陽のあたる場所２

魔女の条件

魔女の条件26

2017年5月3日ーーー


黒田さんから突然きたメールに私は居ても立っても居られず直ぐに返信した…。



『ぇえ！？大丈夫ですか！Σ（ﾟдﾟlll）

今専務はどうしてますか！？(>_<)』



『お疲れ様です！今、タクシーでうちに向かってるようです！』


『了解です(＞＜)ご連絡ありがとうございます！！』



『とんでもないです！

専務から、メールで説教されました（笑）』


篤史はどうやら血を吐いた事を私には内緒にしたかったようだ…w


だけど私はついつい心配になり篤史にLINEしてしまって………（笑）



『すみません(^^;;

専務に余計な事言ってしまって(´；ω；`)』



『いえいえ(>_<)

今ゲッソリして、専務帰ってきました！すぐに寝かせます！』



『もう帰って来たんですね！？(ﾟωﾟ)

ぜひぜひ寝かしつけてください！！(ノ_＜)』


『専務何か病気なんですかね？』


『先生は特に喉のことしか言ってなかったみたいなので分かりませんが(ノ_＜)

血を吐くだなんて何か病気の可能性もありますよね！？∑(ﾟДﾟ)』



『何か専務他の病気隠してるような気がします！』


『そう言われるとそんな気がしてきましたΣ（ﾟдﾟlll）』


『明日、聞いてみますね！』


『ありがとうございます！(ノ_＜)よろしくお願いしますm(_ _)m』



そしてその夜、黒田さんが寝た後に篤史から電話が掛かってきた……。


「幸子、心配かけて申し訳ねぇ…。」


「私は大丈夫だよ（笑）

でも篤史、喉痛いのに電話して大丈夫なの…？」


「大丈夫さ、幸子と話したいからさ！」


「で、血ぃ吐いた原因は分かったの！？」


「………。」


「どうしたの…？

言いたくないのかな…？

言いたくなかったら無理しなくていいけどさ…」



「今日、病院運ばれて検査受けたのさ……


したらよ、”喉頭癌”って言われたのさ…。」