陽のあたる場所２

心のシェルター

心のシェルター22

「アハハハハっw

篤史に会ったらちゃんと伝えておきますっ！！（笑）」


「頼むで！？（笑）」


「はいっ！w

って……その前に本当に篤史と会えるのかが一番ネックなんですけどね（笑）

とりあえず明日帯広から帰ってくる予定なんで、明日の夜まで連絡来なかったら

黒田さんにメールして、篤史になんとか会わせてもらえるよう頼んでみます！」


「その方がええねんて！

多分この調子じゃ篤史はまた『今は会わない方がいい！』とか言うやろからな！（笑）」


「ですねw

だから今は黒田さんが頼みの綱です！！（笑）」


「そやな（笑）

ところで、さっちゃん仕事はどうすんねん！？」


「明日篤史が帯広から帰ってくる予定ですし、

とりあえず篤史が帰ってくるまでは仕事始めず大人しくしてる予定です…。

下手に仕事始めて、結局篤史が東京行くとかなって、すれ違いになるのも嫌なので……。」


「俺はさっさと仕事始めた方が気も紛れてええ気もすんねんけどな？

でもまぁ明日もう篤史が帰ってくんなら、あと１日だけやしそれでもええんかもしれへんけど…

あんまり家に閉じこもってるのもさっちゃんには合わへんし、せっかく札幌来たんやから少し近所でも散歩するだのして気分転換しいや！？」


「ありがとうございます♪

大丈夫ですよ♪ 暇過ぎて昨日から１日１万歩歩くと決めましたから！w

家にいると、お酒ばっか飲んで廃人のようになりそうなのでww

ちゃんとすぐ社会復帰できるよう、ある程度人間らしい生活を送るよう心掛けます（笑）」


「それならええねん♪w

もし今さっちゃんに何かあっても、俺もすぐさっちゃんトコ行かれへんし

ちゃんと健康には気ぃつけて頑張りぃや♪

って、俺に言われたくはないかもしれへんけど（笑）」


「アハハっw 確かに（笑）」


「とにかく、さっちゃんはお酒の飲み過ぎには注意してや！？（笑）

あと、ちゃんと飯も食うねんで！？」


「アハハっ！w 分かりました！

浩志さんは食べ過ぎ注意ですからね！！（笑）」



私は札幌に来てから、改めて浩志さんと出会えて良かったと思ったーーー。



結局離婚してしまったけど、浩志さんと結婚したことに一切後悔はないーー。



浩志さんと出会えたおかげで……

浩志さんとの同棲がきっかけで……


私はあの自殺用のロープを捨てることができたのだから……。


あの頃の私にとって、浩志さんの存在は生きる希望だったのだーーー。