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心のシェルター
心のシェルター25
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『黒田さんもお辛い立場だと思います(>_<)
こっちにはいつ頃戻ってくるのでしょうか?できたら黒田さんにもお話聞きたいです!
そして専務もかなり精神的にも参っていると思うので私はやっぱりできる限り支えたいです!』
朝からメールをすると、黒田さんからすぐに返ってきた。
『自分は、まだいつ帰れるかわかりませんが、予定では、来月の5日頃には、帰れる予定です』
『了解です!ちなみに黒田さんが辛い時に彼女が逃げてしまったのだとしたら
そこまでの彼女で、黒田さんにはもっといい彼女ができると思います!』
『アハハ(笑)そうですかね(笑)
専務が羨ましいです!専務は幸子さんのような人にそこまで愛されて!
僕も幸子さんのような彼女が欲しいです!』
『アハハ(笑)嬉しい事言ってくれますね(笑)
でもきっと黒田さんには黒田さんにあった彼女が現れますよ♪』
それから、黒田さんはわざわざ仕事の休憩中にもまたメールをくれた。
『お疲れ様です!帯広の現場はたいへんみたいです!
気温が低くて、外装が全然仕上がらないようです!
専務はいつ戻るかわからずです!スマホ自体忘れているので(笑)』
『そうなんですね!?(>_<)じゃあまだまだかかりそうですね!
専務は今行方知れずなんですね!?』
『そうみたいです!朝の話ですから!
幸子さんも、専務を一旦見放した方がいいと、僕は思います。
偉そうな僕とは思いますがm(_ _)m』
『わかりました(>_<)
その言葉、肝に命じておきます(>_<)
黒田さんの方が専務とは長い付き合いだと思うので!』
『僕が専務の立場ならば、自殺してますよ!きっと』
『私もそう思います(ノ_<)
だからこそ支えたいと思ったのですがね( ; ; )』
『ただ、幸子さんの人生もあるので、あとは、僕は言えませんが。
専務は幸子さんを愛してるからこそ迷惑をかけたくないと思ってるのだと思います!』
それから夜になると、また黒田さんからメールが来た。
『幸子さんまだ起きてますか?』
『まだ起きてますよ(^^)』
『帯広の現場から、連絡ありまして、話してました。』
『どういったお話でしょう!?∑(゚Д゚)』
『今日、先ほど、会長の名代みたい人がきたみたいで
会長が亡くなりました 』
……え。
嘘でしょ……?
2017年10月20日ーーー
恩師の通夜の翌日……
篤史は人生最悪の日を迎えたのだったーーー。
こっちにはいつ頃戻ってくるのでしょうか?できたら黒田さんにもお話聞きたいです!
そして専務もかなり精神的にも参っていると思うので私はやっぱりできる限り支えたいです!』
朝からメールをすると、黒田さんからすぐに返ってきた。
『自分は、まだいつ帰れるかわかりませんが、予定では、来月の5日頃には、帰れる予定です』
『了解です!ちなみに黒田さんが辛い時に彼女が逃げてしまったのだとしたら
そこまでの彼女で、黒田さんにはもっといい彼女ができると思います!』
『アハハ(笑)そうですかね(笑)
専務が羨ましいです!専務は幸子さんのような人にそこまで愛されて!
僕も幸子さんのような彼女が欲しいです!』
『アハハ(笑)嬉しい事言ってくれますね(笑)
でもきっと黒田さんには黒田さんにあった彼女が現れますよ♪』
それから、黒田さんはわざわざ仕事の休憩中にもまたメールをくれた。
『お疲れ様です!帯広の現場はたいへんみたいです!
気温が低くて、外装が全然仕上がらないようです!
専務はいつ戻るかわからずです!スマホ自体忘れているので(笑)』
『そうなんですね!?(>_<)じゃあまだまだかかりそうですね!
専務は今行方知れずなんですね!?』
『そうみたいです!朝の話ですから!
幸子さんも、専務を一旦見放した方がいいと、僕は思います。
偉そうな僕とは思いますがm(_ _)m』
『わかりました(>_<)
その言葉、肝に命じておきます(>_<)
黒田さんの方が専務とは長い付き合いだと思うので!』
『僕が専務の立場ならば、自殺してますよ!きっと』
『私もそう思います(ノ_<)
だからこそ支えたいと思ったのですがね( ; ; )』
『ただ、幸子さんの人生もあるので、あとは、僕は言えませんが。
専務は幸子さんを愛してるからこそ迷惑をかけたくないと思ってるのだと思います!』
それから夜になると、また黒田さんからメールが来た。
『幸子さんまだ起きてますか?』
『まだ起きてますよ(^^)』
『帯広の現場から、連絡ありまして、話してました。』
『どういったお話でしょう!?∑(゚Д゚)』
『今日、先ほど、会長の名代みたい人がきたみたいで
会長が亡くなりました 』
……え。
嘘でしょ……?
2017年10月20日ーーー
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