陽のあたる場所２

噂の真相

噂の真相31

それから私達はお寿司屋さんの中に入るとテーブル席に案内された。


「おっ！大将、カウンターの真ん中いるな。」


「あ～！私もなんとなく覚えてる！

ね、カウンターに移動されてもらう？」


「せっかくテーブル席用意してくれてるし別にいいべや！？

大将には帰る前に一応挨拶だけしてくわ！」


それから2人でお寿司とお酒を堪能した。


「篤史、美味しいね♪

去年来た時は緊張し過ぎてあんま味が分からなかったよ（笑）」


「お前、あん時あんま食ってねぇべ？

ビールばっか飲んでたイメージあるしな（笑）」


「だって！好きなの頼んでいいとか言われても何頼めばいいか分かんないしw

ビールは飲むと篤史がすぐ注文してくれちゃうしさ（笑）」


「俺のせいか！？（笑）」


「別にそうゆうワケじゃないけどさ！（笑）」


「ホントは俺にうっとり見惚れちゃって、胸いっぱいで食えなかったんじゃないのか！？（笑）」


「はいはいww

じゃあそうゆうことにしておきますっ！（笑）」


「はいはい…って冷てぇなぁ！（笑）」


「アハハっ！

でもあの時はまさか篤史とこんな風になるなんて想像つかなかったよ！」


「俺だって想像つかなかったさ！（笑）

だけど１年経って…お前と婚約までして…

まさかもっかい２人でこの場所に来るとはな（笑）」



 篤史との出会いはまさに『一期一会』だ♪


出会いは単なるデリへル嬢とお客に過ぎなかったけどw


例えどんな出会い方をしようと、その出会いが未来に繋がることがあるのだーー。



だから人生って面白いワケで……



「こんばんわっ！お久しぶりですね♪」



………え？