陽のあたる場所２

噂の真相

噂の真相19

「でも…篤史とすぐに一緒になれなくても、結局離婚はするからさ…。

元々占いになんて行ってなかったら去年のうちに離婚してたかもしれないしさ。」


「いや、そうかもしんねぇけど…

まさか俺の方がこんなに長引くとは思ってなかったわ……。

とにかく離婚は急がなくていいからな！？

俺の方が片付いてからでいいからっ！」


「うん…でも話し合って３月末って決めたからな…。

一応桜庭さんにもう一度話してみるけどさ…。


どっちにしても私達9月までは結婚できないって事だもんね…。」


「いや、必ずしも9月までかかるってワケではねぇ。

もしかしたらその前に片付くけもしんねぇ。

…けど、今はまだわかんねぇわ…。


ただ弁護士は『時間は多少かかったとしても必ず勝つ』とは言ってくれたから、とりあえず信じて待つわっ！」


「そうだね。こればっかりは焦ってもしょうがないし、弁護士さん信じて待つよ。」


「悪りぃな…。俺のせいで待たせちまって…。」


「ううん。こればっかりはしょうがないよ。

篤史が悪いワケじゃないしさ♪


…ただ、ずいぶんと面倒な女性に当たってしまって運が悪かったね（笑）」


「ホントだわっ！w

とんだ貧乏くじ引いちまったわっ！！（笑）

でよ、弁護士はさ、今日初めて元カミさんを見たからどうだったか聞いてみたのさ！ww

『どうでしたか？w 腹黒そうなツラしていたでしょ？（笑）』ってさ（笑）」


「アハハっw

私は会った事もないからなんとも言えないけどさ（笑）

弁護士さんはなんて言ってたの！？」


「『一応元奥様なので、こう言っちゃうのはなんですが…』って前置きつけてたけどよw

面の皮2、３枚剥がしてもまだ裏がありそうなくらい腹黒い顔してるって言ってたわっ！！（笑）」


 「アハハハハハっw

第三者からみてもそうなんだ！？ww

まぁ見た目は性格を表すっていうもんね（笑）」


「だな（笑）間違いねぇわ！っw


しかもよ…

調停終わった後に、弁護士があの女とエレベーターで一緒になったらしいのさww

したらよ、俺に伝えたいことがあるって言ってきたらしいのさ！！（笑）」


「え！？何なにっ！？（笑）」




「…それがよw



『お幸せに！』だってよ！！！（笑）」