陽のあたる場所２

勇者の逆襲

勇者の逆襲26

篤史のお義父さんは、弁護士を3人も立て、自身の死後を任せている…。


一体どんな目論見があるのか、私には想像つかないけど、

今真っ当に生きている篤史の方が社長より有利なのは間違いないだろう。

会長も社長と一緒に悪い事はいっぱいしてきているからこそ、生きている内には実行出来ない事がいっぱいあった筈だ。

今こそ、"死人に口無し"が逆の意味で篤史の武器となるだろう（笑）


『幸子さん、１つ聞いてもいいですか？』


『はい、なんでしょう？∑(ﾟДﾟ)』



『専務と出会ったのは、何かの会合で出会ったのですか？』


……げっww


まさかこのタイミングでそこを掘り返されるとは…（笑）



『それは秘密です（笑）(￣∇￣)

専務と2人のシークレットな思い出なので（笑）(^_-)

そこだけは２人だけの思い出にさせてください（笑）』


『飲み屋とかですか？(笑)

専務も天から幸子さんが降りてきて、一目惚れしたんだと話してましたから(笑)』



『そんなこと言っていたんですね！？（笑）

嬉しい限りです（笑）

飲み屋と言えば飲み屋で出会いましたね（笑）

まぁその辺は追い追い専務から聞いてください（笑）』


出会ってすぐに寿司屋で飲んでたから嘘ではないかな？（笑）


『幸子さんから、聞きたかったです(涙)(TT)』

硬派な専務が、どこで永遠の幸子さんと出会ったのか、不思議に思いまして（笑）』


尊敬する硬派な専務とまさか"デリヘルの仕事で出会った"だなんて、部下の夢を壊してしまいそうでw

真実は口が裂けても言えないわ（笑）


『私自身、専務がここまで硬派な人だと思いませんでした（笑）

初めて出会った日、お互い飲んでましたし、専務が惚れただの言っても一時的なもので

硬派ぶってるだけで、他の女性にも同じこと言うんじゃないか最初は疑ってました（笑）

でも加藤さんが私にメールを送ってくれたおかげで本当に信頼することができました(*^^*)』


『よく加藤先輩は、専務が、幸子さんが好きだから、懸命にやってるんだ。と話してました。(^^)

生涯の女だから！と話してましたよ。(笑)僕にも！

幸子さん、専務を愛してますか？今もこれからも！』