陽のあたる場所２

魔女の条件

魔女の条件19

「…え！？

あ、そっか、篤史は夫婦だしゴムつけてなかったワケか！？

ってことは………」


「つまりそうゆうことだべ？w

まぁゴムがどうとか以前に全然ヤッてもいなかったけどな（笑）」


「それはそれでそうゆう営みがなくて寂しかったって奥さんの言い分もあるかもしれないけどね？

ってことは浮気の為に買ってたのか、それともデリヘル続ける為に買ってたのか……

はたまたどっちもだったりして……？w」


「かもな…（笑）」


「会っこともない人のことをこうやって悪く言うのも良くない事だけどさ

ここまで話が酷いとフォローのしようもないわ……。」


「だからあの女は端っからおかしいのさっ！

なのに離婚して何年も経って、ヨリを戻したいだの頭おかしいんじゃねぇのか！？w

しかもお袋にまで迷惑かけやがってよ…っ！！」


「お母さんも言ってくれれば、また違ってたかもね…。

篤史も結婚踏み留まってたかもしれないし……

でもずっと黙っていたのも、お母さんの優しさだったんだろうね……。」


「………。

悪りぃな、幸子…。


なんかせっかく東京来たのに最後の最後でこんな話しちまってよ…。」


「ううん、全然！

むしろちゃんと話してくれてありがとう。


元奥さんの話は正直私も腹立つけどさ…

篤史もそうやっていろいろあって一度結婚して失敗してさ、私も一度失敗したワケでさw


お互いいろいろあって、一度失敗したからこそ今のタイミングで出会うことが出来たからさ…


ま、これはこれで良かったのかもしれないね（笑）」