陽のあたる場所２

色恋ストラテジー

色恋ストラテジー3

その後も私は黒田さんからメールが次々ときて……


『お疲れ様です！専務から、LINEとか来てますか？

僕のところには、何も返事こないものですから』


『まだ連絡ないですね(TT)会社の方は大丈夫ですか！？

専務派達が心配ですね(>_<)』


『お疲れのところ申し訳ありません

そうなんですか！今会社はガタガタです！

このままなら、潰れます！

専務がいないと、いろいろな取引先に流れて、仕事キャンセルです！！

社長の奥様は、仕事もらうために、色気出して、仕事受けてるみたいです！

情けないです！』


黒田さんからはそんな報告を受け、私は黒田さんに返信する前に篤史に近況だけLINEで伝えていた…。


篤史は篤史でもどかしい気持ちと怒りを抑えるだけで必死のようだった……。



そして夜になり、黒田さんに返信しようとすると今度は黒田さんから立て続けにメールが送られてきた……


『幸子さん、近いうちお会いできませんか？』


『一緒に飲みながら、お話できませんか？』


『僕もなんか、専務には、申し訳ありませんが、幸子さんが恋しい感じです』


……ん？

黒田さん酔っ払ってるのかな…？w



それから私はきっと疲れて酔っ払っているであろう黒田さんにメールを返した。


『私は全然大丈夫ですよ♪ぜひぜひお話したいです( ^ω^ )

とはいえ、黒田さんは北海道でしょうからお互い時間が合う時で！』


すると……



『お願いします！

幸子さん、僕ともっと仲良くできませんか？』