393 / 771
恋の渦
恋の渦17
しおりを挟む
「マジで!?
あんなに好きだったのに勿体無いっ!」
「いやいやw
今まで散々コケにされて、今更付き合えるワケないやん!?(笑)」
「まぁ…その気持ちも分かるけどさ…
勿体無いなぁ……。
ま、タイミングが悪かったよね。
もしかしたら……
今一番後悔してるのは翠ちゃんかもしれないね……。」
人生ってやっぱり何事もタイミングが重要だ。
一年前の将吾くんをみて、まさか翠ちゃんへの熱が一年後に冷めてしまうだなんて誰が想像ついただろうか……?
少なくとも自分には想像がつかなかった……。
翠ちゃんの存在を知ったあの日…
将吾くんは翠ちゃんのことを”天使”と表現していた……。
……そうだ!
あの頃、俺は将吾くんのように純粋で一途な恋に憧れていたんだ……。
自分がロクな青春時代を送れなかったから、将吾くんの恋が羨ましいと思っていたんだ……。
だけど、”私”が本当に羨ましいと思っていたのは……
将吾くんに一途に想われる”翠ちゃんの方”だったんだーーー。
だから俺は……?
「真央、思い切って女に戻ってみようと思うっ!!」
将吾くんが翠ちゃんを振った直後、俺は真央に相談しながらこっそり女に戻る計画を立てていたーー。
俺はダイエットや美容やらメイクやら……
女に戻ることをみんなに悟られぬよう、隠れて努力していた……。
そしてついに将吾くんにカムアウトする決心がついた俺はーーー?
「俺、将吾くんに嫌われたくなくて、ずっと黙っていたんだけどさ……
俺、やっぱり"女"に戻って生きて行こうと思うんだっ!!」
あんなに好きだったのに勿体無いっ!」
「いやいやw
今まで散々コケにされて、今更付き合えるワケないやん!?(笑)」
「まぁ…その気持ちも分かるけどさ…
勿体無いなぁ……。
ま、タイミングが悪かったよね。
もしかしたら……
今一番後悔してるのは翠ちゃんかもしれないね……。」
人生ってやっぱり何事もタイミングが重要だ。
一年前の将吾くんをみて、まさか翠ちゃんへの熱が一年後に冷めてしまうだなんて誰が想像ついただろうか……?
少なくとも自分には想像がつかなかった……。
翠ちゃんの存在を知ったあの日…
将吾くんは翠ちゃんのことを”天使”と表現していた……。
……そうだ!
あの頃、俺は将吾くんのように純粋で一途な恋に憧れていたんだ……。
自分がロクな青春時代を送れなかったから、将吾くんの恋が羨ましいと思っていたんだ……。
だけど、”私”が本当に羨ましいと思っていたのは……
将吾くんに一途に想われる”翠ちゃんの方”だったんだーーー。
だから俺は……?
「真央、思い切って女に戻ってみようと思うっ!!」
将吾くんが翠ちゃんを振った直後、俺は真央に相談しながらこっそり女に戻る計画を立てていたーー。
俺はダイエットや美容やらメイクやら……
女に戻ることをみんなに悟られぬよう、隠れて努力していた……。
そしてついに将吾くんにカムアウトする決心がついた俺はーーー?
「俺、将吾くんに嫌われたくなくて、ずっと黙っていたんだけどさ……
俺、やっぱり"女"に戻って生きて行こうと思うんだっ!!」
0
お気に入りに追加
0
あなたにおすすめの小説
美人に告白されたがまたいつもの嫌がらせかと思ったので適当にOKした
亜桜黄身
BL
俺の学校では俺に付き合ってほしいと言う罰ゲームが流行ってる。
カースト底辺の卑屈くんがカースト頂点の強気ド美人敬語攻めと付き合う話。
(悪役モブ♀が出てきます)
(他サイトに2021年〜掲載済)
キンモクセイは夏の記憶とともに
広崎之斗
BL
弟みたいで好きだった年下αに、外堀を埋められてしまい意を決して番になるまでの物語。
小山悠人は大学入学を機に上京し、それから実家には帰っていなかった。
田舎故にΩであることに対する風当たりに我慢できなかったからだ。
そして10年の月日が流れたある日、年下で幼なじみの六條純一が突然悠人の前に現われる。
純一はずっと好きだったと告白し、10年越しの想いを伝える。
しかし純一はαであり、立派に仕事もしていて、なにより見た目だって良い。
「俺になんてもったいない!」
素直になれない年下Ωと、執着系年下αを取り巻く人達との、ハッピーエンドまでの物語。
性描写のある話は【※】をつけていきます。
桜吹雪と泡沫の君
叶けい
BL
4月から新社会人として働き始めた名木透人は、高校時代から付き合っている年上の高校教師、宮城慶一と同棲して5年目。すっかりお互いが空気の様な存在で、恋人同士としてのときめきはなくなっていた。
慣れない会社勤めでてんてこ舞いになっている透人に、会社の先輩・渡辺裕斗が合コン参加を持ちかける。断り切れず合コンに出席した透人。そこで知り合った、桜色の髪の青年・桃瀬朔也と運命的な恋に落ちる。
だが朔也は、心臓に重い病気を抱えていた。
あなたの隣で初めての恋を知る
ななもりあや
BL
5歳のときバス事故で両親を失った四季。足に大怪我を負い車椅子での生活を余儀なくされる。しらさぎが丘養護施設で育ち、高校卒業後、施設を出て一人暮らしをはじめる。
その日暮らしの苦しい生活でも決して明るさを失わない四季。
そんなある日、突然の雷雨に身の危険を感じ、雨宿りするためにあるマンションの駐車場に避難する四季。そこで、運命の出会いをすることに。
一回りも年上の彼に一目惚れされ溺愛される四季。
初めての恋に戸惑いつつも四季は、やがて彼を愛するようになる。
表紙絵は絵師のkaworineさんに描いていただきました。
消えない思い
樹木緑
BL
オメガバース:僕には忘れられない夏がある。彼が好きだった。ただ、ただ、彼が好きだった。
高校3年生 矢野浩二 α
高校3年生 佐々木裕也 α
高校1年生 赤城要 Ω
赤城要は運命の番である両親に憧れ、両親が出会った高校に入学します。
自分も両親の様に運命の番が欲しいと思っています。
そして高校の入学式で出会った矢野浩二に、淡い感情を抱き始めるようになります。
でもあるきっかけを基に、佐々木裕也と出会います。
彼こそが要の探し続けた運命の番だったのです。
そして3人の運命が絡み合って、それぞれが、それぞれの選択をしていくと言うお話です。
幼なじみとセックスごっこを始めて、10年がたった。
スタジオ.T
青春
幼なじみの鞠川春姫(まりかわはるひめ)は、学校内でも屈指の美少女だ。
そんな春姫と俺は、毎週水曜日にセックスごっこをする約束をしている。
ゆるいイチャラブ、そしてエッチなラブストーリー。
後悔と快感の中で
なつき
エッセイ・ノンフィクション
後悔してる私
快感に溺れてしまってる私
なつきの体験談かも知れないです
もしもあの人達がこれを読んだらどうしよう
もっと後悔して
もっと溺れてしまうかも
※感想を聞かせてもらえたらうれしいです
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる