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勇者の逆襲
勇者の逆襲22
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そう言えば、この小説『陽のあたる場所』を書き始めたのは
将吾くんに出会い、馬場さんに『SHORTBUS』のDVDを借りて観たのがキッカケだった…。
『SHORTBUS』とはまさにニューヨーク版のハプニングバーのお話だ。
性に悩める人が集まるセックスサロン…。
そしてSHORTBUSに来たみんなはお互い気持ちを分かち合いながら癒しあっていく…。
一般的には理解のされない世界かもしれないけど、私にとってもハプニングバーはSHORTBUSのような癒しの場であったのだ…。
「ね、さっちゃん!?
私さ、さっちゃんに抱かれてみたいっ!!」
りそなちゃんから報告を受けた夜、私はりそなちゃんを初めて抱き、レズプレイをした…。
それはとても優しくゆっくりとした時間で……
「ヒュ~っ!良いねぇっ!
やっぱ女の子同士のプレイはキレイで良いねぇっ♪」
多数の観客の前で、私達はカラダを重ね合いながら、お互いを癒し合っていたのかもしれない……。
世の中には様々な世界観があり、今で言うLGBTも多種多様なワケで……
何事も大切なのは"柔軟性"なのだーーー。
「ところで桜庭さん、北海道の彼とはどうなってるんですか…?」
そう言えば、篤史と出会ってから篤史と私の関係を応援してくれる人は少なくて…
ワケあり過ぎる篤史を警戒し、反対されることが多かった…。
だけど、国仲さんに限っては最初から私達のことを応援してくれて…
そんな"柔軟な性格"だからこそ本音を打ち明けられるワケで……
「残念ながら……
彼は未だに、行方不明なんです(笑)」
将吾くんに出会い、馬場さんに『SHORTBUS』のDVDを借りて観たのがキッカケだった…。
『SHORTBUS』とはまさにニューヨーク版のハプニングバーのお話だ。
性に悩める人が集まるセックスサロン…。
そしてSHORTBUSに来たみんなはお互い気持ちを分かち合いながら癒しあっていく…。
一般的には理解のされない世界かもしれないけど、私にとってもハプニングバーはSHORTBUSのような癒しの場であったのだ…。
「ね、さっちゃん!?
私さ、さっちゃんに抱かれてみたいっ!!」
りそなちゃんから報告を受けた夜、私はりそなちゃんを初めて抱き、レズプレイをした…。
それはとても優しくゆっくりとした時間で……
「ヒュ~っ!良いねぇっ!
やっぱ女の子同士のプレイはキレイで良いねぇっ♪」
多数の観客の前で、私達はカラダを重ね合いながら、お互いを癒し合っていたのかもしれない……。
世の中には様々な世界観があり、今で言うLGBTも多種多様なワケで……
何事も大切なのは"柔軟性"なのだーーー。
「ところで桜庭さん、北海道の彼とはどうなってるんですか…?」
そう言えば、篤史と出会ってから篤史と私の関係を応援してくれる人は少なくて…
ワケあり過ぎる篤史を警戒し、反対されることが多かった…。
だけど、国仲さんに限っては最初から私達のことを応援してくれて…
そんな"柔軟な性格"だからこそ本音を打ち明けられるワケで……
「残念ながら……
彼は未だに、行方不明なんです(笑)」
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