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恋の渦
恋の渦4
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俺はHi-STANDARDのファンと思われる人達にひたすら声をかけていた…。
だけどチケットが余っている人なんて、そうそういるわけもなく……
「ごめんなさい…。余ってないですね…。」
次々と声を掛けても返事はみんな一緒で、段々諦めモードになっていた…。
18時過ぎるとリストバンドの交換の人達も去って行き、残るはリハーサルの音を聞きに来たファンだけになっていた……。
俺は18時を過ぎた時点でもう既に諦めながらもプラカードは首から下げたまま、横浜スタジアム前を徘徊していた…。
すると……
「チケット見つかりましたか!?」
「頑張ってくださいっ!応援してますっ!」
「見つかるといいですね…頑張ってくださいっ!!」
俺がさっきまで声をかけていたファンの人達がリストバンドを交換した後、帰り際に次々と応援の声をかけてくれた…。
そんなハイスタのファン達の優しさにジーンとしていると、リハーサルもいよいよ佳境を迎え…
ハイスタの名曲『Stay Gold』が流れ出すと俺は感無量な気持ちになっていた……。
俺はファンって程ではなかっけど当時兄に何度も聴かせてもらっていたから…
懐かしさと嬉しさが込み上げてきていた……。
そしてリハーサルが終わる頃、俺はハッと我に返り、結局チケットをGETできなかった現実に引き戻された…。
それから俺は結局ネットオークションでチケットを探しまくっていた…。
オークションのチケットは段々と減っていくにしても、相変わらずチケットは3~4万程度で売買されていた……。
そして俺はとあるオークションサイトでチケットを直接手渡しで買う交渉をして
横浜の関内から、今度は交換場所の”柏”まで移動することにした。
すると柏に着いた頃には携帯の充電が切れてしまい、慌てて充電できる場所を探した。
そして充電をしたけど、結局約束の時間に数分遅れてしまい急いで電話をすると……
「すみません。約束の時間に来なかったので、他の方に譲ることになりました。」
だけどチケットが余っている人なんて、そうそういるわけもなく……
「ごめんなさい…。余ってないですね…。」
次々と声を掛けても返事はみんな一緒で、段々諦めモードになっていた…。
18時過ぎるとリストバンドの交換の人達も去って行き、残るはリハーサルの音を聞きに来たファンだけになっていた……。
俺は18時を過ぎた時点でもう既に諦めながらもプラカードは首から下げたまま、横浜スタジアム前を徘徊していた…。
すると……
「チケット見つかりましたか!?」
「頑張ってくださいっ!応援してますっ!」
「見つかるといいですね…頑張ってくださいっ!!」
俺がさっきまで声をかけていたファンの人達がリストバンドを交換した後、帰り際に次々と応援の声をかけてくれた…。
そんなハイスタのファン達の優しさにジーンとしていると、リハーサルもいよいよ佳境を迎え…
ハイスタの名曲『Stay Gold』が流れ出すと俺は感無量な気持ちになっていた……。
俺はファンって程ではなかっけど当時兄に何度も聴かせてもらっていたから…
懐かしさと嬉しさが込み上げてきていた……。
そしてリハーサルが終わる頃、俺はハッと我に返り、結局チケットをGETできなかった現実に引き戻された…。
それから俺は結局ネットオークションでチケットを探しまくっていた…。
オークションのチケットは段々と減っていくにしても、相変わらずチケットは3~4万程度で売買されていた……。
そして俺はとあるオークションサイトでチケットを直接手渡しで買う交渉をして
横浜の関内から、今度は交換場所の”柏”まで移動することにした。
すると柏に着いた頃には携帯の充電が切れてしまい、慌てて充電できる場所を探した。
そして充電をしたけど、結局約束の時間に数分遅れてしまい急いで電話をすると……
「すみません。約束の時間に来なかったので、他の方に譲ることになりました。」
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