀を中心に観光してw、いよいよ最終日を迎えた……。


そして最終日は時間に余裕を持って早めに関西空港に向かったーー。


関西空港に着いた頃には、関西の名物を食べ過ぎていてお腹いっぱいだったけどw


お互い歩き疲れて……

迷いに迷って結局回転寿司屋に入った……（笑）



すると……


篤史は突然真面目な顔して、私に話しかけてきたのだった…。


「幸子っ…

本当は言いたくねぇけどよ……


幸子には今回、話さなきゃならないことがあるのさっ！！」