陽のあたる場所2

こたろ

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噂の真相

噂の真相18

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「ホントだよな!?ww

普通もっと稼げるべ!?(笑)」


「絶対6万とかあり得ないよっ!!

…で、結局調停ではどうゆう話になったの?

元奥さん側は何を求めてるの?」


「とりあえず家の件 は600万で話ついたわ。

で、まだ足りねーっつうか、昔の話の口止め料みたいなもんか?w

結局もっと金くれって話さ(笑)」


「ホント呆れるわ…w

で、篤史側の弁護士さんはどうするつもりなの!?」


「とりあえず弁護士同士で最終的な話つけることになったわ。

んで、俺の方の弁護士は

『この件は9月までに決着つけたい。もし9月以降も何か騒ぎ立てるようなことがあればこちらから告訴します!』

ってな内容の話をしたらしいのさ。したら、向こうの弁護士も納得したようさ。」


「そっかぁ…。9月っていうと約半年か…。」



「あぁ、だから幸子…

本当にすまないっ!あと半年待ってくれないか!?」


「もちろんっ♪

話が延びちゃったのは残念だけど、ちゃんと待つから大丈夫、安心して?

私も私で離婚届は書いたけどまだ提出ないし(笑)

一応今月末に出す予定だけどさ♪」



「……”桜庭さん”はちゃんとサインしてくれたのか!?」


「うん♪もう桜庭さんは書いてくれたよ♪w」


篤史は最近になって、『幸子の旦那はもう俺だから、旦那さんと呼ぶのはやめて、今日から桜庭さんと呼ぶっ!』

とか言い出してw それ以降、徹底して桜庭さんと呼ぶようになっていた(笑)


「桜庭さんのご両親もちゃんと理解してくれたのか?」


「うん♪ ちゃんと先月実家の方に挨拶に行って、離婚届にもすぐサインしてくれたよ(笑)

あちらのご両親も『(浩志が)働いてなかったし、しょうがないね』って言っててさ。

だからもう来週には……」


「幸子っ!


待ってくれっ!!

離婚届は急がなくていいっ!!」


「……え、何で…?」


「俺がこんな状況で、桜庭さんに申し訳ねぇ…。


心置き無く『俺が幸子を幸せにしますからっ!』って言えねぇ今の状況で、離婚させちまうのは桜庭さんに申し訳ねぇ…

俺の過去のせいで、お前に迷惑かけちまって…

お前のことちゃんと迎え入れられねぇのが男としてホント情けねぇわっ!! !」
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